小中学校でもおなじみだったアレが再び!?高校入学式直後始まった「あの時間」
高校入学式を終えた娘(と付き添いの私)ですが、入学式の直後、参加者のおなかが空き始めた正午近くに、4月特有のあの儀式が始まったのです。
そう、「PTA役員決め」
子どもが高校生になってもなお、「PTA」という組織に翻弄されようとは…(失言)
とは言っても、やはり子どもたちも高校生。いつまでも大人に頼り切っているわけでもなく、文化祭を始めとした各行事は、子ども主体でも充分に進めていくことができますし、むしろそうでなくては困ります💦いつまでも親がしゃしゃり出ているわけにもいきませんからね。
高校ではPTAの役員数はそれほど多くはないが任期が長い
ということで、早速(笑)クラス役員3名と本部役員1名の計4名を決めることに。
クラスの人数は40人近くいるため、くじ引きで決めたとしても役員になる確率としてはかなり低め。しかしながら任期は3年という鬼モード。
任期の長さがネックとなるのだろうか、なかなか役員が決まらない中ではありましたが、状況を見かねた心優しい保護者さんが「じゃあ、やります…」と手を上げ一つまた一つと役員が決まり始めました。
高校でもやはり「本部役員」は なかなか決まらない
クラス役員3つは、それでも何とか決まったのですが、本部役員はなかなか決まらない空気が流れ始めました。そりゃ、みんな面倒ごとは嫌ですもの。私も嫌です。
でも、私の悪い左手は上がってしまったのです。
「もう、引き受けちゃる(;’∀’)!」
入学式で疲れているし、お腹は空いているし、それに何よりのどが渇いてしんどい…そんな状況+重い空気の中に居続けることが嫌になったこともあって、思考回路がバグってしまったのかもしれません(笑)(あとから考えたら、だいぶ思い切った決断したなと後悔(笑))
でも、引き受けてしまったからには任務はまっとうしようと思っていますよ。
高校のPTA活動って何をする?
では、高校のPTAって何をするものなのでしょう?
端的にいうと、「行事のサポート&見学(笑)」っぽいのです。サポートと言っても、本当に見守る程度のものであり、小学校のような「親がバザー運営をする」と言ったような大きな仕事も無いようなのです。役員数もだいぶ少ないですしね。
まだ活動自体が始まってはいませんので、今回はわかる範囲で書いていきたいと思います。
- 学校近隣の交通の見守り(年4回ほど)
- 何やらの講演会の準備運営(年1~2回くらい)
- 広報誌の発行(年2回)
- 何やらの研修(視察?)
- 文化祭で1ブース出店の担当(時間交代と思われる)
- 年4回の会合
- PTA総会の運営
上の5つは、クラス役員で持ちまわりで仕事をこなすものであり、本部役員はおそらく担当の割り振りをしたり、文化祭の仕切り、会合の出席が主になるようです。
本部役員とクラス役員の違いは?
クラス役員は、それぞれに「係」が決まっており、その係で割り振られた仕事をおこなっていきます。学校へ出向いての仕事は、年4回の会合と係の仕事年2~3回くらいではないかと思います。
本部役員も、学校に出向く回数は大きく違わないようですが、月に1回までは なさそうです。本部役員と言っても、クラス役員が所属している各係の中に所属をし、取りまとめをおこなうという立ち位置となります。
3年任期の3年目には各係の「長」か「PTA3役」のいずれかをおこなうことになるそうです。(さすがにPTA会長はなりたくないな…)
PTA役員は無報酬?役員だけの特典はある?
