母子家庭になり、初めの4年ほどは自動車も買えず、自転車か交通機関を使っての移動をしていました。
我が家は緩やかな坂道をひたすら登ったところにあり、緩やかとはいえ長い坂道を自転車で登るというのは相当な体力を必要としました。
そのうえ、当時下の子君が未就学児ということもあって、自転車移動の時は常に後ろの席に乗っていたため、その分の負荷も相当なものでした。
母子家庭になってから購入した自転車
初代
普通のママチャリと呼ばれるものです。
初代の自転車は、ホームセンターで売られていた一番安いものでした。良くも悪くも普通の自転車です。もちろん下の子くんを乗せなくてはならなかったので、子ども用の補助シートも別に購入し、後から設置しました。
自転車そのものは安いだけあって、軽くて運転しやすかったのですが、軽さ故 子供を乗せたときに安定が悪く危なさを感じました。
そして雨にも弱く、あっという間にさびてしまいました。
タイヤも弱かったのか、パンク問題にも悩まされました。
残念ながら安かろう悪かろうを身に染みて感じた自転車でした。
2代目
2代(台)目に買った自転車は、子ども2人乗せOKの自転車でした。
↑こんな感じの自転車です。
この手の自転車には、ギアが付いていて漕ぎ出しもギアを軽くすることでふらつきにくくなります。安定感はばっちりです。前に子どもを乗せても、意外とハンドルがとられることもないです。
しかし、初代の自転車と比べると、作りが丈夫な分やっぱり重いです。平坦な道は何ともないのですが、坂道を登るとなると、ひざが笑ってしまいます。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ 当時、6歳の上の子ちゃんと1歳の下の子くん2人を乗せて走ると結構な運動になりました。そして常にひざを痛めていたのです(´;ω;`)
3代目
そこで、3代(台)目についに!3人乗り電動アシスト自転車を購入しました。
前にも後ろにも子どもが乗せられるタイプでちょうど、メーカーが安くしてでも売ってしまいたい在庫(型落ち品)があった時に遭遇し、ほぼ衝動買いのような状態での購入でした。(定価より5万ほど安く購入できました)
この電動アシスト自転車に乗り出してからは、本当に体が楽になりました。
漕ぎ出しもひざにかかる力がかな~り楽になり、ひざの痛みから解消されました。
もちろん、漕ぎ出しから安定している分ふらつきは全くありません。
よく、「電動アシスト自転車は平地では無意味」ということを目にしますが、そんなことはありません。
平地で使っても楽になります。
子どもと大きな荷物を乗せて走る、ママさんたちにとっても大きな助けになるアイテムです。もちろん坂道もすいすい登れます。
それに何より漕ぎ出しの安定感は抜群です!
軽い力で自転車を動かすことができますので、運転中のふらつき全くありません。
電動アシスト付き自転車のバッテリー
電動アシスト自転車に乗るときには、バッテリーの残量に気を付ける必要があります。
バッテリーが無くなってしまいますと、車体が30㎏ほどあるのでただの重いお荷物と化します。
我が家で使用していたアシスト自転車のバッテリーは、リチウムイオンバッテリー8.7Ahのものでした。 約4年間ほぼ毎日使用していましたが、買い替えることはありませんでした。
バッテリーの持ち
アシスト自転車のバッテリーは、
- 乗る人の体重
- 同乗者や荷物の重量
- 走行時のモード(標準・エコ・強力)の選択
- 走る道の状況(坂道があるか、ストップ&ゴーが多いか少ないかなど)
などによって、消耗具合いが大きく変わってきます。
我が家の場合は、
- 荷物多め・常に子どもをのせている
- ストップ&ゴーも多め
- 走行モードは標準
- 坂道多い
- 1日10㎞以上走行(通勤、送り迎え)
という条件でしたので、2日に1回は充電が必須でした。
バッテリーは、家庭用電源からの充電が可能ですが、バッテリー自体の重量も多少あります(2㎏弱?)ので、集合住宅の3階以上に住んでいる人は充電の度に自宅に運び込まなくてはならないので、ちょっとした荷物に感じてしまいます。
ちなみににバッテリーは消耗品ですので、充電してもあっという間に残量が減ってくるようになってしまったら買い替えが必要になります。容量によって値段は違いますが、おおむね2~4万くらいの間で販売されています。
我が家の使い方でも4年間は全く平気でした。
さいごに
自転車は、使用用途や使用の仕方、子どもを乗せるのか・自分一人で乗るのかによって選び方が変わってくる乗り物ですね。
- 「一人で買い物など近場に行くときに主に使う」くらいであれば、自転車選びにそれほど悩むことはないと思います。(カゴの大きさくらいでしょうか‥‥)
- 「子どもをのせて保育園に送った後に出勤」といった使い方をする人であれば、電動アシスト自転車はかなりのおススメです。
気軽に乗ることのできる自転車ですが、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことができると良いですね。