新型コロナウィルス騒動から幕開けした令和2年度のPTA活動。
一時期、役員の選出はしないと思われたのですが、2か月遅れの6月下旬に役員の選出が行われ、無事(?)広報副委員長をおこなうことになった私ですが、今回はその後の活動内容について書いていきたいと思います。
広報誌の発行
教職員や、PTAの本部役員の紹介も含む内容で発行される広報誌(全6ページほどのもの)は前年度末くらいから広報委員長を中心に作業を始めていました。
- 新たに学校に赴任してくる先生方の写真撮影・あいさつ文の依頼
- 先生方の集合写真の撮影(教職員紹介用)
- 校長先生とPTA会長のあいさつ文の依頼
- 1~3のデータをまとめ、印刷業者への依頼をする
- 印刷業者からまとめられた広報誌の校正
- 5が終わったら学校側に再度チェックしてもらう
- 6までクリアして初めて印刷開始
- 広報誌納品(印刷業者まで取りに行く)
- 各クラスの家庭数に配布
通常の流れですと、1~9までの作業を4月末までに行わなくてはなりません。
令和2年度は、学校休業から始まったのですが、学校再開がいつになっても良いように広報委員会では作業を進めていました。
ところが、学校側のほうがコロナの対応に追われている様子で、先生たちからもらうはずの写真やあいさつ文が期限を大幅に遅れていたのです。
先生からの提出物が遅れている以上、広報委員会での作業も滞ってしまい、結果的に2か月遅れでの発行になってしまいました。(学校再開後約1か月後の発行でした。)
広報委員会
コロナの感染が心配される中、令和2年度第1回広報委員会が行われました。
私はこの日仕事で行くことができませんでしたが、
- 主な活動内容の周知
- 広報副委員長2名の任命(委員長の指名)
- 担当取材日決め
などが行われました。
広報委員会主な活動
例年では、各学校行事の時に取材に入り、その様子を各家庭にお便りとして配布します。
ですが、この年は大規模な学校行事がすべて中止になり、取材する行事がほとんどありません。そこで委員長の発案で、
- 普段の授業の様子を学年ごとで特集を組んで紙面にする
ことに決まりました。
各学年の取材なので、自分の子がいる学年をその委員が担当するということで、取材をしながら我が子の様子も見られるというおいしい活動にしてしまいました。
取材には、広報委員会専用のカメラで写真撮影をして、どのような授業を行っているのかを文章に起こして紙面を作っていきます。
取材班は1チーム2~3名で構成されます。
広報副委員長任命
集まったその場で決めることも可能ですが、まず立候補する人はいません…。
ですので、今年度は広報委員長から直接お願いされた2名(うち1人は私です)が引き受ける形で副委員長を行うことが決まりました。
他の委員には、決まったことを伝えるだけでした。
広報委員会の委員長や副委員長って何をするの?
PTAの各委員会の委員長は、
- 印刷業者との打ち合わせ(年数回)
- (子どもの小学校では)本部役員も兼ねているため、本部会での決定事項や委員会の日程等の連絡を各委員に伝達する
- 本部会にも出席する
- 委員会の司会進行を行う
- 運営委員会(教職員と各委員会代表との話し合い)の出席
- 各行事の指揮
など、なかなか忙しい立場です。
では、広報委員会の副委員長とは?実際の仕事は↓こんな感じです。
- 委員会の時に出欠をとる
- 運営委員会への出席
- 運営委員会での内容のお便りを発行
- 委員長代行で書類等の作成(必要時)
- PTA活動にまつわる学校ホームページの更新
など、意外と「名ばかり」っぽくはないです(笑)
広報委員長が「外回り」と例えるのであれば副委員長は「内勤」といったところでしょうか?
学校に行くことも平委員と比べると多いのですが、仕事の多くが自宅内でできることでもあるので、空き時間に作業をすることができます。この点はありがたいです。
ただ、ホームページの更新は毎回緊張しちゃいます(笑)
さいごに
コロナ騒動の中、令和2年度のPTA活動は例年に比べ活発…とは言い難いものです。
学校によっては、人が集まるような環境になることを控えるために今年度はPTAの役員選出を取りやめたところもあります。
そのような状況での役員活動は、前例のないことでもあるので、だれもが手探り状態で行っているのです。
私はたまたま広報委員ですので、それなりの活動ができますが、「秋祭り委員」「地域育成(廃品回収)」などのその行事専門の委員は、行事そのものが学校判断で中止になった場合には、ほとんど仕事がないまま任期を終えてしまうことになってしまいます。
(運動会や音楽発表会などは中止が決定しています)
間もなく役員前期が終わりますが、後期に向けてどのように活動をしていくのか、まだまだ課題が多いようです。
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