今週のお題「間取り」
特別変わった間取りの住宅には暮らしたことはありませんが、私は婚姻時、住居においては非常に不便な生活をしていましたので、今回はそちらをご紹介します。
立地条件
新幹線も止まるくらいの規模の駅から徒歩3分という好立地でした。
徒歩3分の駅まで歩くことで利用できる交通機関は、
- 新幹線
- JR
- 私鉄(2つ)
- バス
- タクシー
- 路面電車(地域がわかりそうですね💦)
です。至近の駅にはかなりの交通手段があるため、立地条件としてはかなり良いものだと思われます。
婚姻時代の住居
- 6畳2間+ダイニングキッチン
- トイレお風呂は別
- 洗濯機置き場はない
- ベランダもない
- 駐輪場もない
- 駐車場もない
- 築50年を超える
婚姻時、初めは夫婦2人で暮らしていたため、この間取りでも特に狭く感じることはありませんでした。しかし、最終的には子どもが2人になり、それでも当時は小さかったのでまだまだこの間取りでも過ごすことができていましたが、子どもたちが大きくなった時は引っ越ししなくてはならないだろうなと思いながら暮らしていました。
ベランダがない間取り
間取りはもとより、私の中で困ったのは「ベランダがないこと」でした。
一応は洗濯が干せるように室内に「ランドリールーム(?)」はありましたが、窓際の一角であったため、洗濯物を干している日中は日光がさえぎられてしまうため、居住スペースでは電気をつけて過ごさないと暗かったのです。
ベランダがないことで、布団やシーツなどの大型のものを干すこともできませんでした。これらのものを干す場合には、窓に直接かけて干すか、日光をあきらめて北側の通路に干すか、部屋干しにするかのどれかでした。
洗濯置き場がない
厳密にいえば「ない」というわけではありませんでした。
洗濯置き場は室内にありましたが、排水が詰まっていること、洗濯機の大きさがスペースに入らないこと(規格が半世紀前であるため)などから、実質洗濯機置き場がない状態となっていました。
ですので、大家さんからは「洗濯機は北側の共有通路においてください」と言われており、入居されている人は全員通路での洗濯をしていました。
駐輪場・駐車場がない
駅前で立地条件だけは良い物件でしたのが、駐輪場・駐車場はありませんでした。
自転車くらいであれば階段下に止めることができそうにも感じますが、駅前という土地柄、放置自転車が回収されやすいのです。(放置ではなく住民のものですが、駐輪場ではないところに止めてあるため、そうみられるようです。)
私は自転車を購入しませんでしたが、近隣の人も回収されてしまって困っている人がちらほらいたのは事実です。
駐車場に関しては、ほど近いところに月極駐車場もありましたが、駅前という立地でしたので、高額でした。
水回りが心配
住居での水トラブルは至る所で起こっていた印象です。
築50年を超える古い建物であることから仕方ないようにも思われますが、修理を依頼しても「突貫工事」ばかりでした。
- 穴が開けばボンドでふさぐ
- 水漏れしたらその個所をふさぐ
- ふすまの張り替えは汚いふすまの上から何重にも張るだけ
- 畳は変えない
- 最上階でも雨漏りが頻回
- 極めつけは消火栓が整備不良で腐食した管からの大量水漏れ(住人は悪くない)
とまあ、お粗末な管理でした。
ひとり親世帯の住居こだわりたいポイント
婚姻時代に過ごしていた住居は、はっきり言うと「住み心地が悪い物件」でした。当時、極貧生活をしていたので妥協していた部分もありますが、本来であれば住居探しの時には誰しもがこだわりたいポイントがあると思います。
私は離婚を機に引っ越しをすることになりましたが、新しい住居選びをするにあたって、私なりの最低限のこだわりポイントも考えるようになりました。
- 家賃は安いに越したことはない(ひとり親家庭なので)
- 子どもが大きくなったことも想定した間取り
- 近くに日用品が安く売っている店(スーパーなど)があること
- 学校(特に小学校)が近いこと
- 小児科も近いこと
- 駐輪場は必須
- ベランダも必須
- ガスは都市ガス(プロパンは自由価格のため割高)
- 建物の管理がしっかりしている物件
本当に最低限なことですが…このくらいの希望でしたら何とか条件に合う物件は見つかります。
欲を言えば築浅物件が良いのですが、築年数が浅くなることで家賃はぐっと上がってしまいます。我が家にとっての重要ポイントは 家賃>築年数 ですので、住居の築年数はある程度は我慢です。
番外編 ちょこっとだけこだわりたいポイント
普通に暮らしている分には何ら問題はないけれど、こっちのほうが良いかな?というポイントです。
給湯器
古い物件ですと台所に後付けの湯沸かし器がついている場合も少なくありません。もちろん使い方が間違っていなければ問題ないですし、お湯で食器洗いができるので便利です。
しかし、不完全燃焼や元栓の閉め忘れなど、事故や火災のもとになる危険もなくはないのです。特に子どもだけで留守番になりがちな我が家では、この危険はないに越したことはありません。
ですので、古いタイプの給湯器ではなく、蛇口をひねるだけでお湯が出るタイプの水道の方が少しは安心なのです。
呼び鈴
インターホンやカメラがついていれば尚良いのですが、今回私がこだわりたいのは「音」です。
婚姻時代の住居では映画が始まる時のような音「ブー」という音での呼び鈴でした。私の中ではこの音は耳障りに感じる「苦手な音」であり、鳴るたびに心臓がバクバクしていた覚えがあります。(びっくりするんです、いきなりのあの音は)
なので、呼び鈴の音は「ピンポーン系」が良いのです。
電気の契約容量
婚姻時は20A でした。(Aとは電流量ですね)
20Aってどんなもん?と思いますよね。
電子レンジとエアコン1基を一緒に使うと飛ぶくらいです。
もちろん待機電力のものもありましたので、正確にはわかりませんが、それでも一般家庭の使い方と大して変わらない電気の使い方であったと思います。
今現在暮らしているところは、30Aで契約できていますので、電子レンジとエアコンを一緒に使ったくらいでは飛んだりはしません。
日常生活に不自由しないためには最低でも30Aでの契約が必要かもしれませんね。(ただし物件によって指定できない場合もありますので注意してください。)
さいごに
今回は、不便な住居で生活していたことから感じた、住居選びのこだわりポイントを中心に書いてみました。
お金さえあれば何不自由ない暮らしができますが、ひとり親で子どもを育てなくてはならない私にとってはそれは夢物語です(´;ω;`)
ですが、「少しでも」不自由しないで暮らしていくことのできる住居選びは重要に感じます。
わが家もこの先ずっと同じ場所では済み続けないでしょう。また近々引越しをする機会があると思います。その時は今以上に住みやすい物件を探したいと思います。