【高校PTA本部役員】どのような人たちが運営している?本部役員内の居心地は?

高校のPTA本部役員になってから約半年がたちました。

大きな仕事はまだありませんが、何度かの会議はおこなっています。その中で感じた、PTA本部役員像について書いてみたいと思います。

はじめに 娘の高校はどんなところか?

高校と言っても、私立・公立を始め、地域柄でもその特性は大きく異なり、また進学校か普通校か、専門校かによって校風は大きく異なります。ですので、あくまでも一例として読んでいただくために、まずは娘の通う高校を簡単に書き出したいと思います。

  • 日本の平均と呼ばれている地域(県庁所在地ではあるが片田舎
  • 県立の専門校(進学率6割程度)
  • 交通の便は比較的良いため、遠方からの通学も可能
  • 偏差値は(市内の高校と比べると)残念ながら低め

偏差値は褒められたものではないものの、女子に人気の系列学科を持っているため、系列によっては受験時の倍率が高めになることもある高校です。

高校PTA本部役員はどういった人が運営しているのか?

小学校や中学校と異なり、広い地域から生徒が集まる高校では、子ども同士はもちろん、親同士も「初めまして」の人が多くなるのが一般的です。

しかしながら、PTA本部役員は「親同士が知り合い同士」であることがほとんどだったのです。(私は全く新参者です)

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事前に勧誘している

親同士が「知り合い同士」「友達同士」であるため、「お子さんが入学したら一緒に役員しよう」と事前に誘っている事例が多いこと多いこと。

しかも、一部地域に偏りがあることから、「こどもつながり」「親同士が同級生」「高校の卒業生」ばかりなのです。

PTA活動も、知り合いや友達同士であるなら、「仕事もやりやすい」というメリットもあります。無理のない範囲で活動をすることもできるでしょう。

PTA本部役員に会社員はいる?

役員の会議には、「父親率」が高いです。

しかも、イベント時や研修などで「平日の昼間」に集まることがかなり多いのです。

本部役員会の中でも、「仕事がある」とは言うものの「会社側と相談しないと休みがとれるかどうかわからない」といった内容の話を聞くことはほとんどありません。

恐らくではありますが、主婦・自営業・農家・経営者(?)の人が多いのではないでしょうか?

新参者にはきつい空間

PTA本部役員になって約半年、

「高校のPTAなら、みんなはじめましての人が多いだろうから、(基本人見知りな)私でも、なんとか輪に入ることができるだろう。」

なんて思っていた私は、すでに後悔することになったのです。

先にも書きました通り、「友達」や「知り合い」で構成されたPTA本部会は、言うならば「親族の集まり」のような空間と化しているのです。

お互いがニックネームで呼び合うくらいの仲で、全くの新参者である私には入り込む隙は全く見つけられません。加えて、居住地域も私だけが全く別となりますので、雑談自体も「????」な話題ばかりなのです。

年末年始の親族の集まりに無理やり行くことになった嫁のような心境なのです…。

当然、空気のような存在と化するわけです。

PTA本部役員はなぜ知り合いが多いのか?

いくら専門校とはいえ、子どもがその高校に入学するとは限らないでしょうに、なぜ保護者同士が当たり前のように友達同士なのか?疑問に思いました。

  • 保護者自身が卒業生(これ意外と多い)
  • 保護者の職業柄横のつながりが広い(協同組合的なつながり)
  • 子ども同士が保育園・幼稚園からの友達で進学先も一緒にした

など事情は様々です。

元々他県民であった私一家ではどれも該当はしないのですが、「親子」や「友達同士」で「同じ学校に通いたい」という気持ちが少し理解に欠けるところでもありました。

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子ども同士でも「友達と一緒の学校に進学希望」の子が多かった背景

昨年、娘が高校受験を迎える前に同級生の間でも「○○ちゃんと一緒の高校に行きたい」といった声は、意外と多く聞かれました。

当時の担任の先生からも、「グループで受験をしようとしている子が多いため、受験校に偏りが出ている」という話を聞いていました。(因みに、娘が現在通っている高校は、当時の学年内でかなり人気があったとのことでした)

子ども同士だから仕方がないとはいえ、自身の進路を決める大切な場面において「友達と~」という考えに至っていたことも、「親同士が長年の知り合いである」ひとつの要因ではないかと思います。

親子ともに、知り合いがいる安心感に浸り続けたいと思った結果ではないだろうか…。

さいごに

基本的にボッチである私は、一人でいること自体は気が楽なのでどうってことはありませんが、その場にいても「いないもの」として扱われることに関しては「納得いかない」と感じてしまいます。

というのも、会議中でも私は発言権を与えられず、気心知れた仲間内で様々な話し合いを進めているからです。

「自分から話せばいいじゃん」

と思われるかもしれませんが、口を挟む隙すらないため(誰かが必ず話している状態であるため)結果、無口を貫くことになっちゃっています。本当に空気(笑)

