中学校吹奏楽部の活動 入部から夏休みまで

吹奏楽

本来ならば5月ごろから部活動が始まっていたはずの中学校ですが、コロナウイルス騒動によって見事学校生活もかき乱されました。

正式の入部は7月からでしたが、娘の「吹奏楽部」も少しずつですが、活動を行っています。

体験入部

1年生の希望者は約2週間の間、体験入部を行うことができます。

上の子ちゃんは吹奏楽部単願(笑)だったため、その他の部活動の見学に行くことはありませんでしたが、気になる部活が複数ある場合は3つまで体験することができます。

この体験入部の期間にある程度の楽器に触れさせてもらえ、入部した時の希望楽器をどれにするのか考える機会となりました。

吹奏楽部を希望する子は「私はあの楽器をやりたい。」という希望を持っている子が多いです。我が子もそうでした。

我が家の上の子ちゃんの希望楽器は、入部前からフルート一択でした。

フルートといえば、女子の中では1番人気といっても過言でないくらい競争率が高い楽器です。

もちろん今年度も(わが子を含む)多くの女子がフルートを希望していたのですが、体験入部で多くの楽器を触らせてもらって、上の子ちゃんはフルート一択ではなくなったようでした。おそらく他の子もそうだったと思います。

上の子ちゃんは、体験入部の期間にフルート一択だった希望が、トランペット・サックス・クラリネットを含む四択まで広がったのです。

体験入部期間は、子どもの視野を広げるためにはとても良い期間だったと感じます。

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7月から本入部

通常より2か月ほど遅く、本入部が決まりました。

本入部したからと言ってすぐに担当楽器が決まるわけでもなく、しばらくは顧問と3年生による「適性を見極める期間」となります。

およそ2週間の期間を経て、適性検査(オーディションですね)を行います。

フルート希望の子は、定員2名のところ8名いたため2段階に分けてけて選びました。もちろん娘も、第1希望として受けたのですが残念ながら落選。

その後受けた第2希望のサックスに決まりました。

フルートができなかったことに残念がっていたのですが、その後 部の中でたった一人の「テナーサックス」に決まったことで、かなりやる気を出しています(笑)

部の保護者会

正直行くのが面倒くさい…おっと失言💦

夜の集まりですので仕事を休んでまで行くということもなく、その点は大変ありがたかったです。

1年生の保護者にとって初回の保護者会は、

  • 役員3役(会長・副会長・会計)の紹介
  • 顧問の話(これからの予定や楽器の購入の話)
  • 部費などの集金の話

などが行われ、約1時間ほどで終わることができました。

部費の集金方法

私は結構気になっていたのですが、意外とアナログな方法での集金でした。

それは偶数月、集金袋に2か月分の部費を入れて第1土曜日の部活の時に子どもに持っていかせる。というものでした。保護者が持っていくのでないので、その辺りはありがたいのですが、口座振替とかだと都合が悪いのでしょうか?

近隣の学校では口座振替のところもあるようです。

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3年生のお別れコンサート

体験入部、適性見極め期間を経てようやく楽器が決まり、いよいよ本格的に練習を…と思っていた矢先、「3年生のお別れコンサート」が行われることが決まりました。

コンサートには3年生と2年生が出ます。1年生は会場準備と片付け、あとは先輩の演奏を静かに聞くという大役(?)を任されました。

コンサートは、夏休みに入った8月1日。

観客は、吹奏楽部員の保護者、教職員、学校の生徒、吹奏楽部の1年生に限られ、席数も200名限定(客席の間隔をあけるためのコロナ対策)でした。

1年生は前日から汗だくになりながら準備した会場で、全8曲の3年生ラストコンサートを見守りました。コンサートが終了すると、3年生は引退です。

コンサート後には、ちょっとしたお別れ会も行いました。

ほんの2~3か月しか一緒にいられなかった先輩ですが、

「わからないことがあったら(3年の)教室まで来ていいよ。」

「2年生がまだまだ心配だから、ちょこちょこ顔を出すね。」

と声をかけてくれたそうです。そして実際に、夏休みの練習中にも顔を出してくれました。

夏休みの練習

例年ですと、1年生がデビューする11月のコンサートを目指して猛特訓する時期です。

しかし、今年度はコロナウィルスの影響で早々にこのコンサートの中止が決まり、12月1月のコンクールを目指して練習することになったのです。(このコンクールも中止の可能性があります。)

ところが、今年の夏はコロナにくわえ、猛暑であることから、

  • 部活動を行うときは必ず顧問の目が行き届くようにする
  • 熱中症のリスクを減らすために、活動の時間・日数の調整をすること

が学校側から通達されました。

そんなこともあってか、昨年と比べると部活動の時間はかなり少ないようです。先輩が、「たったこれだけ??」と言うほどです。

夏休み(約3週間)の間の練習日はわずか6回です。

講師の指導

担当楽器ごとに講師を招いて練習します。この日はみっちり4時間の活動でした。

今回は主に基礎練習、指使いやタンギングなどの練習を繰り返し行ったとのことです。

講師に、「上手だね。」と褒められてかなりご満悦だった娘でした(;^_^A

みっちり4時間行ったせいなのか、この日は非常にご飯をよく食べていました。(3杯はお代わりしていたかな…)

娘が言うには、「ずっとサックスを吹いていたからおなかが空くんだよ。」とのことです。まあ、腹筋を使いまくっているわけだから、そうなんだろうな~(‘_’)

私はこれからのご飯の量が心配です(´;ω;`)

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さいごに

新型コロナウイルスと猛暑のダブルパンチであった今年度の夏。年度初めの遅れを取り戻すことはまだまだできないようです。

本来であれば、1年生は楽器を触る前に「基礎体力を作るための走り込み」をするはずだったようです。ところが、基礎体力トレーニングをする間もなく冬のコンクールに向けた練習を行わなくてはならず、例年とは活動の流れも違っているようなのです。

吹奏楽部は文科系の部活ですが、顧問を始め、部員(と保護者達 笑)は運動部に匹敵するくらい盛り上がっています。

私は、吹奏楽部の保護者の勢いに圧倒されています。

今、コロナが猛威を振るっており、日に日に感染されている人が増え続けています。この事態は今年度、来年度、もしかしたら今年度1年生の娘たちが引退する日まで続いてしまうのかもしれません。

場合によっては、吹奏楽コンクールを経験することもできないかもしれません。

そんな中でも親として温かく見守って応援はしてあげたいと思います。

でも、できることなら1度くらいはコンクールの経験くらいはさせてあげたいです。
憎きコロナが無事収束することを願っています。
さいごまで読んでくださりありがとうございました。

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