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運動不足の息子が柔道部に入部から1年半後の現在

学校関係

小学校の頃は全く運動をしておらず、どんな競技においても活躍の場もなく、運動会も「ただ居るだけ」だった息子が、なぜか急に中学から柔道を始めました。

特別力があるわけでもなく、器械体操が得意というわけでもなかった息子。ただ、体格だけは柔道っぽさがあっただけ。そんな息子が1年半、どのような活動をしてきたのか書いてみたいと思います。

受け身の練習から秋には大会出場へ

まずは、技をかけられたときや投げられたときに自身がケガをしないように「受け身」をとるための練習を行います。これは、体育の授業でもおこなわれる、柔道の初歩中の初歩です。

初めの1か月ほどは、中体連に出場する先輩の邪魔にならないように道場の隅で受け身の練習をしました。
その後は、打ち込み、乱取りにも参加をしながら、基礎的な動きができるように練習しました。

息子の学年の1つ上の学年は不在だったことから、中体連後3年生が引退すると1年生のみの部活となります。大会があれば即レギュラーという状態で、さっそく1年生の9月に市内大会の団体戦がありました。
柔道の団体戦は、男子5人1チーム、女子3人1チームで行われ、男子は4人いたため参加することができました。しかしながら、経験がほぼない状態でしたので、控えめに言って惨敗…全チーム中最下位という成績に終わりました。

しかしながら、この時の大会出場目的は「大会の雰囲気を感じること」であったため、勝敗にはこだわってはいませんでした。

1学年上の子がいなかったことで、通常よりも早く1つの大会に出場をすることができ、場数を踏むという点では、得をした結果となりました。

入学時、ややぽっちゃり体系だった息子は、この段階で「細身体形」となってしまいました。

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柔道は意外とマット運動要素が強い

柔道は畳上で行う競技です。ですので、受け身一つでもマット運動と相通じるところがあり、前転・後転・倒立前転・側転など一通りできるように指導されます。

息子は、後転はおろか、前転すら怪しいくらい運動音痴でしたので、1年生の練習で一つの鬼門でした。しかしながら、中学生くらいですとまだまだ身体能力の成長が早いらしく、1年生の終盤では倒立前転もそれなりにできるようになっていました。(完ぺきではないですが、それなりに…です)

一級審査・形講習会(柔道協会によって規定が異なる)

黒帯を取得するにあたって、避けられない審査と講習会です。まずは、黒帯の入り口である「初段」を取得する前に、「一級」を取得する必要があります。

しかし、一級審査自体は全く難しいものではなく、「正しい受け身をとることができるか」を確認するためのものです。
審査と名はあるものの、テストとは少し異なり、大人数で一斉に同じ動きをするため、1対1や少人数でおこなうよりは緊張もしませんし、少しくらい出来が悪くて大目に見てもらえますので、緊張しすぎなくても大丈夫です。部活動で教えてもらったことを覚えていれば落ちることのない審査です。

ただし、誰もが受けることのできるものではなく、「柔道経験半年以上」という規定があるため、体育の授業で学んだくらいでは受講資格はありません。きちんと継続して半年以上なので、部活動やクラブ活動で柔道をおこなっている人が対象になります。

一級審査が終わると、形講習会があります。形講習会も黒帯を目指すうえでは必須の講習会となります。順番としては、一級審査に合格してから形講習会の参加となります。

礼儀作法や技の組み方をしっかり学ぶ場であり、技自体は完璧にできている必要はないものの、事前に手技、腰技、足技のすべての名称と技の組み方を覚えておく必要があります。

2年生に進級し先輩となる

部活動の地域移行も控えていることもあり、ただでさえ過疎化している柔道部に新入生が入るとは思ってもいませんでした。でも、4名の部員が入ってくれました。

部員が入ってくれたことによって、息子は「(一応)先輩」という立場になりました。

体形は相変わらず細身ではあるものの、身長は部内1高身長の175㎝あるため体重は60㎏を超え、階級は66㎏級。同級生は明らかに格闘家のような体型である中、スラっとした選手に成長しました。

息子は決して強くはありません。入部時よりは多少力がついたもの、同級生と比べると上半身の筋力はかなり劣ります。しかし、毎日学区外通学で鍛えた脚力を生かした素早い動きはできるようです。また、もともとの手足の長さを生かした足技をよく使用しています。高身長のわりに体の柔軟性もあり、体幹もよいため、技をかけられても簡単には倒されにくい選手に成長しました。ただ、技の組み方はあまり上手ではありませんので、倒されにくくても勝てない…のです。

上下関係が厳しい柔道部の中で後輩のオアシス的存在となる

運動部あるあるではありますが、特に柔道は上下関係が厳しいです。

息子のすぐ上の学年は不在ですので、時々OBが練習に付き合ってくれていますが、目上に対するあいさつ・言葉遣いなどはかなり厳しく指導されます。

もちろん中学生同士もそうではありますが、息子に関しては後輩からどう思われているのか?「先輩」とは呼んでもらえてはいるものの、まるで友達のように気軽に声をかけられている印象はあります。時折敬語すら忘れられています。

そんな後輩たちに息子本人も、「言葉遣いがちょっとね~」とは言いつつも穏やかに接しているので、後輩たちにとっては「気軽に話せる存在」なのだと思います。

初段に向けての昇段審査

2年生になると、黒帯取得を希望する生徒は、年数回ほど行われる「昇段審査」に行くことになります。

1回の審査は4試合おこない、勝敗によってポイントをもらう形式となります。
勝ち1ポイント・引き分け0.5ポイント・負け0ポイント 合計10ポイントになった段階で、昇段に向けた筆記試験を受けることになります。

公式戦では勝てない息子も、昇給審査の試合では徐々に勝つことができるようになり、じわじわと得点を伸ばしています。でも、まだ黒帯までには少なくとも2回は審査に行く必要がありそうです。

公式戦初勝利は2年生の9月

決して不真面目ではありませんが、勝敗にこだわりもない息子は、自身が強くなるために部活をしているのではなく、「技の取得と黒帯の取得」を目標に日々の活動をおこなっています。レギュラーの座を1年生に空けてもよいくらいの気持ちの息子に対して、私も試合で勝つことにあまり期待をしていなかったのですが、ある大会の団体戦で息子が初勝利(技あり)を収めました。

この1勝はチームにとっても大きなものであり、上位大会を目指すチームに貢献した奇跡の1勝だったのです。

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さいごに

本当にゆっくりとしたペースで成長している息子の柔道技術。早い子はもう黒帯も締められる(14歳の誕生日が来てからですが)くらいにはなっているのですが、息子は2年生のうちに黒帯取得ができるのかさえ危うい状況にあります。しかし、たとえゆっくりでもだんだんと様にはなってきているので、親として見舞守っていきたいと思っています。

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