【頼ることのできる親族がいないひとり親家庭】新型コロナに感染後の自宅療養生活どのように乗り切ったのか

ひとり親と新型コロナ

ようやく新型コロナウイルス感染者としての療養期間を終え、社会復帰を果たしたおやっとです。

わが家はひとり親家庭です。しかも、頼ることのできる親族はいません。

生活に必要なこと全般(仕事・家事・育児)は当然私が行っています。2人の子どもがいますが、自らお手伝いすることはほとんどすることがありません。

さてこんな状況の中、娘→私の順で新型コロナの陽性が判明し、療養生活を行うことになってしまいました。

娘は寝ているだけで私がお世話をしてくれるので良しとして、では私は…?ということで今回は、

「ひとり親家庭の母が新型コロナに感染した時にどのように生活をして乗り切ったか」

を書いていきたいと思います。

食事

陽性者である娘と私は、お互いに3日間はほとんど食べ物を口にすることができない状態でした。(ゼリーやアイスなどの軽いもののみ)

しかしながら、濃厚接触者であるだけの息子は元気ですのでおなかが空きます。

かわいそうでしたが、何食かは私が簡単に準備することができる買い置きのカップ麺やレトルトカレーなどで食事を済ませてもらいました。

その後、私が少し動けるようになったことで「おじや」や「チャーハン」を作ることができ、冷凍野菜なども活用した食事を与えていました。

息子自らがご飯を炊いてくれたこともありました。

あと、実は友人が数回食事の差し入れをしてくれましたので、そちらも有り難くいただきました。

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食器洗い

食事をすると、もれなく食器を洗うという作業もついて回ります。

食器洗いに関しては息子がお手伝いで進んでしてくれることもありますが、今回は私と娘の使用した食器を息子に洗わせるわけにはいかないので、

食器は水につけておいて、ある程度まとまったら食器洗浄機で洗う

という方法にしました。

実はわが家には、「家事を楽したい」という私の欲望から購入に至った食器洗浄機があるのです。普段の家事の負担を減らしたい欲望だけで購入したのですが、これは自身の病気の時も良い仕事をしてくれる優れものでした。

洗浄も75℃以上のお湯で行うため、コロナ感染者が使用した食器も熱湯消毒されるため、なんとなく安心感もありました。洗浄後はふたを開けておくだけで食器自身の熱で乾くので、面倒な拭き上げもなし。食器洗浄機様様でした。

洗濯

洗濯も行わないわけにはいきません。とは言っても、自宅内で過ごしているので1日中パジャマです。入浴後もパジャマからパジャマへ着替えるため、1日の洗濯物は通常時よりはるかに少なかったです。(子どもたちが学校へ行くと、体操服やら給食のものやらでかさばります。)

結果、2日に1回くらいのペースで洗濯してもたくさんになることはありませんでした。

しかし、洗濯よりも「干す」作業の方が実は大変だったりしますね。私もさすがに高熱の出ている中、干すことは無理でした。

ですので「衣類乾燥機」に頼りっぱなしでした。

子どもたちのひどい花粉症対策のために「衣類乾燥機」を購入した話

ちょうど1年ほど前に購入した衣類乾燥機がとっても良い仕事をしてくれました。ひとり親家庭には「必需品」です、これ。

掃除

掃除? しませんよ~(笑)

それどころではないです(;’∀’)高熱でうなっていたくらいですから。余計なことはしません。ほこりが気になっても「良くなってから」で充分です。

食料品の買い出し

わが家の場合は、娘が陽性者となってしまった段階で、濃厚接触者だった私がまとめ買いに行っていたということで、とりあえずの食材は確保できていました。

あとは、友人の差し入れがあったり、終始濃厚接触者として過ごしていた息子に簡単な買い出しをお願いすることで乗り切った感じです。(濃厚接触者は、生活維持に必要な買い物は認められています。)

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自宅待機・療養期間の給料

一家の大黒柱である私の長期休業は、ひとり親家庭にとっては死活問題となります。月のうちの約半分がお休みとなってしまうからです。

しかし、この点は会社側から「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金の対象となるため、心配しないでください」と連絡がありました。

この段階でのわが家の小学生は、終始濃厚接触者であった息子だけです。

新型コロナを発症したのは私と中学生の娘でしたが、濃厚接触者である息子も「出席停止扱い」となります。学校へ行きたくても行ってはならないとされています。

ですので、事実上自宅で子どもを見なくてはならないことになり、この制度を利用できるということになるんだそうです。これは助かります。

最悪有給消化しないといけないかも…と思っていたので救われた気持ちです。

息子の隔離

娘、私がコロナ陽性者となってしまったわが家では、「息子の方を隔離」することで息子にまで感染させることなく過ごすことができました。

私と娘は個室で過ごし、息子には一人でリビングで過ごしてもらうことにしました。

リビングにはテレビはもちろんゲーム機もあり、ネット動画を見ることもできますので息子も一人で過ごすことができます。

とは言っても、息子は元気ですので学校から課題も出されていました。

息子の1日

  • 9時から教育テレビを1時間程見る(理科や社会を中心とした番組)
  • 10時から算数と漢字のドリル
  • 午後は好きに過ごしてもらう
  • 合間、私の調子のよいときに食事
  • 今まで私と同じ布団で寝ていましたが、療養中はリビングで一人で寝てもらうことに

療養生活後半では、娘が息子の課題を見てあげる一面も。

それでも学習の遅れは気になる…のです。

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さいごに

人一倍どこにも出かけることのないわが家でも新型コロナウイルスに見舞われてしまいました。すでに普段の生活圏にコロナが蔓延していることを実感した療養生活でした。

私は頼ることのできる親族がいないひとり親の母であるため、ゆっくりと病気療養することもままなりません。

普段通りとまではいかなくても、子どもたちの食事の準備や洗濯など必要最低限のことは熱が高かろうが身体がしんどかろうがおこなわなくてはならず、かなり大変な思いをしました。

一番つらかったのはやっぱり食事の支度でした。簡単なものとはいえ病人である私自らが準備しなくてはならず、フラフラになりながらキッチンに立っていました。

1日でもいいから身体をしっかり休めたい…

と思っても、それな叶わぬ願いだったのです。

皆さんもコロナに感染しないように気を付けてください。「風邪のようなもの」とも言っている人もいますが、亡くなっている方も多い病気でもあることを忘れないでいただきたいです。

無症状の人もいれば、最悪死に至る病気でもあります。

油断しないように普段からの感染予防をしっかりと行い、体調不良時の無理な外出等は絶対にしないようにひとりひとりが心がけるべきだと思います。

新型コロナウイルスはアラフォーでもインフルエンザ級の苦しみを味わいます。甘く見ないほうが良いですよ。

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