モラハラ元夫と離婚してシングルマザーとなった今の方が心身ともに楽な生活【家事育児・交友関係も自由になった】

ひとり親家庭

私の婚姻生活は「元夫が無職」「元夫からのモラハラ」「元夫からのお金の無心」などにより、心身ともに疲弊した毎日でした。

元夫との離婚で疲弊した毎日から解放された今は、色んな意味でとても楽になりました。

家事・育児

婚姻時代は、家事・育児+元夫の世話は「私の仕事」でした。

はじめの頃こそ、元夫も仕事をしていましたので「仕方ない」と思い、その状況を受け入れていましたが、元夫が無職になってもそのスタンスが変わる事はありませんでした。

それでも育児に関しては、元夫の気分次第で「子どもを公園に連れて行ってくれる」「遊んでくれる」ことくらいはありました。

しかし、基本的には「お前(私)の意思で産んだ子だから」という謎理論があったため、元夫は子育てに責任感はなかったと思います。

家族を養うための、生活費の捻出(働く)もしてくれなかったですしね。

家事に至っては、「たまのゴミ出し」「気の向いたときの食事作り(片付けはしない)」くらいしかしないため、実質私が一人で家事をおこなっていました。

もちろん、元夫が無職になった後も、「俺が○○しておくよ。」と言ったことは一切なく、洗濯機のスイッチを入れるところも、掃除機を持っているところも、1度も見ることはありませんでした。

それでも、元夫は「モラハラ気質」にしては珍しく(?)、家事に対して「完璧」を求めることまではしなかったのが幸いでした。

しかしながら、

「俺の方がお前より掃除がうまいし、俺は『やらない』だけで『できない』わけではない。本気になったら、お前なんかより完璧に家事ができる。」

と、都度小言を言われていました。

手は出さないけどそれなりに口出しはしてくる典型であり、仕事・家事・育児をほぼ一人でおこなっていた私にとっては、「余計なひとことを言われてしまう」ことが一番のストレスに感じていました。

実は私、離婚した今現在でも、「家事」に関しては得意ではありません。特に掃除が苦手💦

しかし今は、いくら掃除が不十分でも文句を言うような人もいません。もちろん生活に影響しない範囲で片付けも掃除もしていますが、ストレスにならない程度に私なりの無理をしない片付け・掃除をおこなうようにしています。

家計

元夫はお金に対して異常なほどの執着がありました。

  • 私のお金で買い物に行ってもおつりは返さない
  • 買い物時に必ず水増し請求をしてくる
  • 「お金貸して」が口癖(でも返してくれたことは1度もない)
  • 共働きだったころでも食費・消耗品費はすべて私持ち(元夫は固定費担当ではあったが、お互いの給料からの負担割合が納得いくものではなかった)
  • 人の貯金箱を漁る
  • 私の銀行キャッシュカードやクレジットカードも管理したがる

「そんなこと断ったり拒否したりすればいいじゃん…」と思われる方も多いと思いますが、モラハラ思考相手にそれは「通用しません」。

もし、モラハラ加害者の要求を拒絶でもした日には、「良くて無視」「通常時でも恫喝」「下手すりゃ暴力」となります。モラハラ被害者は、これらのことを恐れて加害者の機嫌を損ねないように要求を呑んでしまうことが多いのです。

私も例外ではありませんでした。

ですので、元夫の言われるがままお金を要求されれば渡してしまっていましたし、最終的にはクレジットカードまで持っていかれていました。(さすがにキャッシュカードは適当な理由をつけて拒みました。)

そんな「お金の自由が奪われた時代」も、離婚をすることで終止符が打たれました。

今では、同居人は子どもたちだけです。もちろん無意味にお金を要求されることも無くなりました。

収入はすべて私の判断で使うことができます。生活費も、子どもたちへのお小遣いも、貯金も、すべて自分が思うままにできます。ごく普通のことではありますが、この普通のことができなかった時期があったのです。

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私自身の交友関係

元々友人が多いわけではありませんでしたが、中学時代からの友人、職場で出会った友人、保育園でできたママ友、妹、など成人してからそれなりに付き合いのある人たちは何人かいました。

しかし元夫は以下のように感じており、私と友人や知り合いとの仲をよくは思っていませんでいた。

お前とつるんでいる友達なんかろくな奴ではない

「低レベルな付き合いはするな」

「低レベルなお前には低レベルな友達しかできない」

「くだらない友達はさっさと縁を切れ」

など、私と私の友人のことをさんざんバカにしてきます。

しかしながら、元夫と友人は面識が無く、私もどんな友人かという話を元夫に話したことも無いため、完全に元夫の妄想でしたが、あまりにもしつこく友達のことを貶してくるため結果的には、友達に何かしらの危害が及ぶ前に、友達を守るために徐々に疎遠になってしまいました。

みんなお前に合わせてくれているだけであり、お前のことなんて友達だなんて思っていない

「友達と思っているのは私だけ、相手は私のことを友達なんて思っていない」

と思わせようとする発言も日常的に聞かされていました。

今思えば、これがマインドコントロールってやつだったのかもしれませんが、元夫と一緒に暮らしていた当時はそんなこと微塵とも思いませんでいた。それでもはじめのうちは、

「こいつ何言ってんだ?」

位には聞き流していました。

しかし回数を重ねるごとに「こんなに何度も言われるなら、本当にそうかもしれない」と考えるようになり、次第に自分から友人、知人と連絡を取ることを辞めてしまいました。それでも、相手から連絡があった時は応対していましたが、元夫からするとそれも気に食わないようで…

↓続く

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みんなお前と縁を切りたがっているからしつこくするな

相手から来た連絡でやり取りしているときでもお構いなしに、

「電話早く切れ!」「お前がしつこすぎるから相手が困っているだろ?」

など、机や物に当たりながらわざと大きな音を立てて、怒っています感を出すのです。もちろん相手からの電話ですので、私が話を引き伸ばしているわけでもない状態であってもです。

そしてその相手が「仕事の絡み」であっても同様です。

「そんなに話すことないだろ。」「サッサと(電話を)済ませろ。」「本当にお前はしつこいな。」

などなど、今思えば元夫は「自分の知らない人と私が話していることが気に食わなかった。」のではないかと思うのです。

友達ならば、理由を聞かずにお金を貸してくれるだろ?

