【実話】モラハラ特有の9つのエピソード

モラハラ離婚

これまでも元夫によるモラハラの数々をブログ上でご紹介してきました。多くのエピソードを書いてきたつもりですが、これらはまだまだほんの一部です。

今回は、元夫による日常的な『モラ思考』を簡単な短編集として書いていきたいと思います。

同棲までの2択

「俺と一緒に暮らすか、別れるか選んで。」

付き合い始めて約3年、これが元夫から告げられた選択でした。

この話が出たのも「突然」だったのです。

正直な話、「急に一緒に暮らすことに不安があった」のですが、元夫は考える時間を与えてはくれませんでした。元夫には、「ちょっとだけ考えさせてほしい…」と伝えるも、

「俺のことが信じられないならすぐに別れてくれ。それがお前の答えだからな。」

と全く取り合ってもらえませんでした。

それでもこの当時私は、元夫の言動に不安があったものの『元夫との別れ』を考えることもできなかったので、言われるがままに同棲を始めることになったのです。

でもこの選択が、私の人生を大きく変えてしまうものになってしまうなんてこの時は思いにもよらなかったのです。

人のお金は自分のお金

モラハラをする人の多くは「お金にがめつい」と感じます。

元夫も例外ではなく、「他人のお金は自分のもの思想」の持ち主です。

元夫が私と出会う前に、どのようなお金の使い方をしていたのかは本人から聞かない限りわかりません。しかしながら本人は詳細を話すことはしません。元夫から私に告げられた事実は、

「昔、自己破産をした。」

ということだけでした。(事実としては、かなり大事ではあります。)

自己破産と言っても、「事業で失敗した」「病気で致し方なかった」「遊ぶ金欲しさに借金しまくった」などなどどうしようもないことから、同情の余地なしのことまで理由は様々です。しかし、元夫の場合は、どうしようもない理由ではありません。

元夫は自己破産経験をしているため、クレジットカードを作ることもできませんでしたし、自動車の購入もローンを組むこともできませんでした。元夫名義の携帯電話の契約をすることすらできない状態でした。

となると、これらの契約は必然的に私の名義での契約をおこなわなくてはならないことになるのです。

携帯代は必然的に私持ち

中でも携帯電話の契約は、私の分含めて2台分の契約を私が行い、1台は元夫が使用、利用代金はなぜか私の口座から2台分がまとめて引き落とされ、元夫は私に対して1円たりとも携帯料金を支払ってくれたことはありませんでした。

元夫の言い分はこうでした。

「まあ、いいじゃない。」

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自動車購入も私の名義 でも使用の中心は元夫

結婚前から使用していた私名義の自動車が壊れてしまったことで新たに購入した「新車」はもちろん私名義でのローンを組むことになりました。支払いはもちろん私💦

だがしかし、使用の中心は元夫であり、なぜか優先順位も元夫の方が上。

私が通勤で必要であるときも元夫は譲ってくれることは無く、無理して交通機関で通勤したこともありました。

元夫の言い分はこうでした。

「自動車が無ければ『俺』が困る。」

人の失敗は人のせい 自分の失敗も人のせい

例え結果が同じであったとしても、元夫は自分の非を認めることはありませんでした。

人が失敗をすることはモラ元夫にとっては格好のネタらしく、かなりの日数が経過しても「それみたことか」と言わんばかりに人を口撃してきます。

「俺はあの時こう思ったんだよな~。いうことをきかなかったお前が悪いよな~。」

といった具合にです。

しかし、同じ事例でも自分が失敗した時は完全に人のせいにします。

「あの時、お前がこうやっておいてくれれば、俺は失敗なんてしなかった。」

と言います。

普段の決定権は「俺」なのに自身が無いことに関しては「私」

買い物ひとつ行くことに関しても元夫の許可がないと行くことができなかった婚姻時代。生活おいてほとんどの決定権は元夫にありました。例えば、

  • 買い物(食品含む)
  • お出かけ(子どもと公園に行くことなども含め)
  • 保育園探し(元夫の気に入ったところでないとだめ)
  • 児童手当などの使い道(これは元夫のお金ということになっていました)
  • 私自身の病院の受診(子どもは無料なので許可は必要ありませんでしたが、私の場合は有料でしたので元夫の許可が必要でした。)
  • 職場などへの電話(これは許可されませんでした💦)

