おやっさんのトリプルLIFE

ひとり親で2児を育てている母が実際の経験をもとに書くブログです。ひとり親の母としてのこと、たくましく生きる子どもたちのこと、ブログをしていて学んだことなどを綴っていきたいと思います。

モラハラ元夫は勝手に仕事を辞めるが職探しは難航する

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1つの仕事が長続きしないタイプであった元夫。数年サイクルで転々と転職していることは結婚前から気になっていることでした。元夫と入籍するときも「元夫の仕事に関しての考え方」に疑問を持ちつつも、当時私も若く元夫のことを好きではありましたので、先のことをあまり深く考えずに入籍してしまったのです。

 

しかし、上の子ちゃんが1歳の時から仕事が続かなくなってしまった元夫。ひどいときは1日だけ行ってやめてきた仕事もありました。とにかく、無職かとりあえず数日仕事をしてみるかのどちらかのパターンでした。(無職9:仕事1)

 

 

突然に仕事を辞めてきた元夫

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仕事に就いたりつかなかったりが繰り返されていた元夫でしたが、下の子君を出産した時、元夫は奇跡的に仕事をしていたのです。この時は契約社員でしたが、すでに1年ほど続いていたため私の育児休暇が終わってまた働き出せば、何とか生活はできるはずでした。(育児休暇中も手当てが出ていたので、私の収入は0ではありませんでした。)

育児休暇とは

雇用保険の被保険者が産後57日~子どもが1歳になるまで雇用保険から給付金が受けとれます。育児休業開始時の給与の50%が支給されます。(ただし、育児休業開始から180日は67%です)



元夫年末年始の休暇をとる

とある年の年末年始、珍しく「お休み」を取ったとのこと。


これまでとは少し職種が違っていた(サービス業から病院内の仕事に変わった)ために、『休みのタイミングも今までとは違うものなんだな』くらいに思っていた私は、
その時は何とも思わなかったのです。

 

仕事始めはいつ??

ところが1週間たっても、10日たっても仕事に行く気配を見せません。


正月も4日過ぎると、多くのところでは仕事始めになり、皆さんお仕事を始めます。
元夫に「仕事はいつから?」と聞いても、
「まだ休みだよ。」
と言うばかり。はっきり日にちを言わないあたりに不信感を抱きました。

まさか…

次第に元夫がこのまま仕事に行かなくなるのではないかという恐怖を感じるようになりました。(実際に何度か同じようなことがありました。)

 

ですが、ズバリそれを聞く勇気が私にはありませんでした。

元夫の逆切れが怖いというより、仕事を辞めたという現実を知ることの方がよほど怖かったのです。

 

ところが、仕事を辞めていたが事実はよそから聞くことに…

 結果からいいます。


この時はすでに、仕事を辞めていました。


その事実を知ったのが、年明けに子どもの小児科で保険証が使えないと知ったときです。とんだ赤っ恥でした(/_;)(それまでに知らずに2度ほど小児科にかかっていましたので、3回目の受診の時に真実を知ることになったのです。)

その日のうちに元夫を問いただすと、悪びれもしないで、
「仕事辞めた!」
と言い放ちました。


いつ辞めたかと言うと、年末前だったそうです( ゚д゚)

 

元夫思考に納得いかない(モラハラ特有のものです) 

普段から私には

『何事もまずは俺に相談してから決めること。お前が決めるな!!報連相!!』

と言っていた夫は、家族の生活にかかわる重大な事を何の相談もなしに一人で決めてしまったのです。


私は元夫に対して、

  • 子ども2人抱えているのに何の相談もなしに勝手に仕事をやめてくる神経
  • 仕事を辞めたのに「長期の休み」と子どものようなすぐにバレる嘘をつく神経
  • 嘘をついたことに悪びれもしない神経

が信じられません。あり得ないと思いました。

 

モラハラする人は怠け者気質がある?

(当時)育児休暇で家にいる私に向かい、

「家にいるのになにもしていないじゃないか。俺は仕事してるっていうのに!!」

と、毎日のように嫌味っぽく言ってきた元夫は、産休・育児休暇で家にいる私のことがうらやましくなって仕事を辞めてきたと思われます。

 (私は家事育児をしていました。決してごろごろしていたわけではありません…)

 

元夫が退職した会社の保険証の行方

元夫が退職してきた会社の保険証ですが、もちろんやめた地点で返却しなくてはいけないことも私は知っています。なので、


「保険証を会社に返しなよ。」(郵送でOK でした)


と元夫に言い続けていましたが、返す手続きをしているようなそぶりはありませんでした。社会人としてもあり得ませんでした。

 

 

元夫の仕事に関する考え方

その後、次の職探しをすることになるのですが、当時アラフィフだった元夫(私よりだいぶ年上です)に、なかなか再就職先が見つかるわけはありません。

  • 賃金
  • 勤務時間
  • 地域
  • 条件、待遇
  • 雇用形態
  • 仕事内容

上記のものがすべて希望通りになるとも限らないのです。というより、むしろどれかは妥協しなければ職にありつくことすらできかねない年齢でもあります。

 

