以前の記事で、タンク式の食器用洗浄機を使い始めたことを書きましたが、この頃はまだ購入して間もないころでしたので、使用回数もそれほどのものでもありませんでした。
今回は、タンク式食器用洗浄機を約1か月間使用した実感をまとめていきたいと思います。もし、購入を検討している方がいれば、参考にしていただければなと思っています。
水道工事不要食洗機とは何??
以前の記事にも書いてありますが、「なんじゃそれ??」という方のために簡単に説明します。
|
↑これです。
通常の食器用洗浄機(食洗機)は、水道工事を必要とします。
自宅の水道に合う分水栓を購入し、水道の元栓を閉めてから結構大掛かりな工事をします。水道工事を専門としている業者に依頼して行うのですが、費用と多少の時間がかかります。
ところがこちらの商品は、コンセントからの電源で、背面にあるタンクに水を入れることによって使用することができる優れものです。これまでありそうでなかった画期的な商品です。
2020年6月現在では、数社のメーカーで同じような構造の食洗機が販売され、購入する際に、メーカーの選択ができるようになってきましたね。
各種コース別使用感
この機種には、ソフト洗い・標準洗い・強力洗い・スピーディー洗い・乾燥の5種類のコースがあります。
ただし我が家は、強力洗いは使っていません。(乾燥機能はちょっと使ってみました)
食器を洗剤の入ったタライに漬け置いてから食洗器を使用するので、強力洗いにする必要はなく、食洗機とは別に食器乾燥機がありますので基本的には乾燥機能も必要がないのです。
ソフト洗い
洗浄時間は25分ですが、給水時間もろもろなどを含めると、30分ほどかかっている印象です。ですが、この機種の洗浄コースの中では一番の時短コースとなります。
洗浄に約15分、すすぎ2回を残り時間で行っています。水の使用量は4~5L ほどでしょうか。
このコースは、唯一水のままでの洗浄になります。(他のコースは70℃を超えるお湯での洗浄になります。)ですので、耐熱温度の低いものでも洗うことができます。
洗浄中の音は一番静かな気がしますが、通常の使用後の食器を洗うには頼りない感じになります。(漬け置き後の食器であれば、それなりに洗うこともできます。)
ここからは自己責任ですが、『タンクに入れる水は40℃以下にしてください』と明記されています。40℃以下ということは、ぬるま湯はOK なのでは?と思い、水道から40℃のお湯を出してタンクに注ぎ(この段階では40℃以下のはず)、漬け置き後の食器を洗ってみました。すると、なんときれいになっていました。ぬるま湯でソフト洗いはありかもしれません。(時短、節電?)
標準洗い
数回しか使っていません。洗浄時間がとにかく長いです。約60分かかります。水の使用量は約6L です。70℃以上のお湯での洗浄ですので確かにきれいになります。洗浄後には自動で乾燥をしてくれますが、まず乾きません。
漬け置き後に使用する我が家では、このコースも必要がないようです。
正直、このコースはなくても良いかな…と思っています(;^_^A標準ですけどね…。
スピーディー洗い
我が家で最も使うコースです。もちろんお湯での洗浄です。洗浄時間は35分ですが、給水時間・湯沸かし時間等含めるともう少しかかります。(約45分)水の使用量は5Lほどです。
食器は洗浄機に入れる前に漬け置きしていますので、このコースでも充分です。(漬けるだけでひどい汚れでなければこすりません。)
【2020年6月追記】
食べ終わってすぐの器であれば漬け置き無しでもきれいに洗浄ができることがわかりました。
実際にカレー皿でも洗浄してみたのですが、思った以上にきれいな仕上がりで私の方が驚いてしまいました。
強力洗い 【2020年6月追記】
食洗機購入後8か月たちましたが、一度も使用していないコースです。
多分今後も使用しません。
他のコースもそれなりに良い働きをしてくれているので、一般家庭においては必要ないコースではないかと感じています。
乾燥【2020年6月追記】
我が家には別の食器用乾燥機があるのですが、試しに食洗機の乾燥機能も使用してみました。
一言でいうならば、乾きません。
非常に温度の低い温風で緩やかに風を当てている状態ですので、そりゃ~乾きませんね。乾燥機能を使用することは諦めてください(>_<)
そのかわり、洗浄が終わったらすぐにふたを開けて放置したほうが食器自らの温まった熱で自然乾燥します。(ソフト洗いコースを選択時にはこの方法は使えません。)
この食洗機のメリット・デメリット
食洗機を使い始めて感じたメリット・デメリットです。
メリット
- 洗う手間はかからないため、家事が楽になりました。
- 食洗機をかけている間に別の家事ができる。
- 手荒れが気になる季節の救世主!これはありがたい!
- 仕上がりがきれい!!
- 食器用洗剤の使用量が少なくて良い。
- 高温のお湯でしっかり洗える。
- 洗いものを気にすることなくコップを使える(笑)
- 節水!!(1回6リットル弱で洗うことができます)
デメリット
- 音が大きい。(掃除機ほどではないが、洗濯機よりは大きいかも)
- 結構な振動がする。(防振ゴムを敷いていますが、階下に響いてないか心配です)
- 手洗いよりも時間がかかる。(これはさほど気にしていません…)
- 設置場所を取る。(食器乾燥機ほどのスペースが必要)
- 庫内が広くはないので、大きなものは入らない。(鍋は手洗い)
- 庫内の網の目が大きいので、細かいものが落ちる。(100円ショップでかごを買って対応)
付属のかごが使いづらいかも!?
付属品としてついていた小物入れのかごですが、大きさが合わないような気がしました。
作り的には食器かごに設置して使用するのですが‥‥
右に置いても、
左においても、
何だかしっくりこない…。(標準装備なのですが)これはいったい何のためにあるのだろ?
これから先も使用し続けるか ?
答えはイエスです。
食器洗いの作業をしなくても良いというのはかなり助かります。手では落としづらい油汚れも簡単に落ちますので、家事の時短につながります。
あと、洗っているところを見ているのもなんだか楽しいです(笑)
ただ、音と振動が大きいので、夜の遅い時間は使用をしないように配慮したいと思います。
ちなみに我が家は団地住まいなのですが、幸い音に関しての苦情を受けることなく、食洗機を使い続けることができています。
コメント