など、普通の生活をするうえで非常に困る事ばかりでした。

上記に書いたものはいちいち元夫の許可が必要なものばかりであり、私が勝手におこなうことが許されないことばかりです。

しかし「許可制」が常としていた我が家でも「例外」もあったのです。

  • 元夫が判断しきれないこと
  • 元夫が関わりたくないこと

というように、元夫が責任をかぶりたくないこと(責任転嫁が難しいと判断されるようなこと)に関しては私が決めるということもありました。

一番腹立たしかったのは、2人目妊娠時

「産むかやめるかはお前が決めろ。決めるのはお前だから俺は責任取らないぞ。あとで泣き言を言うなよ。」

と言い放った時でした。

この時から元夫は、育児に積極的に参加する気もなかった様子。

「俺は育児を手伝わないからあてにするなよ。」

と妙なくぎを刺されたことを今でもはっきりと覚えています。

つまり元夫に言わせるのであれば、子どもが2人になって「育児が大変」となっても、「2人目を産んだお前が悪い。」ということなのです。

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シチューに「ルウ」を使うなんて…

身体がつかれているときなどは食事も簡単に準備できるものを…と思うこともあります。しかし、元夫はそれを許すことはありませんでした。

とある日、クリームシチューを作ろうと「ルウ」を片手に準備をしていました。元夫は「ルウ」を見るなり、

「こんな化学調味料の味しかしないものを俺に食わせるのか?これをうまいと感じるお前の舌はおかしい。」

と言い放ちました。

その後はシチューを作るたびに、「ルウは手抜きでまずい」と言われ続けることになりました。

他には、

  • 野菜くずは残しておき、煮だして野菜出汁を作る
  • 鶏の骨も出汁をとる
  • チューブ入りのニンニクやショウガの使用は禁止(生をすりおろす)
  • 顆粒だしも禁止
  • 「かつおだし」も花かつおからとる
  • 販売されている合わせ調味料の使用禁止(マーボーの素など)
  • カレールウの使用はぎりぎりokだったものの、カレーを晩御飯で出すことは良く思っていなかった
  • つまみにするためか、おかずは3品では少ないらしく、常に5品以上を要求する
  • 朝食はサンドイッチ(手作り)だとご機嫌
  • 化学調味料の味に敏感?のくせにインスタントラーメンを愛している(ほぼ毎晩食べる)

などなど、食事に関する制限やわがが多いのがモラ元夫でした。

ちなみに私は専業主婦ではなく、仕事・家事・育児を一人でこなす兼業主婦でした。

仕事を自宅に持って帰ってきて「忙しい」アピール

まだ元夫が無職になる前、これはほぼ毎日でした。自宅で仕事をしていない日はないくらいでした。

当時とある飲食店に勤めていた元夫、食事を作ることが仕事の中心ですが、発注や納品書の整理などの事務仕事の一部もやっていたと思います。

ですが元夫は事務作業が苦手だったのか、その多くは自宅内で行っていたように思います。常に発注書や納品書とにらめっこしていましたので。

「(お前にはわからないと思うが)俺は任されている仕事が多くて大変!」

「こんなに仕事をしている俺、すごいだろ?」

と、よくドヤっていました。

しかしよくよく考えると、「勤務時間内に事務仕事を終えることができない能力」であり、決して褒められたことではない…のです。(まあ、仕事を終わらせようとする努力があるという点では良しとしても…)

