今では児童クラブにお世話になることがなくなってしまったわが家ですが、息子が入学してから約2年間はほぼ毎日お世話になりました。
今回は、誰もが一度は心配する保育園から児童クラブへ移行したての子どもの様子について書いてみたいと思います。
保育園から児童クラブへ まだ入学前で緊張します
最初の1週間はまだ入学式前の春休み期間であったことから児童クラブまでの登所は、母親である私と一緒に行きました。そして初めの1か月は、降所も母親である私と一緒でした。これは児童クラブ側からお願いされていたことであり、
- まだ登下校に慣れていない子どもに配慮
- 学校での生活に慣れていないことへの配慮
- 児童クラブの支援員さんとの交流
の観点からだったように感じます。
当所初日は、なぜか娘(当時小6)も同行しました。口でははっきりとは言いませんでしたが、娘は弟と同じ学校に通えることを喜んでいるようでした。
母親としては6年生にお姉ちゃんがいるというだけで新1年生の息子を任せる安心感が半端ないですよね(#^^#)
児童クラブ初日終了後
さて、一日を 初児童クラブ で過ごした息子。お迎えに行くと、年上のお兄さんと仲良くけん玉をして遊んでいました。
初日の様子を児童クラブの先生に聞くと、
「特に問題なく、仲良く遊べていました。自分の意見もきちんと言えていましたよ。」
と教えてくれました。
初日のおやつのせんべいはなんと「持って帰る」と言っていた息子。なぜだか不思議に思いましたが、どうやら家でゆっくりパッケージに書かれている間違い探しをしたかっただけのようでした(;^_^A
初日の感想は、
楽しかった~また行きたい!先生も優しかった!(*^_^*)
とニコニコ顔で教えてくれました。
児童クラブにいる間に、『名前の練習』もしたようで、がんばって書いた息子の名前の紙が1枚荷物の中に入っていました。
一日頑張った息子は、18時半に就寝でした。
息子児童クラブ2日目
児童クラブ2日目は帰り際に先生からいろいろ話を聞くことができました。
- 文字の練習を真面目にしていたこと。
- 新しいゲームのルールをしっかり覚えていたこと。
- 同じ保育園から来た子から、なんだか頼られていること。
- とにかくしっかりしていること。
どれも保育園では言われたことのないことばかりです。
母としてはうれしい限りです。
息子が通っていた保育園では、ずっと同じ担任の先生だったためもあってか、毎年同じことを言われ続けていました。
- マイペース(あまりよくない意味で)
- 言葉が遅い(口数が少ない?)
- とにかくいろいろ心配 → 発達検査を勧められる
こんなことばかり言われていたので、児童クラブでの様子を聞いたとき正直驚きました。周りの環境が変われば、子ども自身も何かしら良い刺激を受けるのかな?
4月に入ってから急にお兄さんらしくなった息子。児童クラブでは周りを困らせることのない、かなりの優等生であるとほめられました。
当の息子は、2日目も帰ってきてから、「漢字のお勉強をしたい!」なんて言っていました。
保育園時代、全くと言っていいほど文字に興味がなかった息子です。そんな息子が自ら文字(漢字ですが💦)を覚えたいと口にしてくれたことも大きな成長であると感じました。しかし、当時の彼はまだひらがなすら半分以上読み書きできない状態でした。
ですのでまずは、ひらがなをマスターしようね…と思ったのを覚えています。(この後、夏休み終了までにひらがなカタカナを自力で完全マスターしていました。)
児童クラブに通い始めて受けた良い影響
こうして小学校の児童クラブに通い始めた息子。
クラブの時間内には、楽しいこともたくさんありますが、もちろん『お勉強の時間』もあります。
春休み期間でしたので、上級生は『春休みの課題』や『塾の宿題』を行っているのですが、新1年生の子も「各自何かお勉強、又はぬりえをしましょう」となっています。
息子にはやりかけて途中になっていたひらがな練習帳を持たせました。
家ではなかなか気分が乗らないようで、ノートの中がなかなか埋まることのない練習帳が無駄になりそうな雰囲気があったからです。
ところが、わずか2日でひらがな帳を全て終え、得意げに「終わったよ~!!」と見せてくれました。
児童クラブの先生も
「集中力がありますね。落ち着いてできていますよ。」
とほめてくれました。
ノートの中を見ると、決していい加減に書いているものではなく、下手くそながらも(笑)丁寧に書かれた字で埋められていました。
すごい(#^^#)
なんだか児童クラブ様様です!
お勉強をしたくなるような雰囲気を作ってくれているのですね(*^_^*)
さいごに
今回は息子の初児童クラブから数日間の様子を書いてみました。
母親である私も初めは「大丈夫かしら」「きちんと人の話を聞くことができるかしら」「トイレにはちゃんといけるかしら」などなど心配が尽きませんでした。
しかしながら1日の様子を先生に聞いてみると、私の心配をよそに
- お勉強を集中してできる
- 同じ保育園の子以外とも普通に遊べる
- とにかく落ち着いている(場所見知り、人見知りしない)
この点を毎日褒められたのです。
場所見知りしないことに関しては、娘の参観会などの行事ごとに学校へ積極的に連れてきていたことが良かったかなと思いました。
保育園や幼稚園から小学校へ進級するときは、「初めての○○」が多くなる時期でもあります。しかし親の心配はよそに子どもは意外とたくましいです。
これからお子さんを小学校へ進級させる方もたくさんいると思います。
心配な気持ちはだれもが同じです。しかし、子どものことを信じることも親として大切なことであると感じます。
児童クラブも「初めて体験」が多い場所ですが、子どもは案外すぐになじんでしまうことも想定して、心配しすぎない育児を行ってくださいね。