おやっさんのトリプルLIFE

ひとり親で2児を育てている母が実際の経験をもとに書くブログです。ひとり親の母としてのこと、たくましく生きる子どもたちのこと、ブログをしていて学んだことなどを綴っていきたいと思います。

頭の痛みがあってMRI検査をしました

 

10日間に及ぶ頭痛、肩首の痛み

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事の始まりは、今までに感じたことのない頭痛、肩首の痛みでした。

もともと私自身、頭痛もちではありましたが、今回の頭痛は「これまでに感じたことのない痛み」だったのです。

 

鎮痛剤が効かない

しばらくは市販の鎮痛剤を飲んでいたのですが、薬の効き目がなくなるころ(約6時間)に痛みが再発し、日に日に痛みが増し、夜中に寝ていても痛くて目が覚めるほどになってしまいました。

鎮痛剤も1日3回では足りないくらいの使用頻度になりました。(本当はだめなんですが…)

 

仕事があってなかなか病院に行けない…

ひとり親家庭の親の悩みの一つではないでしょうか?

優先順位は、

  1. 子ども
  2. 仕事
  3. 家計
  4. 自分

となってしまうため、簡単には自分自身の病院へは行くことができません。

気が付けば頭痛が始まって早10日が過ぎていました。

 

意を決して病院へ行くことを考えた

私としては一大決心です💦

多少の風邪や体調不良ではまず病院へは行きません。時間がもったいなく感じるのです…。ところが、今回病院へ行く決心をしたのには理由があったのです。

 

上の子ちゃんの同級生が…

少し前の話ですが、上の子ちゃんの同級生が連日ひどい頭痛を訴えていたことがありました。

その子は、市販薬を常備しながら半年ほどそんな状態で学校に来ていたのですが、いよいよ受診したときには脳に腫瘍が見つかり、即入院・手術となってしまったのです。

 

以降同級生の子は、修学旅行・小学校の卒業式、中学校の入学式には出ることができず、今現在は登校はしているものの、酸素ボンベを持ち込み、母親が常に教室に付きっ切りという状態なのです。

 

こんな話が身近にあったこともあり、私自身も「何かあってからでは遅い!!」と思ったのでした。

 

 

何科が良いのか? 

今回の私の症状は、

  • 頭痛
  • 首の痛み
  • 肩の痛み
  • 上記が10日続いており、市販の鎮痛剤も効きが悪くなってきている

事でした。

 

近所の様々な医院をネットで調べましたが、

  • 神経内科
  • 整形外科

のどちらかで見てもらえそうな症状でした。

 

最終的に

  • レントゲン撮影をしてもらえる近所の整形外科
  • レントゲン、MRI、CTなどの設備が整った老舗の神経内科

の2択で決めることになり、悩んだ結果

痛みの原因をより詳しく調べてもらえそうな設備のある、老舗の神経内科への受診に決めました。

 

受診当日

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受付で症状を伝え、1時間ほど診察待ちをしました。待合室では、意外と若い男性が多く、ほとんどの方が首を押さえて痛そうにしていたのです。

待合室の様子を見たときに、受診する病院の選択に間違いがなかったような気がし、ちょっと安心したのです。(安心とはちょっと変な言い方ですね💦)

 

とりあえずMRI検査をしてみますか…

診察室に呼ばれ、医師に症状を伝え触診をしてもらったのですが、おそらく診断に迷ったのでしょう。

「MRI検査をしてみますか?」

と聞かれました。

 

上の子ちゃんの同級生のこともあったので、「お願いします」と返事をしたのです。

 

MRI検査前に確認事項

検査前にいくつか確認事項がありました。

 

貴金属は身に着けていないか、体の中に医療用の機械や金属が入っていないか

金属を身につけていたり、体内に入っていたりすると検査の影響でやけどを負ってしまうことがあるそうです。ただし、ズボンのボタンなど直接肌に触れていないものは大丈夫とのことでした。

 

ポケットに貴金属類が入っていないか

強い磁気を使っての検査となるため、ポケットに金属類が入っていると検査中に飛び出してしまうとのことです。

 

身体に模様を入れていないか

模様の染料の中には金属が含まれているため、やけどの危険があるそうです。

 

閉所恐怖症ではないか

検査の機械は非常に狭い空間となります。検査時間も20分以上かかるので、狭いところで我慢ができない人は申し出たほうが良いです。

 

 

頭部MRI検査を行う

上記のことを一通り確認された後、いよいよ検査が始まります。

頭部ということもあってなのか、特に検査着に着替えることもなくそのまま検査室へ向かいました。検査室ではスマホの電源は消します。

 

検査時の注意

  • 検査時間は20~30分ほど
  • 頭部を固定されたら身動きをしてはいけない(リラックスして検査をする)
  • 検査中に気分が悪くなったりしたときには、声をかける
  • 機械の音が大きいので気を付ける

 

検査中どのように感じたか?

頭が固定されていますので、身体は自由に動かすことはできません。しかし、無理のある体勢ではありませんでしたので、苦痛ではありませんでした。

 

検査中、機械音は大きく感じましたが「うるさい」と感じるほどではありませんでした。

 

視界は、目から10㎝ほどのところに機械の一部がかかってくるので圧迫感がかなりあります。閉所恐怖症ではない私でも、「息苦しく感じる」ほどです。

ですので、私は検査中はずっと目を閉じていました。(少し寝てしまいました 笑)

もちろん平気であれば目を開けていても大丈夫です。

 

ただただ横になって時間が過ぎるのを待つだけで検査は終わります。

 

検査結果

大掛かりな装置に入ってのMRI検査でしたが、脳に異常は全く見られませんでした。

結果を聞いて脱力するほど安心しました。

結局のところ、ひどい肩こりからくる首の痛み・頭の痛みということで痛み止めと筋弛緩剤の内服のみで様子を見ることになりました。

(触診時に「肩が堅いね…」とは言われていました。)

 

さいごに

しつこい頭痛から始まった今回の騒動、蓋を開けてみれば「肩こり」が原因ということがわかりました。今回の痛みは、肩をぐるぐる回したり、良く動かすことで改善されるとのことだったので、意識して肩を動かしたいと思いました。

 

結果的には異常がなかったMRI検査でしたが、「自分の見えない部分の状態」を知ることができて安心安心できたことは間違いありません。

 

アラフォーになり、身体も不具合(笑)が出始める年になりました。今後もきっと心配事が出てくるかと思いますが、早いうちに検査を行い、安心するなり必要があれば治療をするなりしていかなければならないのだと改めて思いました。

自分の身体について考える良い機会となった出来事でした。

 

ちなみに診療代は6000円弱でした。