今週のお題「お弁当」
子どもが小学生になると、意外とお弁当を作る機会が増えます。
- 遠足&その予備日
- 運動会&その予備日(2日間)
- ペア学年での弁当の日(月1回、ただしコロナで自粛中)
- 長期休み前後…など
行事そのものがあるための弁当であれば、保護者である私もさすがに忘れることはありません。
しかし、「なんでもない平日(予備日など)」に弁当がある場合は、うっかり忘れてしまいそうになってしまうこともあると思います。
今回は、そんな「平日」に私がやらかしてしまった2度の弁当忘れの失敗を書きたいと思います。(子どもの弁当を作り忘れた…ということです💦)
はじめに
まず、事件のあったのはいつのことか。
- 娘が小学3年生の頃、遠足を終えたあと10日後に控えた予備日の弁当。
- 息子が小学2年生の時(今から数か月前です💦)、6年生を送る会とかで弁当になった日です。
実は娘と息子それぞれ1回ずつ、計2回もやらかしています"(-""-)"
事件① 娘の遠足予備日を見落とす
その日は普通の朝を送っていました。
小学生の娘を送り出し、身支度を済ませて当時保育園児だった息子と共に出勤するだけの状態となったころ、学校から電話がかかってきました。電話の主は娘だったのです。
おがあざん、えぐっひっ、◎✖★?%#…
どうやら泣きながら 電話をしているようで、言葉を聞き取ることができません。
見かねた事務の先生が電話を代わって、弁当が必要であったことを伝えてくれました。
この時、私が家を出勤しようとした3分前。混乱する頭の中、
「1秒でも早く弁当らしい物を作らなくてはならない」
というミッションが発生したのです。
しかしこの日は運悪く、
- 白米は無い
- 弁当用の冷凍食材もない
- 家を出るまで残り3分
という悪条件からの弁当作りのスタートでした。
どんな弁当を作ったのか?
作った…というより、詰めたと言ったほうがしっくりきます。
- レーズンパン 2個
- かにかま
- チーズ
- 魚肉ソーセージ
- 前日の残り物 1品
弁当箱に適当に詰めただけです…💦
帰宅後の娘の様子
お母さん、今日の弁当おいしかったよ!! たまにはパンっていいね!!
弁当を忘れて泣きながら電話をしてきたわりには、なんだかものすごいご機嫌でした💦
母はどっぷり疲れたというのに…"(-""-)"
事件② 息子の「弁当の日」を聞き逃す
この日は私が子どもより早く家を出ました。
出勤後、仕事をしていると職場内で「学校から電話が…」と呼び出しされました。
【学校から電話】と聞くと、「病気」か「けが」を心配してしまうのですが、この日は「弁当を忘れている」という電話でした。
息子の弁当持たせ忘れに一瞬慌てましたが、この後「どうしたら良いか」を意外と落ち着いて考えることができました。
弁当忘れについて学校側に確認したこと
- 勤務中であることで弁当を作る時間がないため、購入して持って行っても良いか?
- 何時までに弁当を届ければ良いか?
- 事務室への届けで良いか?
学校からは、
- 作ったものでも買ったものでも良い。
- 11時半までに持ってきてもらえれば間に合う。
- 事務室(校舎に入ってすぐ)で預かります。
との回答でしたので、この時は勤務中であったことから私の中で作戦を立てることにしたのです。
勤務時間中に弁当を届ける
私の仕事は保育園で給食を作る仕事です。
まずは園長先生と給食室を仕切っている栄養士さんに「息子の弁当を作り忘れた」ことを報告しました。(お二人には「人のご飯作っている場合じゃないよ」と笑われました(´;ω;`))
その後、自分の担当するおかずの調理を済ませ、ある程度落ち着くまではそのまま勤務し、一番忙しくなるであろう配膳前までには戻ることを条件に、休憩を早くとるという形で中抜けをさせてもらいました。
息子の弁当
幸い、近くにスーパーもありましたので、総菜を買うことができました。
- サンドイッチ
- ささみのアスパラチーズ巻き
- 鶏のから揚げ 大3個
もちろん総菜コーナーの中では弁当のセットもあったのですが、さすがに「スーパー弁当」ではかわいそうに感じ、ちょっとでも手作り感を出したいと思いました。
しかし、出先であったため弁当箱も持っておらず、もちろん弁当箱をとりに帰る時間はありません。
そこでスーパーでアルミホイルを一緒に購入し、揚げ物に関してはパックからホイルに移して包んであげました。
サンドイッチに関しては見える部分に「食品表示や値札のないパック」(一見自家製にも見える)物をあえて購入しました。
時間も限られているのであんまり凝ったこともできませんでしたが、無事にお弁当を届けることもでき、職場へは配膳時間前までに戻ることもできました。
息子の感想
男の子であることもあってか、弁当の見た目などはまったく気にしない息子。
「弁当おいしかったよ。」
とはいうものの、ひとつだけ不満があったようでした。
足りなかった…
え、そ…そうですか~💦以後気を付けます…。
しかしですね、あなたの昼ご飯代だけで1000円以上は使ったんですけどね💦
最近、食べ盛りな息子には量が物足りなかったようでした。
なぜ弁当を作ることを忘れてしまったのか?
