おやっさんのトリプルLIFE

ひとり親で2児を育てている母が実際の経験をもとに書くブログです。ひとり親の母としてのこと、たくましく生きる子どもたちのこと、ブログをしていて学んだことなどを綴っていきたいと思います。

母子生活支援施設って実際にどんなところなの?メリット・デメリットは?実体験をもとに書きました

私たち家族(私、娘、息子)は一時的に母子生活支援施設でお世話になっていました。今回は、実際に住んでいた時のことを思い出して記事にしたいと思います。

 

 

母子生活支援施設とは

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(写真はイメージです)

まず初めに母子生活支援施設とは何かを書きたいと思います。

 

母子生活支援施設(またの名は母子寮)とは、児童福祉法に基づいて18歳未満の子どもを養育する女子、または何らかの事情でそれに準じた女子とその子どもが利用できる児童福祉施設なのです。

 

 

母子生活支援施設の設備

外観は普通のアパートのような建物であることが多いです。ですが、敷地内に入ると普通のアパートにはない設備が備えられていることに気づくのです。

 

敷地内広場に専用の遊具

母子生活支援施設の敷地内に専用の遊具があり、ちょっとした公園のようになっています。隣には広場も併設されており、ボール遊びをする事のできる広さがあります。

この敷地内の遊具は母子生活支援施設の利用者が使用することができ、利用者の安全面の確保から、外部の人は立ち入ることができないとしているところが多いです。

 

事務室

母子生活支援施設の職員が常駐している事務室です。

規模にもよりますが、日中は10人前後、夜間は宿泊専門員が1人以上は必ずいてくれます。

 

面談室

利用者が職員と定期的に面談する場所です。面談では、今後の生活目標や自立に向けての相談などもすることができます。

また、母子のカウンセリングをおこなう場として使われることもあります。

 

集会所(兼プレイルーム) 

小学生以上の児童クラブとして使われたり、季節ごとのイベントをおこなう部屋として使われたり、雨が降っているときは室内遊びができる場として開放されたりもします。

この部屋は、(予約制で)地域の人にも貸し出されることもあり、ときどきお年寄りの方が会合をされていました。

 

居室

世帯ごと1室ずつ割り当てられ、この居室内はプライベート空間となります。通常のアパートと何ら変わりのない造りとなっており、私が利用していたところは部屋が2間にキッチン・洗面・トイレ・浴室・ベランダ、エアコン、照明器具、ガスコンロが付いていました。

 

場所によっては、トイレやお風呂が共有のところもあるようです。

 

 

実際に生活をして良かったこと・不便だったこと

同じ建物に、何世帯もの住人が暮らしていますので、良いこともあれば、そうでないことも多少なりともあるものです。

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良かったこと

  • 周りが全て母子家庭
  • 困ったことがあったら職員に相談できる
  • 家賃が無料(または格安)
  • 職員が子ども向けの行事を行ってくれる
  • 入所当初は家電の貸し出しもしてもらえる(いずれは自分で購入しなければいけません)
  • 貸し出し用の自転車もある(のちに自分で購入)
  • セキュリティーがしっかりしているので夜間でも安心

 

不便だったこと

  • 隣近所との距離が近すぎる(精神的距離です…)
  • 門限がある(22時を過ぎると施錠されます)
  • 朝は6時過ぎるまで敷地内から出ることができない
  • 早朝、深夜の仕事には就けない(この点、私は問題なし)
  • 外泊するときは許可が必要(私は外泊しませんでした(;^_^A)
  • 子ども同士(または親同士)のもめごとが起こりがち
  • 身内や友人を居室に招くときにも許可が必要
  • 週1回程度共有部の掃除当番が回ってくる(意外と面倒くさい)
  • 月1回程度、全館の戸締りチェック当番が回ってくる(22時過ぎにおこなう)
  • 基本自動車の保有は出来ないので、自転車か交通機関を使用する(最寄りの駅まで遠かったため、かなり不便でした)
 

人間関係のいざこざは起きやすい印象

上でも書きましたが、隣近所との距離が近い…というのは、物理的な距離はもちろんですが、「人と人との距離の近さが母子生活支援施設ならでは」であったことには間違いなかったです。

 

利用者の多くは、金銭的に困っての入居や家庭内トラブルから回避するための入所であるので精神的に落ち着かない人は多いのです。
自分自身に余裕のない生活をしていますので、どうしても周りの人に助けを求めたり、頼りたくなったりしてしまうのです。

 

母子生活支援施設で暮らしている人の多くがそうであると、必ずどこかでいざこざが起きてきてしまうのです。

  • となりの部屋の人が1日中私の居室に入り浸る
  • 普通に挨拶をしていた人からある日突然 悪者扱いをされる(心当たりはありません)
  • 知らないうちに変な噂を流されている(接点のない人から)

これらは私が実際に経験したことです。
理不尽なものばかりでしたが、私がうわさされるような変な人ではないことを三者である職員がわかってくれていたので、あまり気にすることなく生活はできていました。

 

母子生活支援施設を退所するまでの期間と条件

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どんなに長く暮らしていきたくても子どもが18歳になるまでには退所しなくてはなりません(多くは2~3年をめど)。母子生活支援施設はあくまでも一時的な住居となるため、いずれは自分たちが暮らしていくための場所を探す必要があるのです。それには、

  • 母親が安定した仕事をしていること
  • 子どもの精神が安定していること
  • ある程度の貯金があること
  • 母親に生活力があること
  • 退所後に生活できる住居を契約できていること

などの条件がそろっている必要があるのです。

 

私は元々2年以内の退所を目指していたので、自分でできることは職員に手伝ってもらうことなくどんどん進めていました。
(その都度、職員への報告はしていました)

 

 母子生活支援施設の住み心地はどうだったか?

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 施設内の人間関係のいざこざは多少ありましたが、平日の日中は仕事にも行っていたし、帰宅後は自分の居室にいることが多かったのでさほど気になることもありませんでした。

 

ごくごく一部のお母さんとは仲良くなったりもしましたが、基本周りとは積極的にかかわりを持つこともありませんでしたし、施設の職員も「一時的な住居であるので、周りの家庭と関わる必要はない」と言ってくれていたので、自分のペースでの生活をすることができました。

 

家賃がかからないこと、困ったことがあれば職員に相談することもできたので、母子家庭生活のスタートとしては心強いものがありました。

 

ただ、自転車しか持てないこと、門限があることなど行動が制限されるので、考えようによっては監視されていると感じてしまう人もいるかもしれません。

 

 

さいごに 

私は、たいして遠出することもありませんでしたし、夕方仕事から帰ってきてから外出することもめったにありませんでしたので、メリットの方が大きかったです。

 

一つの建物に共同生活をするような感じに近い状態で生活をしますので、入所を検討されている方は、よく考えて決めることをお勧めします。

 

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