婚姻期間の大半は金欠状態での生活でした。理由はただ一つ、「元夫が無職だった」から。婚姻期間の8~9割は無職またはちょっとしたバイトをしていただけの元夫。

世帯主を名乗っていただきたくないくらい収入が無かった元夫なのですが、私の周りの人を「利用しよう」という気持ちだけはあったようです。

「本当の友達なら、理由も聞かないでお金を貸してくれるに決まっている。」

という謎理論の下、私に対して「借りられるだけ貸してもらえ」と強要してきました。「今すぐ電話しろ。俺が横で(お金を貸してくれる友人か)確認しててやるから。」

と言って、私の横で腕組みして胡坐をかいている元夫が「とんでもないモンスター」にしか見えなかったことを今でも覚えています。

もちろん適当な理由をつけて友人に電話をすることは拒みましたが、それで納得するような元夫ではありません。

最終的に妹に「お金貸して」の電話をするように強要され、結果的には妹との縁も切れてしまいました。(そりゃ、いきなりお金の話されたら仕方ないですよね(´;ω;`))

モラハラ元夫は私の妹からも「お金の無心」をしようとしていた

離婚を経て友達づくり解禁となったが…

離婚をして元夫がいなくなってからというもの、「友達づくりの自由」を手に入れたわけですが、今でも私は「友達づくり」に積極的になることができません。役員会などの新しい場でも、

  • 今、話しかけてしまうと迷惑になるかな?
  • 余りぐいぐい行き過ぎると「図々しい」と思われるかな?
  • 私なんかと話をしても相手が疲れてしまうかも

など、自分から他人に話しかけることに対して、まだまだ臆病になってしまう自分がいるのです。(これは元夫の言葉の呪いかもしれません。)

それでも、長い付き合いをしている友達もできましたので、少しづつではありますが人間関係をうまく構築させていければなと思っています。

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子どもたちの学校での活動

元夫との婚姻生活期間は、先述の通り「日々金欠状態」でした。その為、当時保育園児だった娘の保育費を始め、諸費用や主食代など捻出することも難しく、お恥ずかしい話ではありますが、滞納がちでした。

それでも必要経費だからと、あらかじめよけてはいたのですが、元夫によって使い込まれてしまうので、保育費をよけていたところで全くの無駄行動にすぎなかったわけですが…。

婚姻当時は、子どもが今後小学校・中学校・高校…と進学していくに連れて、「我が家の経済状況がどうなってしまうのだろうか?」という不安を抱えながらの生活でした。当時、すでに家計が破綻していましたからね。

ですが、その不安も「離婚」によって解決することになりました。

  • 私は働いている
  • 2人の子どもの育児に対しても不安はない
  • 家族のために働かない元夫に対して情が無くなっている

これらの条件がそろっていたこともあり、私自身が「離婚すること」に対しては何も抵抗がありませんでいた。

ただ、元夫に関しては「金づる兼身の回りのお世話係」である私との離婚は、「ありえないこと」だったようで、私の話はまるで無視、もちろん夫婦での話し合いには応じてもらえず、裁判所を挟んだ離婚調停にも無断欠席、離婚裁判にも欠席するという徹底ぶりでした。

元夫は、離婚裁判を欠席することで「原告(私)の言い分がすべて認められる」ということを知っていたかどうかはわかりませんが、知らなかったらただの「やばい人」、知っていたとしても「(戦うこともできない)ただの臆病者」であったと思われます。

人生で初めて裁判所にお世話になった話【モラハラ夫との離婚調停と離婚裁判】

そんな臆病者の元夫とは、

  • 慰謝料なし(資産も財産も職もないため)
  • 親権・養育権はすべて私
  • 面会交流は無し

という条件で離婚をし、現在は私の就労収入と各種手当での生活をしていますが、正直経済的ゆとりはありません

しかし、子どもたちの学校に支払うものや必要教材費などを滞納することも無く何とかやりくりをしています。

小中学校の学費の心配をしていたあの頃(婚姻時代)でしたが、娘は今年から「高校生」になり、周りの子と同じように全日制に通わせてあげられています。(公立高校ですが)

必要な学費や給食費などを滞納することなく支払えているので、子どもたちも学校で肩身の狭い思いをすることなく、のびのびと学校生活を送ることができているのではないかなと思っています。

さいごに

婚姻時代からワンオペ育児をしていましたが、本格的に「ひとり親家庭の母」になってからは、

  • 機械に頼ること(洗濯乾燥機・食洗機など。できればルンバも欲しい 笑)
  • 気分次第(疲れたときなど)で晩御飯は作らない(惣菜やファストフードで対応)
  • 大型家電や家具の買い物や、重い調味料などの購入はネットを利用(玄関まで持ってきてもらえる)
  • 掃除は週1回まで(どうせ汚れるし、体力的に無理 笑)

など、私自身が「いかに楽に家事育児をこなすことができるか」を考えて生活しています。楽をすることは決して悪いことではないと思っています。お母さんがギスギスしていたら子どもたちにも申し訳ないですしね。

元夫と別れたことで、

  • 時間
  • お金
  • 友人
  • 生活リズム

どれもが自由となり、今の私は幸せです。

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