トリプルLIFE

ひとり親家庭を切り盛りする母が実際の経験をもとに書くブログです。

  

【高校PTA本部役員】どのような人たちが運営している?本部役員内の居心地は?

高校のPTA本部役員になってから約半年がたちました。(2023年10月現在)

大きな仕事はまだありませんが、何度かの会議はおこなっています。その中で感じた、PTA本部役員像について書いてみたいと思います。

はじめに 娘の高校はどんなところか?

高校と言っても、私立・公立を始め、地域柄でもその特性は大きく異なり、また進学校か普通校か、専門校かによって校風は大きく異なります。ですので、あくまでも一例として読んでいただくために、まずは娘の通う高校を簡単に書き出したいと思います。

  • 日本の平均と呼ばれている地域(県庁所在地ではあるが片田舎
  • 県立の専門校(進学率6割程度)
  • 交通の便は比較的良いため、遠方からの通学も可能
  • 偏差値は(市内の高校と比べると)残念ながら低め

偏差値は褒められたものではないものの、女子に人気の系列学科を持っているため、系列によっては受験時の倍率が高めになることもある高校です。

高校PTA本部役員はどういった人が運営しているのか?

小学校や中学校と異なり、広い地域から生徒が集まる高校では、子ども同士はもちろん、親同士も「初めまして」の人が多くなるのが一般的です。

しかしながら、PTA本部役員は「親同士が知り合い同士」であることがほとんどだったのです。(私は全く新参者です)

 

事前に勧誘している

親同士が「知り合い同士」「友達同士」であるため、「お子さんが入学したら一緒に役員しよう」と事前に誘っている事例が多いこと多いこと。

しかも、一部地域に偏りがあることから、「こどもつながり」「親同士が同級生」「高校の卒業生」ばかりなのです。

PTA活動も、知り合いや友達同士であるなら、「仕事もやりやすい」というメリットもあります。無理のない範囲で活動をすることもできるでしょう。

PTA本部役員に会社員はいる?

役員の会議には、「父親率」が高いです。

しかも、イベント時や研修などで「平日の昼間」に集まることがかなり多いのです。

本部役員会の中でも、「仕事がある」とは言うものの「会社側と相談しないと休みがとれるかどうかわからない」といった内容の話を聞くことはほとんどありません。

恐らくではありますが、主婦・自営業・農家・経営者(?)の人が多いのではないでしょうか?

新参者にはきつい空間

PTA本部役員になって約半年、

「高校のPTAなら、みんなはじめましての人が多いだろうから、(基本人見知りな)私でも、なんとか輪に入ることができるだろう。」

なんて思っていた私は、すでに後悔することになったのです。

先にも書きました通り、「友達」や「知り合い」で構成されたPTA本部会は、言うならば「親族の集まり」のような空間と化しているのです。

お互いがニックネームで呼び合うくらいの仲で、全くの新参者である私には入り込む隙は全く見つけられません。加えて、居住地域も私だけが全く別となりますので、雑談自体も「????」な話題ばかりなのです。

年末年始の親族の集まりに無理やり行くことになった嫁のような心境なのです…。

当然、空気のような存在と化するわけです。

PTA本部役員はなぜ知り合いが多いのか?

いくら専門校とはいえ、子どもがその高校に入学するとは限らないでしょうに、なぜ保護者同士が当たり前のように友達同士なのか?疑問に思いました。

  • 保護者自身が卒業生(これ意外と多い)
  • 保護者の職業柄横のつながりが広い(協同組合的なつながり)
  • 子ども同士が保育園・幼稚園からの友達で進学先も一緒にした

など事情は様々です。

元々他県民であった私一家ではどれも該当はしないのですが、「親子」や「友達同士」で「同じ学校に通いたい」という気持ちが少し理解に欠けるところでもありました。

 

子ども同士でも「友達と一緒の学校に進学希望」の子が多かった背景

昨年、娘が高校受験を迎える前に同級生の間でも「○○ちゃんと一緒の高校に行きたい」といった声は、意外と多く聞かれました。

当時の担任の先生からも、「グループで受験をしようとしている子が多いため、受験校に偏りが出ている」という話を聞いていました。(因みに、娘が現在通っている高校は、当時の学年内でかなり人気があったとのことでした)

子ども同士だから仕方がないとはいえ、自身の進路を決める大切な場面において「友達と~」という考えに至っていたことも、「親同士が長年の知り合いである」ひとつの要因ではないかと思います。

親子ともに、知り合いがいる安心感に浸り続けたいと思った結果ではないだろうか…。

さいごに

基本的にボッチである私は、一人でいること自体は気が楽なのでどうってことはありませんが、その場にいても「いないもの」として扱われることに関しては「納得いかない」と感じてしまいます。

というのも、会議中でも私は発言権を与えられず、気心知れた仲間内で様々な話し合いを進めているからです。

「自分から話せばいいじゃん」

と思われるかもしれませんが、口を挟む隙すらないため(誰かが必ず話している状態であるため)結果、無口を貫くことになっちゃっています。本当に空気(笑)

正直、高校のPTA本部役員になったことは後悔しています。

引き受けたからには、仕事はきちんと行っていきたいと思っていますが、正直居心地は悪いです(´;ω;`)もうちょっと歩み寄らないと…

先日、ストレスから「突発性難聴」になってしまい、現在(2023年10月)も治療中です…。心身ともにつらい状況ではありますが、まだまだ頑張らないと…ですね。