私には自宅で仕事をしている俺に酔っているようにしか見えなかったのです。

正直、仕事より家庭のことをやってほしかったです。

子どものために就寝時はエアコンも扇風機も無し

私と子どもたちは元夫とは別の部屋で夜は寝ていました。

私たちが過ごしている部屋には窓枠にはめ込むタイプのエアコン(冷)はありました。しかし元夫は、

「子どもたちのためにも、エアコンをつけっぱなしで寝ることはダメだ。」

と言います。

確かに身体のために…というのであれば言い分も理解できますが、元夫は「電気代」を心配していただけなのでした。

なぜならば、私たちが過ごしていた部屋は扇風機も無ければ、窓枠のエアコンがついているせいもあって窓はほとんど開かない状態なのでした。加えて、元夫は私たちの部屋の入り口を風通し良くするために開けっ放しにしておくことを嫌がります。少しでも開いていようものなら即閉めにきます(苦笑)

そんな状態の中で夏場に3人が寝ていると、「脱水状態」になってしまいます。特に子どもは気を付けなければなりません。ある程度涼しくしたいのが本音でした。

そんな状況であっても、元夫は、私たちの部屋でエアコンを使用することを許してはくれませんでした。子どもたちのことはこれっぽっちも考えてはいません。

しかし、元夫は丸1日中エアコンを使いたい放題です…。

一人だけ心地よい部屋でくつろぐ元夫を横目に、私たちは保冷剤やアイスノンを駆使して暑さをしのぐしか方法がありませんでした。

風呂は1日2回以上

自分の体臭が気になるのか、元夫は少なくとも1日2回はお風呂に入ります。しかもしっかり湯船につかる派ですのでその都度お湯を入れます

一見とてもきれい好きに感じますが、身体を洗うことはしたことがありません。

身体を洗っているところを見たことも無ければ、もちろん石鹸の香りもしません。そりゃあ、体臭が気になるでしょうよ…。

それはともかく(!?)として、身体を洗わない人が湯船につかると…一気に湯舟が汚れます💦もうそのあと誰も入ることができない状態となります。

それなのに高確率で1番風呂に入ります…。

自分のことしか考えない『わがまま体質』が入浴ひとつにも表れていました。

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お金をせびるためなら平気な顔をして「嘘」をつく

婚姻生活途中から無職となった元夫ですが、まだ会社勤めをしていたころから「金遣いの荒さ」は目につくものがありました。

私より稼いでいても、あっという間に給料は底をつき、月半ばにして私にお金をせびってくることばかりでした。(万単位で要求してきました。)

お金の要求をするときに嘘をつくこともたびたびありました。

  • 明日の交通費が足りないから3万貸して(交通費にいくら使おうっていうんだ!)
  • 会社でお金を盗まれたから1万貸して(後日盗まれたはずの財布を持っていたので問いただすと、「盗まれたのは小銭入れ」と言い張るが小銭入れは持っていない…。)
  • 食材の買い出しに行くから1万貸して(多少のものは買ってくるものの、結局おつりは着服)
  • 家賃を払ってくるから4万貸して(後日家賃が支払われておらず滞納状態であることが発覚)
  • 「元奥さん(元夫は再婚です)に借りた50万を返さなければいけないから何とか用立てて」(これは嘘か本当か確認できませんでしたが、全額とは言わないまでも半分くらいは元夫が着服している恐れあり)

私は元夫にいくら貸したかわかりませんが、もちろんこれらのお金は1円たりとも返ってくることがありませんでした。

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さいごに

今回の記事を書いていて、私は虚しくなりました…。

なぜこんな男と結婚してしまったのだろう?私は元夫のどこを好きになったのだろう?

元夫の良いところを探そうとするけど、全く見当たらないことに気が付くのです。

かわいい子どもたちを2人授けてくれたことと、こうしてブログのネタを提供してくれたことには感謝していますけどね💦

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