おやっさんのトリプルLIFE

ひとり親で2児を育てている母が実際の経験をもとに書くブログです。ひとり親の母としてのこと、たくましく生きる子どもたちのこと、ブログをしていて学んだことなどを綴っていきたいと思います。

息子の入院で明らかになった考えられないモラハラ思考

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まだ息子が生後5か月の時の話です。

この時は発熱による外来受診でしたが、「川崎病」と診断され緊急入院をすることになってしまいました。

 

息子の緊急入院という一大事にもかかわらず、人とは間隔のずれたモラハラ気質の元夫は、この時も斜め上を行く意見を主張してきたのです。

 

 

息子の入院を元夫に伝えたときの反応 

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当然この日は、入院になるとは思っていなく、荷物も通常の外出用のものしかなかったため、この日の夜、元夫(当時仕事をしていた)が帰宅したころに電話をかけ、

 

「息子が入院した。私は付き添いのため一緒に居なければならない。」

 

と告げました。元夫の第一声は、

 「え、娘(上の子)はどうするんだよ。俺は仕事があるから見れないぞ。」

でした。

 

息子や私に対しての心配は一切なく、あくまで元夫は自分の心配しかしていませんでした。まず心配するところが違う気がするし、父親として頼りない発言…。少しイラっとしたけれど、こう言われることは想定内でした。

 

私は、悲しい気持ちを抑え、
「特別に娘も一緒に病室過ごせるようにお願いしたので大丈夫ですから。」

とほぼ棒読み状態で答えました。

(家庭環境を説明したことで病院側の配慮もあり、特別に許可をもらって娘も過ごせるようにしてもらいました。)

 

「飯はどうするんだ?俺は何か買って来るからいいけど…。お前らは?」


普通は、

「当面の必要なものを持って行くけど何がいる?」

くらいは聞いてくると思うのですが💦

そんな気の利いたことを言う人ではありません。あくまで自分の都合が最優先です。

 

子どもが入院するとなれば、付き添いの人のご飯が必要になることくらいは考えなくてもわかることです。 本当はご飯だって私と娘の2人分ですので、炊いて持ってきてほしいくらいでした。

しかし、元夫はお見舞いに来る気も様子を見に来る気も全くない様子。(実際、約2週間の入院期間中、退院前日に上の子を迎えに来た1回と、退院の日に荷物持ちで来たのみでした)

 

私は、
「私は院内の売店までしか行けないので、弁当を買うしかない。」

 と必死で伝え、銀行口座に当面のお金を振り込んでもらうことにしました。
一人1食500円前後×2人分はなかなか大きな出費でした。

 

私と当時年長だった娘は、売店のお弁当を買って食べる日々を迎えることになりました。

 

 

 息子の退院を迫る元夫 

そんな入院生活も11日目くらいになりました。

 

突然元夫から電話があり、

 「いつになったら退院するんだ。医者に退院できるように聞いてみろ。俺の言うことが聞けないなら帰ってこなくてもいいからな。」

と身勝手なことを言い出しました。

 

しかしこの日は回診時に、「退院まであと10日くらい様子を見たい。」と主治医に言われたばかりでした。もちろん元夫にもこのことは伝えました。息子のことを考えれば主治医の言うことに従ったほうが良いことはだれもが思うところですが、元夫はそうは考えません。

 

それどころか息子の身体を心配している素振りすら見せません

もちろん私に対する労いの言葉もありません。(これはどうでも良いことです(-_-;))

 

ただ一つだけ確かなことは、

早く息子を退院させないと元夫が怒り狂うこと

だけでした。

 

元夫の身勝手な言動とはわかっているものの、当時は元夫に「恐怖心」を抱いていた私は元夫に逆らうことができずに息子が治りきらないうちに退院のお願いすることにしてしまいました…。

 

もうこの頃は、元夫に対しての嫌悪感しか湧きません。

 

主治医との話し合いの結果、検査結果次第ではあるが快方に向かっている場合に限って、状態の変化があった場合にはすぐ受診することを条件に2日後の退院にすることになったのです。

 

息子は当時まだ乳児だったため、退院後の生活をひどく心配しました。

 

退院日の元夫の信じられない行動 

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元夫の信じられない言動はこれだけではありませんでした。

 

それは退院当日の午前中のこと…。

 

荷物持ちと要因として来てもらった元夫、病室に入るなりかなり酒臭い。

 

あらかじめ退院日時はしっかりと告げてありました。それなのに、酒臭い姿で病院に来る神経がわかりません。もはや理解不能です。


飽きれと怒りと、恥ずかしさで何とも言えない感情になってしまいました。酒臭さは、すれ違った人は気づくレベルでしていました。とにかく臭い!

 

できることなら夫だと思われたくない!一緒に歩きたくない!!何なら今すぐ帰ってほしい!!

 

元夫を荷物運びとして呼んだことに激しく後悔したのです。

元夫の酔い具合はとても息子を抱っこさせるには危険でしたので、(落とされたら困るので)元夫には荷物持ちに専念してもらい、足早に帰宅しました。
(当時、自動車は持っていなかったので、酒臭い元夫を連れてバスで帰りました。これはこれで恥ずかしい思いをしたのです。)

 

 

さいごに

今回は、元夫の自分勝手さが強く出た出来事を書いてみました。

この時は息子の入院という一大事にもかかわらず元夫は最後まで自分中心の考えしかできませんでした

 

元夫が「息子を早く退院させたかった理由」ですが、悲しいことに息子と早く一緒に過ごしたいとかではありませんでした。

単純に私たちが留守にしていた間にたまった自宅内の
  • 元夫が食べ散らかした弁当やファストフードのゴミの片付け
  • 元夫の洗濯の片付け
  • その他家中の掃除
を私にさせるためだったのです。

息子の一大事にもかかわらず、たいして役に立ってはくれなかった元夫。

離婚に前向きになる出来事だったことは言うまでもありません。

 

今現在は子どもたちと3人で暮らすひとり親家庭です。

元夫に怯えることなく子どものことを第一に生活していますので、離婚できたことをうれしく思っているのです。