【小学校PTA委員の選出】PTA委員として参加するタイミングはいつが良い?

今回の記事は、中部地方にある「とある公立小学校6年生」でのPTA委員決めの様子です。
「こんな感じなんだ~」くらいの気持ちで読んでいただければと思います。

小学校最高学年のPTA委員の選出

夫婦共働き、核家族、ひとり親家庭…など、各家庭内において、仕事に家事育児と忙しい大人が多い時代。誰もができることなら避けていたいPTA活動ですが、4月の懇談会では、この時間は容赦なくやってきます。

息子の通っている小学校では、

  • 子ども一人につき委員を2回(1年任期を2期)
  • 本部役員(会長や副会長、書記等含む)は、4回分のカウント(子どもが二人以上在学しているときに有効)
  • いつ、だれが、どの役を行ったかの記録があり、役を逃れることはできない
  • 子が低学年であっても、高学年であっても特に役割は変わらない(委員長は本部役員が行うことになっているため)

という状況です。PTA役員(委員)はどのように選出されるのか?

しかし、6年生の保護者ともなるとすでに「ノルマを達成した人」も多く、クラスによっては、3回目の委員を引き受けなければならない状況になる場合も。

今回は、まさにその状況となり、少しばかり不穏な空気になってしまったのでした。

PTA委員の定員数に達しない!善意で引き受けてくれる人を募る

クラス内で、委員のノルマを達成していない人に令和6年度の委員をお願いすることになりましたが、それでも数人足りない状態となってしまいました。

「どなたか3回目をしてくださる方…」

との司会者の声掛けもむなしく、時間だけが過ぎていました。

決め方に問題視する声も

この段階で、「毎年人気の委員」(比較的楽であろう役)はすでに決まっていました。

  • 誰かに3回目をしてもらうのに、残り物(大変な役)をやってもらうの?
  • 3回目の人は役を選ぶことができないの?
  • 委任状を提出している人は、選考から外れるの?

私もですが、多くの人は「できることなら余分に役をしたくない」「3回目を引き受けるのであればせめて希望を通してもらいたい」と考えているようなのです。

皆さん、「なるべく早めにPTA活動を終わらせたい」と考えて子どもが高学年になる前にノルマの2回を終えているのです。中にはあえて6年生まで1回しか委員をしなかった(3回目を回避するため)人もいましたが、どちらにしても「できることなら余計なPTA委員活動は避けたい」という気持ちからであることには変わりありません。

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最終的にくじ引きで決める

それでもその後、善意で引き受けてくれる人も出てきたため、残るところは一枠となりました。

その一枠は「くじ引き」という原始的な方法で決めることになりました。もちろん、委任状提出した人の分も、司会者が代理で引くという形で「公平」に決めることになりました。

小学生の保護者はどのくらいの時期にPTA活動を引き受けるのか?

できることならやりたくはないけど…と思っていても、親として避けることのできないPTA活動。いずれやらなくてはならないのなら、「早いうちにやってしまおうか」また、「ほかの人の様子を見てからにしようかな?」など、いろいろ考えると思います。

早めにノルマを達成するタイプ

第2子以降の子を持つ方に多い傾向でした。
上の子の時の経験から、PTA活動の流れをわかっていることからだと思います。

低学年の時は「様子見」で子が3年生くらいの時から活動を始めるタイプ

第1子の親に多いタイプです。
「小学校にも親子ともにまだ慣れていないし…」「どんな活動をしているのかわからないから」という理由で1~2年くらい様子を見る人もいます。

「高学年の子の親は何らかのを行う可能性がある」場合ですと、ゆっくりと様子見することもできないかもしれませんが、息子の学校では特にそういった決まりもありませんので、「どんなことをしているんだろう?経験した人の話を聞いてからにしよう」ということもできます。ですので、このタイプの人も少なくありません。

あえて1回だけ行って6年生まで2回目をしないタイプ

これにはさらに2つのタイプがあり、

  • ノルマ達成以降の「善意の3回目」を回避するタイプ
  • 「あわよくば1回で済ませよう」と思っているタイプ

前者の場合は、委員経験が2回確定(それ以上はない)というメリットがありますし、ある意味無駄がなくて賢い選択だと思います。しかし、6年生になるまでの間にも「PTA委員決めに難航する年」というのもないとは限らないので、その場合の立ち振る舞いをどうするかを考えておく必要がありそうですね。

後者の場合は、1クラスの人数が多い(30人以上くらいかな?)のであれば、もしかしたら委員回数が1回分得になっちゃう可能性も出てきます。
PTA委員決めでは、「6年時点でノルマを達成していない人から半強制的に役を行ってもらう」と決められている(息子の学校の場合)ので、
委員定員数<ノルマ未達成者
の場合は、委員経験1回で済んでしまう人も出てきてしまうのです。(その後、「あの人ずるくない?」みたいな陰口を言われてしまう可能性もありますが…。)

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さいごに

やや難航した、令和6年度の「PTA委員決め」でしたが、善意で引き受けてくださる方もいて無事に終了しました。

私自身は、「嫌なことや面倒なことは先に済ませておこう」というタイプなので、息子が低学年の時にさっさとノルマを達成させてしまいました。
今回の委員決めでも、「簡単な役であれば3回目を引き受けても良いかな?」と思っていたのですが、最終的にはちょっと荷が重い役しか残っておらず、手を挙げることはしませんでした。

誰もが敬遠しがちな活動ではありますが、子どもの学校生活のためにも、自身の保護者同士の付き合いのためにも、最低限決められた分は気持ちよく引き受けたいですね。

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