息子の件については完全に私のミス
息子の時のミスは、私が息子の話をちゃんと聞いていなかった落ち度がありました。(娘が息子の話を聞いていたことで発覚)
息子は前日にきちんと「お母さん、明日お弁当だよ。」と伝えてくれていたのです。ですが、私が片手間に話を聞いていたため、翌朝になって忘れたものだと思われます。完全に私のミスです。
娘の件はちょっと納得いかない
しかし、娘の時はちょっと違うのです。
日々の持ち物や宿題を忘れることのない娘。
先生の話もしっかり聞き、必要なものがあれば必ず私に伝えてくれる子なので学校関係については安心して任せることができました。
そんな娘が「弁当があることを伝え忘れたこと」に違和感を感じていました。
ですので、弁当事件のあった日にちょっと話を聞いてみることにしました。
- 弁当があることを知っていたの? →知らなかった。
- 予定黒板には書かれていなかったの? →書かれていなかった。
- 先生は、「明日は弁当だよ」って言ってた? →言ってなかった。
- 他に忘れちゃった子いた? →数人いた。
娘の話からすると、どうやら担任の先生が子どもたちに「弁当忘れないように」と注意喚起をしていなかったこと、時間割の書かれている黒板に持ち物として「お弁当」と記載していなかったことなどが「弁当忘れ」につながってしまったように感じました。
学年だよりで確認しなかった落ち度はあるけれど…
保護者側の私は、毎月配布される「学年だよりを毎日チェック」していれば防ぐことができた事件でしたが、なかなか2人の子どもの校内や園内での活動の様子を把握し尽すことはことは難しいように感じます。さすがに大きな行事はある程度記憶していますが、
- 遠足の予備日(遠足の日から離れて設定された日)
- ペア弁当(学校都合)
- 給食配膳時間の短縮のための弁当(学校都合)
など、学校都合で弁当となっている日も幾日かはあるので、突発的にある弁当の日をそこまで把握しきれなかった…という言い分もあります(;^_^A
この日も、突然週の中ごろにあった弁当の日でした。(遠足の予備日でした)
それでも、多くの先生は「明日は弁当だよ」と子どもたちに伝えてくれますし、予定黒板に強調して「弁当」と書いてくれる先生もいます。(子ども相手の仕事ですからね。)
娘の件も、担任から前日に一言「弁当」と伝えてくれるだけでも防げた事件だったように思います。
さいごに
娘と息子、それぞれ1回ずつ「お弁当を持たせ忘れてしまった」のですが、2人とも私を責めることなく「おいしかったよ」と言ってくれたことに感謝しています。
お弁当の形はどうであれ、私の焦りと頑張りが伝わったのがわかりました(笑)
兄弟関係や、ママ友の顔が広い人は横のつながりから「あれ、明日って弁当じゃない?」と気が付ける人も少なくありません。しかし、第1子の保護者や、基本ボッチな私のような保護者であると、「学校の情報を得る手段」は子どもでしかないので担任の先生には「しっかり子どもに伝える」ということもしていただきたいなと感じた出来事でした。
ちなみにこの時、担任だった先生はのちに、
給食のある日に「明日は弁当」と伝えてしまい、情報源が子どもしかない数家庭が実際に弁当を持たせてしまった。
という逆パターンの事件を起こしていました…。