基本的には「無償」で行うPTA活動ですが、ちょっとした「特典(?)」はあったりします。学校によって違いがあるかもしれませんが娘の学校では、「本部役員のみ」の特典があるそうです。
- 特別駐車券が発行される
- 子どもの名前が先生に覚えられやすい(印象に残りやすい)
- 学校の様子がよくわかる
- 先生と話す機会が増える
- 学校でパンが買える
- 子どもと高校の話ができる
校内駐車場専用の駐車券が発行される
PTA本部役員には、学校内の駐車場に止めることができるように「特別駐車券が発行」されます。文化祭はもちろん、体育祭、球技大会、その他の行事のときにも「写真係」や「お手伝い」などの名目(?)で使用することができ、もちろん定期会合の時も使用できます。
他の保護者が自動車来校できないような行事であっても、PTA本部役員は「自家用車で校内まで行くことができる」のです。(クラス役員は不可)
子どもの名前が先生に覚えられやすいかも
先生から生徒を通して、PTA関連の配布物がありますので、役員の子どもさんは自然と先生と接する機会が多くなります。
(これが得か損かはその子次第でしょうか?)
子どもの学校の様子がよくわかる
受験前にも、娘と一緒に何度か見学に行っている学校ではありますが、実際の学校生活はまだ見えていない部分が多いです。
中学までとは違って、目で見て選んで、頑張って受験し合格して、通い始めた学校ですので、「娘が選んだ学校での生活がどのようなものか」を知るにもPTA役員活動は良いものではないかなと感じました。
また、役員会の時間が「部活動の時間」と重なることもあるので、ついでに部活の様子も見ることができたらな~♪なんて考えちゃったりしています。
先生と話す機会が増える?
娘の将来を左右する高校生活の中で、「先生と顔見知りになっておく」というのは決して悪いことではないように思います。顔さえ知っているだけでも安心感がありますが、何かあった時にきっと相談しやすくなる…そんなことも考えています。
子どもの高校卒業後は、「就職」「進学」と大きく道が分かれるものです。ここでの選択が娘にとって「誤ったものではないように」するためにも普段から「相談できそうな先生」を見つけておくことも大事かなと感じました。ですので、PTA活動を通じてではありますが、普段から先生とのかかわりを築いていけたら良いなくらいに思っています。
校内でパンが買える
なんのこっちゃ(笑)と思いでしょうが、これは本当におまけ特典です。
娘の通う高校は専門校であるため、学校内でパンも焼いています。専門の部活もあるくらいです。
そしてこのパンがかなりの人気で、普段は列に並ばないと買うことができないものなのです。しかし、PTAの役員会に合わせて販売をしてくれるという粋な計らいが…( *´艸`)
もちろん、「買います」とも。
子どもと共通話題が増える
子どもと共通な話題ができるのも大きな魅力ですね。
我が子は娘ということもあってか、私と話さないということはありません。しかし、高校生になると中学生の生活より自宅にいる時間が圧倒的に少なくなりますので、共通話題も少なくなるであろうことは想像がつきました。
けれど、私が学校のことを知っていればそれだけでも「話題」になります。
親子の会話が無くならないようにするためにも、PTA役員の仕事は良いと思います。
さいごに
何を血迷ってしまったのか(笑)高校のPTA本部役員に手を上げてしまった私ですが、引き受けたからにはできる限り頑張ってみたいと思います。
高校でのPTA活動は、
- 両親ともに働いている前提(私はひとり親ですが💦)
- 家庭優先でも大歓迎
- 会合時間に遅れてもお咎めなし(むしろ「無理するな」と通達されている)
- 無理しないで活動
というスタンスですので、「お互い様」という気持ちを持って活動させてもらえたらと思います。でも一応はひとり親だし、下の息子はまだ小学生だし…ということは初回の会合の時にご理解していただこうかなとは思っています。
(それに甘えるつもりはありませんが( ー`дー´)キリッ)
どうなるかわからない3年間ではありますが、娘と共に高校生活を堪能してみようかなと思っています(笑)
私は、PTA活動が好きというわけではありません💦←これ本当。
ただ、役員決めの時のあの重い空気に耐えられないだけです…。でもPTA関係はブログネタになるかも…とは思った私なのでした。
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