正直、高校のPTA本部役員になったことは後悔しています。

引き受けたからには、仕事はきちんと行っていきたいと思っていますが、正直居心地は悪いです(´;ω;`)もうちょっと歩み寄らないと…

先日、ストレスから「突発性難聴」になってしまい、現在(2023年10月)も治療中です…。心身ともにつらい状況ではありますが、まだまだ頑張らないと…ですね。

コメント

  1. 福島 より:

    初めまして!
    非常に共感してしまいコメント失礼します。

    私の娘も今年から私立高校に入学しますが、手続きの際PTAのプリントを渡され、私立高校にPTA?と些か驚いたのですが、立候補か選出されたら拒否権なしの2択なため、イヤイヤやるよりは自発的にやるか、て考えていました。しかし業務内容が全くわからないためネット検索していたらこちらに辿り着いた次第です。

    いやー主さんの心情、「察するに余りある」とはこの事、わかりすぎてちょっと安心しました!
    私も強めの人見知りで、ママ友なんていた事も作りたいとも思わないぼっちですので、娘の小、中学の行事など大変な苦痛が伴いました。娘が小学一年生の時に、子供の不安が少し楽になるから一年生の時こそやった方がいいと友人に勧められてPTAをやりました。しかし入って思ったのは、皆さま、一体いつどうやってあんな知り合いになるの?という疑問でした。ただの知り合いなのか、仲良いアピールなのか、あの群れたがりの集団は吐き気がしそうでした。なので私はいつもぼっちで、群れから外れていましたね。
    あんな集まりなら高校のPTAも避けたいなあ、と、主さんの記事を読んで思いました。
    結局、女ってどうしても群れたがるんですよね…
    娘が通う高校がどんな所なのか知りたい気持ちもあったんですけど、尻込みしますね。

    ちなみにうちもシングル家庭です。子供は娘だけですが母娘強く生きてます笑

  2. 福島 より:

    追伸

    突発性難聴を発症されたとの事。お加減はいかがでしょうか。生きているだけで大変なのに、女の細腕で一家の大黒柱を背負うプレッシャー、お互い本当にストレスが溜まりますね。
    それでも人生は素晴らしい。いつか言える日が来ます。一緒に頑張りましょうね。

    • おやっと おやっと より:

      福島様 コメントありがとうございます。

      まずは、娘さんの高校進学おめでとうございます。

      高校でもPTA活動があるという事実にびっくりされましたよね。実は私もその一人です。
      私立高校と公立高校で、PTAの活動規模や内容に違いがあるかもしれませんが、おそらく「黙っていても役員や委員は決まってしまう」と思います。

      と、いうのも多くは「現役員の知り合いや友達」で構成されていくからです。(これ本当)
      子が受験に合格した段階(もしかしたら受験前?)に、「友達(親同士)から勧誘or打診」されている人が多くいるからです。(なんですでに友達や知り合いなんだろう?というのは記事にも書いた通りです。)

      したがって、私のような基本ボッチ(そのほうが楽なんですけどね)の人間にはまずお声もかからないし、ましてや(認知度がないため)推薦されるようなこともありません(笑)

      しかしながら、クラス編成によっては「役員のお声がかかっている人が少ないまたはいないクラス」というのも存在します。それが娘のクラスだったわけです。

      入学式後、トイレに行く間もなく、水分補給もする暇もなしに強制的に教室に集められ、「PTA本部役員と各委員の選出をします」と告げられました。当然本部役員はなかなか決まらない…
      そんな状況で、私は役員を引き受けてしまったのです。

      活動自体はそれほど多くもありませんでしたが、正直「そんなに人 多くなくてもよくない?」とは思っていました。そして任期は3年です(笑)その上、子が3年時には何かしらの役(会長、副会長、委員長など)を強制されます。もう、生き地獄…

      そんな折(?)に、私自身が突発性難聴を発症ししばらくの間の通院が必要となりました。症状が重めだったこともあり、入院寸前までなってしましました(;^_^A

      自分の体調が悪くなってから、今後の生活について深く考えるようになり、結果「PTA役員をやめる」という選択をしました。
      無責任かなとも思いましたが、背に腹は代えられぬ”(-“”-)”
      まずは自身の体調管理の徹底&子どもたちとの生活を最優先に決断しました。

      本部役員だったので「やめさせてもらいたい」という一言を伝えるのに勇気はいりましたが、
      当時の会長さんからも理解をしていただけたので、円満辞任(?)となりました。

      突発のほうもまだ症状が起きる時もありますが、日常生活に支障のない範囲ですので、
      うまく病気とも付き合っていきたいと思っています。

      長くなりましたが、
      「PTA役員は、ほっておいても決まります(笑)」
      「PTA役員は、引き受けるな(特にひとり親の人には荷が重すぎるので、夫婦がそろっている家庭へお任せしましょう)」
      「ママ友は気を使いあうだけの存在、友達じゃない」
      「ボッチは楽です。嫌なうわさも聞かなくてよいし、心が常に平穏です(笑)」
      とお伝えしたいです(笑)

      これから、金銭的にも大変になりますが、子どもの笑顔と限りなく広がっている未来と可能性を応援しながら子育てしていきましょうね(^^)/

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