小学校低学年授業後の過ごし方4選と過ごし方の工夫

共働きやひとり親世帯が多い中、保育園から小学校へ進学する際に一度は悩むこと…。

「小学生のお留守番問題」ですね。

特にそれまで保育園で手厚く守られてきていた子どもが小学1年生になった時に、「ひとりで留守番できるかしら?」「1年生は帰りが早いからどうしようかな?」と悩まれる方がほとんどではないでしょうか?

今回は、新小学1年生が授業後どのように過ごしているのかを実際に聞いた話をもとに書いていきたいと思います。

子どもを身内や友人に預かってもらう

一番確実で融通が利くメリットがあります。

しかし、子どもを誰かに預かってもらうパターンでも、相手方の都合を考慮する必要があります。時には、都合がつかないときもあります。預け先の人が突然の病気で長期で預け先がなくなってしまう可能性もあります。

万一時の対応もきちんと考えておく必要があります。

友人知人に子どもを預かってもらう場合

また、預け先が身内ではなく友人宅などの場合はお互いが気持ちよく「預ける・預かれる」関係でいられるようにキチンとした決まりを作る必要もあります。

  • 給食がない日はどうするのか(各自お弁当持参なのかどうか)
  • おやつはどうするのか
  • 保護者同士の連絡先の交換
  • 預かり可能日時の把握
  • 預け先がどちらか一方の自宅に偏らないようにする配慮
  • 自身の子どもへ「お友達の家での過ごし方の決まり」の徹底
  • 必要以上に頼らない配慮(リフレッシュ目的で預かってもらうことはしない)

友人との間柄にもよりますが、親しき仲にも礼儀ありです。節度を守っていきたいですね。

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児童クラブに入会

学校の敷地内に児童クラブがあるところが多いですね。

毎月の利用料がかかる一方、誰にも気を使うことなく子どもを預かってもらうことができるメリットもあります。行事ごとでちょっとしたイベントも行ってくれるので、子どもにとっては楽しい場所になります。

児童クラブ側で決められた決まりがあるので、入会前に渡されるしおりをしっかり読んで準備をすることができます。もちろんわからないことがあれば、指導員さんに直接聞くこともできます。

保育園と比べると預かり時間が短いことも

保育園では、19時20時まで預かってもらえるところも多いです。しかし、児童クラブでは18時または18時半までのところが多くなります。

それまでに迎えに行くことができるのであれば問題ありませんが、保育園時代に18時半を回ってお迎えに行っていた人は気を付けなければならない点ですね

インフルエンザ等で学級閉鎖になった時には預かってもらえない

自身の子は元気であっても、子どもが所属するクラスや学年で学級閉鎖や学年閉鎖になった場合は児童クラブに行くことができません。断られてしまいます。

年に何回もあることではありませんが、万一の時のために「児童クラブに預かれない日はどのようにすると良いか」を考えておくことをお勧めします。

おやつは出るけれどお弁当持参

春休みや夏休みなど、学校が長期でお休みの時でも児童クラブでの預かりはしてもらえます。しかし給食は出ないため、お弁当は持参となります。

慣れてしまえばたいしたことないことかもしれませんが、朝の忙しい時間にひと手間増えることには違いありませんので思ったより大変と感じる人もいるかもしれませんね。

上の兄弟と共に過ごす

新1年生の他に頼れる兄弟がいる場合にはこの選択肢も考えることになりますね。ひとりでの留守番よりも上しかし、気を付けたい点もあります。

上の子の帰宅時間が遅い場合がほとんど

年齢にもよりますが、小学校も高学年になればなるほど帰宅時間は遅くなります。

必然的に新1年生の方が帰宅は早くなり、結果的にひとりで過ごす時間は避けられない 状況になってしまうこともあります。

ただ、1年生になる子が「2~3時間くらいならば一人でも留守番できるよ。」という子であれば、上の兄弟が返ってくるまでの間だけひとりでの留守番を頑張ってもらうこともできます。

兄弟で過ごす約束事を決める

特に兄弟間の年齢が近くやんちゃな場合、子ども同士で結託して良からぬことをしでかす(笑)ことも考えられます。そうならないように日頃から「やっていいこと・いけないこと」など安全に留守番ができるように決めごとをする必要もあります。

ひとりで留守番

希望した全員が児童クラブに入会できるわけでもありませんし、子どもの預け先が確保できるわけでもありません。

そんな時にはやむなく一人で留守番をさせるという選択になってしまいます。

鍵を持たせる

子どもには、帰宅した時に自宅内に入るためのカギを持って行ってもらうことになります。小学校入学前から鍵を持っていく練習ができると尚良いのですが、現実問題なかなかそうはいかないと思います。多くは小学校に入ってから鍵を持たせることになります。

  •  子どもに鍵を持たせる前には鍵の開け閉めの練習をする
  • 鍵を落としたり忘れたりしないように毎日持っていくカバン(ランドセルやサブバッグ)にしっかりつける
  • 学校で友達に鍵を持っていることを自慢したり見せびらかさないように言い聞かせる
  • 万一落とした時のために鍵に下の名前を付けておく

鍵を付ける工夫

鍵をカバンにつけることは大きなポイントです。

ランドセルやサブバッグは毎日持っていくものですので、家にも学校にも忘れてくることはありません。カバンですので間違って洗濯に出してしまうこともありません。100円ショップなどで販売されているチェーンなどでカバンから離れないようにしておきたいですね。

子どもがカギを出して開けやすいように少し長めの紐やチェーンでつけてあげると尚良いですね。

わが家の小学2年の息子のカギです(笑)しっかり者とは程遠い息子です。1年生の後半からこの方法で鍵をもって学校へ行っていますが、いまだ無くしたことも忘れたこともありません

学校では鍵を出さない

子どもは自分の持っていないものに興味津々だったりします。学校で鍵を見せびらかさないように伝えてあるのも、余計なトラブル回避のためです。

子どもは、「見せて!!」「貸して!!」「触らせて!!」が当たり前です。大切なカギをなくしてしまった、壊してしまったと、ならないように「学校内ではカギを出さないこと」を徹底させると良いでしょう。

鍵にも名前

鍵には学校内で落としてしまったことを想定して息子の下の名前だけ付けてあります。苗字を付けてしまうと、学校外で落とした時に…なんとなく危険かなと思ったからです。(我が家の苗字は珍しいので特定されやすいということもあります。)

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さいごに

これから小学校に入学を控えているお子さん、ひとりで留守番デビューを控えているお子さん、いろいろあると思います。

我が家でも、来年度から小学3年生になる息子が児童クラブに行かずに自宅で留守番をすることになります。(本人は留守番に納得しています。)

家庭によって事情や環境の違いはあると思いますが、子どもが安全に過ごすことのできるように準備していきたいですね。

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