運動が苦手でごろごろすることが大好きな中学1年生の息子。中学校に入って、部活動を行うことになりました。
- サッカー
- バスケ
- テニス
- 陸上
- 柔道
- 剣道
- 吹奏楽
- 美術
と数ある部活の中から、彼の選択した部活動に少しびっくりしたのです。
文化部に入るとばかり思っていた母と息子が出した結論
「柔道部に興味がある」
はあ?なんで?どうして柔道?正直私は戸惑いました。なぜなら、彼は文化部である「美術部」を選ぶであろうと思っていたからです。
もう一つの文化部、「吹奏楽」に関しては、彼の姉は、吹奏楽部で中高と頑張っていますが、演奏会やイベントに彼が積極的に見に行く姿はありませんでした。むしろ「家で待ってる」というくらいでした。なので、吹奏楽部に入ることはないと思っていました。
そんな彼が選んできたのは、なんと「柔道部」
親である私もびっくりです。
- 鈍足
- 瞬発力もない
- スタミナもない
- 基本ヘタレ
- 人の話を聞いてないことが多い
- 良くも悪くもマイペース
こんな彼が運動部とは…
しかも理由も特にないそうで、「なんとなく興味がある」程度のものでした。
体験入部をしてみる
中学校は部活動体験もありますので、ひとまず3日間の体験をやらせてみて「本当に続けられそうかどうか」を考えてもらうことにしました。
体験入部期間では、
- 練習についていくことができるか?
- 同級生はもちろん、先輩たちとも良好な関係を築けるか?
- 実際の生活の中に「柔道」を入れた時に自身がいっぱいいっぱいにならないか?
などをしっかり見極めてもらおうと思いました。
彼の体験入部期間が終わるころ、「本入部届」を持って、私のところに来たので、上記3点の再確認をしました。
「まあ大丈夫じゃない?なんか楽しそうだし」
彼の返事は、本当に真剣に考えているのか…?なかなか軽いものでした。
息子「柔道部」に本入部
向こう見ずなのか、こわいもの知らずなのか…?
そしてついに「運動音痴の息子」は、柔道部に本入部してしまったのです。
入部したからと言って、退部できないというわけでもありませんので、彼が部活動についていけないなど、「音を上げたら」対策は考えるつもりでいました。
しかし、部活動入部から約2か月ほどたった今でも、弱音を吐くこともなく、むしろそれなりに楽しく活動をしているように見えます。
今年度の1年生は6人。うち経験者は1人だけであり、1年生はほとんど初心者でお互いの差はほとんどなく、スタートラインが同じだけあって、練習も無理なくおこなえているようです。1年生はみんな仲良しというのも大きいです。
部活外で柔道クラブにも入ることに?
公立中学校は、部活動を行う時間に限度があるため、「習い事」として柔道クラブに入ることも勧められました。
正直、試合に出るとか強くなるとかではなく、「運動不足の解消」くらいで良いと考えていた私は、クラブ活動まではしなくても…と思っていたのですが、彼が
「見学に行ってみようかな?」
と言うので、一度体験がてらの見学に行きました。
夜の1時間半くらいの時間を週2回練習しているそうで、「さすがに息子の体力ではついていけないのでは?」と心配になりましたが、母の心配をよそに「大丈夫だと思うよ」と息子はクラブ入会を前向きに考えていました。
クラブでは、部活動と同じコーチの指導を受けることができますので、メリットはあると思いますし、何より非営利活動ですので、お月謝も格安です。習い事の一つだと思えば、かなりお得感があります。
まだ入会届を提出してはいませんが、おそらくクラブにも通わせることになると思います。
さいごに
運動不足の息子が、まさかの運動部に入部したため、私自身も戸惑いがあります。(運動部のお母さんは大変だよと言う噂はよく聞くので)
しかし、息子が自分で「やってみたい」と言ったので、ダメだなんて言えるはずもなく、不安な気持ちを抱えながらも見守ることにしました。
すぐに弱音を吐くだろうな…と思っていましたが、今のところなんとなくは練習についていけているみたいで、前転も怪しかった息子が、短期間で飛び込み前転をマスターしていたことには、今後の可能性も感じることができています。(まだまだ受け身の練習中ですが)
実は、息子には話したことはなかったのですが、私の父と弟もかつて柔道をおこなっており、息子が柔道を選んだことは「血筋」なのかなと思ったのでした。
これからの柔道部生活、不安と楽しみが半々です。
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