【ひとり親家庭】「地を這う成績」の娘が塾に通うことなく高校受験に挑んだ結果

ひとり親家庭

ひとり親世帯であるわが家は、高校受験を控えた娘に対しての「教育費」の捻出に関しては『かなり厳しく』、1教科だけの学習に数千円もする学習塾に通わせてあげる余裕は全くありません。しかし、中学校に進学してから娘の周りの友達が軒並み塾通いをし始め、親子ともども焦りがなかったわけでもありませんでした。

娘の学習意欲

娘は、「学習意欲」というものが全くありませんでした。

地を這う成績で過ごした中学1年

中学1年時には、提出物こそはしっかりと出すものの、「平気で赤点」「小テストでも1発合格は奇跡」「内申に1が存在する(相対評価時)」など、地を這うような成績だったのです。

もちろん、母親である私も高校受験を見越した学習をするようにと何度も話すものの、当の本人に全く「現実味」が無く、話をしていても右から左に抜けていっている印象でした。

当時の娘は、学習よりも部活動に熱を入れており、部活動に対する集中力は人より優れたものであったと思います。

学習に対して何度注意しても、当の娘が「改善しよう」と本気で思わない以上、私もどうすることもできないため、この時は娘が一番がんばっている部活動に対しての応援を全力でおこなっていました

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まだまだ高校受験を視野に入れていない中学2年

中学2年時になっても、低空飛行の成績は相変わらずではありましたが(笑)この時になると、本人が少しは学習面で意識をし始めたのか、小テストでは1発合格が基本となり(もともと大したテストではありませんが)、授業態度も良好だったことも相まって内申に1、2が付くようなことも無くなりました。(この頃は絶対評価となりました)

それでも、定期テストで褒められた点数をとるまでには至らず…だったのです。

やっと受験を意識し始めた???中学3年

中学3年時夏以降は、力を注いできた部活動の引退も経て、少しは学習面に力を入れ始めたかな~~~?という印象でした。

中学3年生になると、高校の見学や説明会などに出向く機会も増え、いやでも「受験を意識せざるを得ない状況」になりますからね。我が家の娘も、高校の見学に行くことで少し先の自分の姿を想像し始めた様子でした。

しかし、低空飛行気味の成績が劇的に変わることも無く(笑)学習面では相変わらず伸び悩んでいました。

中学生は塾に行くものなのか?意外と多い塾通いの子

娘の周りには、「類は友を呼ぶ」のか、学習が苦手な子が多く集まっていたように感じます💦多くの子は「勉強嫌い」であり(そりゃそうですよね)、成績もお世辞にも芳しいものではありませんでした。

しかし、それらの子も中学2年生時にはみんな塾通いを始め、「塾に行っていない子」を探すことの方が難しい状況となりました。

「塾に通うことが当たり前」のような空気がある中、私たち親子は焦りはあったものの、「お金に余裕がない」ことから「家庭学習」に力を入れるしかありませんでした。

その代わり、進学できる高校は限られ、偏差値上位校への進学は「無理」となりますが。

いやいや、「できる限り良い高校へ進学させたい」という希望があれば、塾通いは有利となります。これは各家庭の教育方針によるところですね。

子どもの意見を尊重した学習方法ならOKではないだろうか

わが家の場合は、「とりあえずお金がかからない公立高校への進学さえできればどこでもいい」という教育方針(?)ですので、娘には「とにかく公立高校へ」と言って聞かせていました。娘自身も、高校卒業後は専門学校への進学を希望しているとのことでしたので、大学を目指して学習するような進学校である必要もありません。ひとまずは、「高校卒業資格」を得ることを最終目標としての進学で良いかなと考えています。

娘の高校卒業以降の将来の希望も踏まえると、わが家では進学校に通わせる必要はないと考えました。娘の場合は、ごく普通の全日制高校で充分であるので、学校の学習と家庭学習をしっかり行い、自分の実力に見合った高校受験をさせることにしました。決して高望みをしない、「実力に応じた受験をしていこう」と決めたのです。

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居住地域の高校受験方法も重要

一般的には公立高校より私立高校への進学の方が諸費用や学費が高くなります。これは全国共通だと思います。

しかし受験方法は、各都道府県ごと異なります。

私が現在住んでいる静岡県では、高校受験を希望する生徒に与えられる選択肢は、

  • 私立高校単願
  • 公立高校(第1希望)と私立高校の併願

の2つが基本となります。公立高校への単願は基本的に認められていません。(絶対にダメというわけでもありませんが、中学校から併願校の受験を強く勧められます。)

