(令和5年4月の記事です)
高校選び、受験、合格発表、中学卒業、高校入学…と目まぐるしい日々を過ごしています。
新年度を迎え、若干グロッキーになってしまっていますが、今回はお金の話題を。
「高校進学はお金がかかる!!」
は本当のことです。ましてや、わが家のようにひとり親家庭ともあると、金策に必死です(´;ω;`)それでも毎月コツコツと貯蓄したり、ひとり親支援制度の一つでもある「貸付金制度」の活用などで何とか娘の入学準備を終えることができました。
では、実際にいくらくらいかかったのか?その内容を、お伝えしていきたいと思います。
公立高校受験料
静岡県の公立高校を受験する場合は、「県の収入証紙」を購入しなくてはなりません。
収入証紙とは、「手数料」的なものを支払うための金券と思って良いです。ただし、収入印紙や定額小為替とは全く別物ですので注意が必要です。
収入証紙は自動車学校や、運転免許センターなどで取り扱われ、「高校受験と何の関係がある?」 と戸惑いがちになりますが、運転免許の受験の時もお世話になる窓口ですので、まあ「受験つながり」ということで納得しましょう。
収入証紙は2200円分購入します(令和5年現在)
公立高校の受験は、 2200円+入試当日の交通費 で受験可能です。
(因みに私立は、受験するだけで15000円~かかります)
入学前までにそろえておく物品代は?
私立高校と比べると比較的安価な金額で入学に備えることのできる公立高校ですが、それでも新年度が始まる前に必要になるお金があります。
制服代
比較的シンプルなデザインの公立高校の制服でも、約60000円~必要となります。(因みに女子の場合です)
わが家では、ブレザー・ベスト・スカート・ネクタイ・ワイシャツ2枚・指定靴下1組(セレモニー時のみ使用)の計7点で6万5000円ほどでした。
男子の場合は、もう少し安いことの方が多いです。(学校によって値段に差がありますので注意してください)
私学の場合ですと、制服代だけでも10万以上はするそうです。
体操服代
上下各2枚づつ、シャツに関しては長袖と半そでの購入が必要です。
長袖2枚・半袖2枚・ハーフパンツ2枚の6点で計23000円ほどでした。ハーフパンツは、毎日の通学・学校生活でスカートの中に着用しますので、2枚購入はマストです。
(我が家の場合は学校指定ジャージが無かった分少し安いかもしれません)
作業服代
わが家の娘は、普通科の高校ではなく、少し特殊な科のある学校へ進学しますので、数種類に及ぶ作業服が必要になります。
作業服や白衣など8点で計25000円ほど。
靴・レインコート・カバン代
上履き2足・体育館シューズ・通学靴(運動靴可)+レインコート(自転車通学のため)・通学カバン 計6点で約23000円ほど。
通学靴に関しては、ローファーでなくても良いとのことだったので、履きなれない革靴よりは、動きやすい運動靴を選択しました。
通学カバンに関しては、基本的に「自由」です。(華美なものは禁止)
教科書代
どっさりとある教科書を、学校の指定日に指定されたところで購入します。
合わせて、教科書に添った副教材(任意)の販売も行われており、こちらも購入される方が意外と多かったため、わが家もつられて購入。
そしてさらに、英和辞典も購入したため、合わせて30000円ほどかかりました。(辞書がある家庭は、電子辞書は不要となりました)
タブレット等の端末代
電子辞書が不要となった代わりに、タブレット端末等が必要となります。Wi-Fiは学校で接続できるらしいので、本当に端末のみです。指定されたバージョン以上のものであれば、メーカー等、特に指定はされていません。
端末は、タブレットかノートパソコンの準備が必要となります。
わが家では、2年前に購入した娘専用のタブレットがあるため、とりあえずはこちらで使用させようと思っています。ですので、今回購入はしませんが、実際に購入することになるならば、数万円~は見たほうが良いですね。
入学式当日 高校へ支払う諸費用
入学金を始め、PTA会費やその他もろもろの費用は、入学式の日に一括で支払います。
入学金5650円を始め、もろもろで計50000円でした。
うわ~大金!!と思いきや、私立の高校では入学金だけでも30万~しますので、かな~り良心的な金額ではありますね。
さいごに
公立高校受験から、入学式当日までかかった費用はなんと約213200円。
しかし、わが家の場合はタブレット代と通学用の自転車代(中学時に使用していたものを使用)がかかっていないため、比較的安く準備できたのではないかと思います。
恐らく両者を含めて準備をすることになると、公立高校とはいえ入学までに30万以上のお金がかかってしまうと思われます。
今回は、あくまで「受験から」の費用ですので、受験前の塾代や入学後の教材費や行事費などのことを考えると、もっともっとお金が必要であることがわかります。高校の授業料は無償化となっていますが、その他でかかる費用も、年間10万以上はあると思って良いと思います。
さいごに、地域や学校によって金額に違いがあると思いますので、今回の記事はあくまで参考までに読んでくださるとありがたいです。