しかし、元夫は仕事探しでも自分の意見を曲げることはしませんでした。

 

自分のやりたい仕事をする(調理関係)

自分の資格を生かして仕事探しをするのですが、過去に経験してきたことを生かす仕事を探すために「食事を作る仕事」1本で職探しをしていました。

 

やりたいことを仕事に…という考え方は、「この先仕事を続けていくため」には重要な部分であり、良いことだと思います。

 

しかし、モラハラ元夫はこれに加えてさらに要求があるのです。

 

1つにこだわる

これまで飲食業界に携わってきた元夫なのですが、転職の際『ホテル内での調理の仕事』にこだわっていました。

 

というのも、元夫の中では同じ『食事を作る仕事』の中でもどうやらランクがあるらしく、上から順に

  1. ホテルの料理人
  2. 有名飲食店
  3. チェーン店の飲食店
  4. ラーメン屋
  5. 集団給食
  6. ファストフード店、ファミリーレストラン

という位置づけのようでした。ちなみに元夫に言わせると、一部の3と4以下は料理ではないそうです…💦(私は保育園給食職員…笑)

 

↑元夫の中でこういったランク付けがあるため、『ホテルの仕事を探す』と言ってききませんでした。偏ったプライドが職探しの邪魔をしているように感じます。

 

実際に、ホテルで働いていたこともあるのですが、すべてビジネスホテルのようなところです…。まあ、ホテルの価値は私にはわからないのですが、元夫が働いてきたところはそれほど大手のホテルではなかったように感じます💦

 

それはともかくとしても、年齢的に職は選べるほどないこと…この現実を見てほしい…。

 

転職してもそれなりの立場でないと勤めない

「料理長待遇でなければ働くことができない」

と元夫は面接で言います。

 

おいおい…

 

どんだけ自分の自己評価が高いんでしょうか…?

 

雇用する側も、初対面でこんなこと言われても困りますよね。まずは仕事ができるかどうか見極めてからと考えることが普通だと思います。

ところがモラハラ元夫は

「条件が飲めないのであればお宅で働くことはできませんね。」

と平気で言ってしまいます。

 

採用率ダダ下がりです…。

 

人の下について仕事はしたくない

先の項目と重なりますが、自分のことを過大評価しているため、人の下で働くことを嫌がります。自分が新入りだったとしてもです。

  • 自分の料理の腕に対して誰にも負けない自信がある
  • 調理歴の短い人(特に若い人)の指示に従うことは間違っている(自分の方が知識も経験も優れていると思っている)
  • 自分の腕と知識、経験からそれに見合う給料を求める

などなど、サラリーマンとしては非常に扱いにくい考えを持っています。(自営業として店を出すのであればまた違うのですが…。)

 

新しいところへ転職するということは少なからず「試用期間」もあるでしょうし、その店ならではのやり方も覚える必要があるはずです。新人として先輩から仕事を教えてもらう立場として働かなくてはいけない期間はどうしても存在します。

 

ところが、その期間ですらモラハラ元夫は嫌がります。

 

特に自分より年が若い人から教育・指導されることが気に入らないようで、せっかく就職してもすぐに仕事を辞めてくることも珍しくなかったです。

 

 

最終的に仕事は見つかったのか? 

  • アラフィフ
  • 希望は正社員
  • 転職歴が多い
  • 調理の仕事にこだわり、中でもホテル勤務にこだわる
  • 給料は最低でも月30万は出してほしいと言う
  • 中途採用にもかかわらず「人の下では働けない」と言う
  • 資格は調理師と運転免許
  • 沸点が低いためなのかすぐ人ともめ事を起こす
  • 職安通いが面倒くさくて月1~2回くらいしか行かない

以上が元夫のスペックですので、なかなか就職先が見つかりませんでした💦

当然と言えば当然ですね…。採用する側も見透かしていますね(-_-;)

 

面接は何社か受けていましたので、運良く採用してくれるところもありましたが、元夫は短期間でやめてくることが多かったです。(最短1日です)

 

 

さいごに 

モラハラ人種を配偶者にすると家庭内での大切なことでも家族の許可なくモラハラ人の独断で行動・決定をしてしまいます。

我が家の場合は「夫の離職」でしたが、この離職転職騒動から我が家は一気に大貧乏になったことは言うまでもありません。

 

配偶者の離職問題も、大人だけの生活でしたら自己責任で何とかなった(?)かもしれませんが、2人の子どものこれからの人生も抱えていましたので、なかなか再就職ができない(しようとしない)元夫とは最終的に最善な方法として「離婚」に踏み切りました。

 (もちろん元夫との離婚理由はこれだけではありません。あくまで理由の一つです。)

 

離婚に伴い、私自身の再就職もしましたが、元夫とは違い『就職の条件』もそれほどハードルが高いものではなかったので、すぐに再就職することができ、もうすぐ丸6年がたちます。 

www.oyassan3life.com

 

私は元夫とは違い、2人の子どもたちを生活面から守っていく責任感で仕事を急にやめたりはしないようにします。

家族(子ども)の生活は私が守ります!!