先日、かなり運よく初めての県営住宅の応募で当選してしまったことから急遽(?)引っ越しが決まったのですが、この県営の物件は「借り上げ住宅」であるため、駐車場一つ契約するにも振り回されてしまいました。
県営住宅入居は決まるも駐車場は決まらず…
わが家は1台軽自動車を所有しています。当然、引っ越しに伴い新たに駐車場の契約もしなければならないのですが、県営と言っても借り上げ住宅に関しては扱いが少し違うようで、
- 住宅に関しては県が管理しているが駐車場は民間で借りてください
と言われていました。
ですが、私が当選した住宅は「敷地内に駐車場がある住宅」であり、住宅公社にもそのことを伝えました。
しかしながら、「民間で契約してください」の一点張りだったのです。
県営住宅の説明書に駐車場の管理先が記載されていた
県営住宅の審査が終わった時にもらった、「説明書」には駐車場の連絡先も記載されていました。
ですので、管理者に連絡を取ってみると「駐車場に空きがある」とのこと。申し込み用紙を郵送してもらうようにしました。
駐車場の申込書でひと悶着
ところがこの駐車場は借りるだけでもなかなか大変なところでした。
- 申込者の名前・住所・連絡先は当たり前に書くとして
- 連帯保証人記載の欄がある(住所・連絡先・職場など)
- 連帯保証人の印鑑証明が必要(住宅の連帯保証人と同じ人であること)
- 敷金1か月分
- 仲介手数料1か月分
- 保証金0.8か月分
正直、「たかが数千円の駐車場にしては仰々しいな…」と思ったほどでした。
そして私には一つ問題があったのです。
連帯保証人問題
そもそも県営住宅の方も「家賃債務保証制度」を利用しているため、連帯保証人として「保証会社」との契約をしているのです。
住宅と同じ保証人であることということは、通常で考えるのであれば、この保証会社にお願いすることが自然な流れだと思います。
しかし、管理者側からは
「親族の連帯保証人をお願いします。」
と言われてしまったのです。ちょっと矛盾していますね…。
公社に駐車場の保証人についての確認をする
県営住宅に関すること(建物と同じ敷地内の駐車場)だったため、
を聞きました。
( ゚Д゚)ガ~ン…
それじゃあ、駐車場の契約ができないってこと??
イヤイヤ待てよ…冷静になれ自分…。
そもそも、駐車場の管理は公社ではなくて管理者が行っているはずなのに、なぜ公社がこの決定ができるんだ?
ちょっと疑問が残りましたので、ここはプロの方に頼ることにしました。
そうです「保証会社の担当の方」にです。
保証会社に相談してみる
藁をもすがる思いで、保証会社の担当の方に連絡を取ってみました。
- 駐車場の契約をしたいこと
- 駐車場に関しても保証の対象にお願いしたかったのですが、管理者と公社からは連帯保証人は「親族」でないとだめだと言われたこと
- しかし、申込書には住宅と駐車場は同一の保証人を記載するように書かれているため、矛盾していると感じたこと
を伝えました。
管理会社は、他県での実績がすでにあるので、私や今年度導入された新制度にあたふたしている公社の職員よりも、はるかに知識があると思ったのです。
案の定、すぐに公社と管理者双方に連絡を取ってもらい
- 連帯保証人は「保証会社で可」
- 連帯保証人ではなく1名の緊急連絡先を記載すること
- もちろん駐車場の保証もできます
ということで契約ができるようになりました。
さいごに
ひどく回り道をしてしまいましたが、結果駐車場の契約は行うことができそうです。
ちょっとこれまでにないパターンでびっくりしましたが💦
おそらく公社の人は、公社が管理する駐車場の契約と勘違いした可能性があり、管理者も新制度を利用しての契約者が初めてだった可能性があるように思えました。
私の居住地では「家賃債務保証制度」が始まったばかりであり、わからないことがあっても仕方のないことかもしれませんが、それでも新制度が始まるまでにある程度は勉強してほしいなと思う私でした(-_-;)
そもそも同じ敷地内にある住宅と駐車場の管理者が別々である(住宅は県管理・駐車場は民間)こともややこしさを助長させているようにも感じました💦
たった1区画の駐車場を借りるだけなのに結構奔走してしまった話でした…。