静岡県の私立高校受験

静岡県においての私立高校への単願は、「まず落ちることのない受験」となります。ごくごくまれに残念な結果になってしまう子がいるのですが、その多くは「受験そのものが何らかの理由でできなかった」「受験を辞退した」というものであり、受験そのものを受けることができた子は、よほどの問題児でない限り合格することができます。

その仕組みは、県独自のものがあり、簡単に説明するのであれば、

  • あらかじめ「各私立高校から提示された条件に当てはまる子のみの受験を可とする」と決められており、各中学校の先生が受験の可否を面談時に生徒に伝える
  • 単願者は「合格をいただけたらその学校への入学を約束します」という確約の下、受験をおこなうこととされている

と決められているからです。

つまり、単願者は学力が受験校に見合っていて、受験をおこなうことができればまず合格をもらうことができるというわけです。

では、公立高校を第1志望としている併願者の場合は…というと、こちらもほぼほぼ合格をもらうことが可能です。ですが、併願校はいわゆる「滑り止め」となりますので、公立受験をおこなう子は、実力より少し低いレベルの私立高校を併願校として選ぶ傾向にあります。結果、併願者も受験で失敗することはほぼありません。ただし、ものすごい人気校で単願者だけで定員の何倍も受験に来ているような場合ですと、残念な結果になる場合もあるかもしれません。

私立高校の受験では、ほぼ失敗することはありませんが、万一の場合でも、定員に満たない高校からの再募集などもありますので、よほどのことが無い限り私立高校の受験が終わるまでには暫定的に進路が決まるように制度ができているのです。

学校にさえ通うことができていれば、地を這うような成績でも案外大丈夫

たとえ地を這うような成績であっても、私立高校であればどこかしらに入学することができるのが現状です。まして、偏差値が低めの私立単願である場合は塾へ行くことも、正直お金と時間の無駄であると感じます。(塾関係者に怒られてしまいそうですが💦)

ただし、私立高校への受験は「毎日きちんと学校へ行っていること」という条件もあるので注意が必要です。不登校であると、受験資格をいただくこともほぼないそうです。別室登校でも良いので、「学校に行っている」という事実を作っておくことが第一条件となります。

ひとり親の子 ノー塾でも私立高校合格できた

結果的にわが家では、塾に通わせてあげることができませんでしたが、併願校である私立高校の受験は合格をいただくことができました。

学校の授業はそれなりにまじめに受けていましたが、自宅での学習は皆無…💦まじめに勉強している姿を見たのは、試験当日の朝だけでした( ゚Д゚)そんな我が娘も、私立には合格できてはいますので、世の受験生にはもっと肩の力を抜いてもらっても良いのではないか…とさえ思ってしまいます。(進学校を目指す子はがんばらないといけないのかな~?)

あとは、公立高校の受験を残すだけです。こちらは、チャレンジ要素も大きいのですが引き続き家庭学習で頑張らせたいと思います。

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さいごに

子どもを塾へ通わせることも考えなかったわけでもないし、一時ZOOMを通じた塾への入会もしたこともありましたが、結局は勉強する本人の「やる気」の問題もあって成績が伸びずに退会した過去もあるのです。

【中1女子】オンラインの個別指導塾の体験授業を受けてみました

  • 塾に通っているという事実だけで安心するのもなんか違う…
  • 成績が伸びないのにお金だけ払い続けるのもなんだか違う…
  • みんなが塾に行っているからわが家も通わせるって考えも違う…
  • 何のために高校へ行くのか、また高校以降の目標は何なのかを考える(進学なのか就職なのかも含め)

周りが「塾・塾」と言っていたため、正直焦りはありましたが、結果的に娘のこの先の進路に合わせた高校への受験・合格をすることができたので、周りに流されないで良かったと感じています。もちろん、自慢できるような立派な高校への進学はできませんが、いわゆる「普通の全日制高校」への進学が保障されました。

これまでに教育費にお金をかけてあげることができませんでしたが、ひとまずほっとしています。あとは、公立高校の入試を控えるだけです。まだまだ、ドキドキが続きますが、どちらにしても普通の高校生にしてあげることができそうで、良かったと思っています。

追記:その後娘は無事に公立高校に合格し、晴れて高校生となりました。

結果的にわが家は、「学習塾の力」無しで高校受験を迎えましたが、学習塾の必要性を否定するわけではありません。勉強に力を入れることで、より多くの選択肢の中から、より自分の希望に沿った学校選びをできる可能性が上がりますし、将来に向けての知識の底上げには基礎学習は欠かせないものとなります。学校では賄いきれない学習を、学習塾で学ぶこともとても良いことであると考えています。

今回の記事は、「学習塾に通いたくても通うことのできない事情にある家庭もあるんです」ということをお伝えする記事であることをご理解ください。

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