親から子どもへの初めてのプレゼントと言ったら「名前」ですよね。
そして、名前って一生使っていくものです。子どもが生まれる前から一生懸命に考えておられる方が多いのではないでしょうか?
今回は、そんな名前に関する出来事を書きたいと思います。
クラス発表 並ぶ子どもたちの名前を見て
とある年の子どものクラス発表を見に行った日、たまたまその場によその子のおばあちゃん(60後半くらいでしょうか?)がお孫さんのクラス発表を見に来ていました。
初めてお会いした方だったのですが、もともと知らない人から話しかけられやすい私は、やはりこの時も普通に話しかけられました(笑)
その会話の中で、
「最近の子は名前が読みにくい。何とか読めるのもあるけれど、この字は普通こうは読まないからね…。」
と、しみじみ言っておられたことが印象的でした。
我が家の名づけは元夫の意向によるものだった
そんな話をした後、わが子の名づけした時のことを思い出しました。
我が子の名は、老若男女 誰もが一度は聞いたことのある名前を付けました。
時代によって流行りの名前がある
上の子ちゃんを出産した時は、キラキラネームとまではいかないまでも、ちょっと変わった名前がはやり始めていた時でした。
保育園時代には、「のあ」や「いちご」と言う名前の子もいました。「〇〇子」という名前の子は一人もいなかったです。
それは小学校に入ってからも続いており、学年には我が子を含め、一人も「子」のつく名前の子はいません。ちなみに誰もが聞いたことのある名前を付けた我が子ですが、身近に同じ名前の子はいませんでした。
元夫がはやりの名前を嫌がった理由
そんな「誰もが聞いたことのある名前ではあるけど、同級生にはあまりいない名前」である上の子ちゃんの名前を付けるとき、元夫が
「流行りの名前を付けるのは嫌だ。」
と言っていました。
なぜかと思ったら、元夫自身が当時の流行りの名前を付けられ、
自分以外に同じ名前の子が、クラスに必ず1人はいることが紛らわしくてものすごく嫌だったそうです。
当時はそんな元夫の気持ちを汲んで、我が子には一昔前の時代の響きがある名前を付けました。結果、これは我が家としては間違いではなかったと思います。(元夫に対する数少ない感謝です)
流行りに乗らない名づけのメリット
これまで、子どもたちは名前がお友達と重なったことがなく、
- 愛称(あだ名)も独り占め
- 落とし物をしても見つかれば(ひらがなで書いてあっても)すぐ手元に帰ってくる
というメリットも付加されました(笑)(ちなみに名字も校内で我が家1件しかない名字なので落し物は、名字だけでも我が家に返ってきます(笑))
さいごに
クラス発表の時お会いしたおばあちゃんは、私の子どもたちに
「あなたたちは、将来自分の子にどういう名前を付けるのかしらね…。自分の子が困らない(読みやすい)名前を付けてあげられるといいわね…。」
と言って帰って行かれました…。
今となっては私もこの意見に賛成派です。
さて我が子が大人になって、自身の子どもができたとき、どんな名前を付けるのでしょうか…。まだまだ先に話ですが、私も今から気になってしまうところです。