中学校の吹奏楽部 本入部と楽器決め

我が家の娘は、いよいよ中学校の部活動入部が決まりました。 もちろん、吹奏楽部です。

正式に吹奏楽部への入部届を出して正式に入部が決まる

中学校の部活動は、『親の許可』が必要になります。

私たちの時代(約四半世紀前ほど)は、部活動は『強制入部』であり、学校生活の一部という扱いでした。もちろん当時は、入部届があるわけでもなく、子どもから希望を取って調整して入部という流れでした。

それが今では、きちんと保護者印まで押した入部届を提出しないと入部ができないシステムのようなのです。これには驚いてしまいました。

入部初日

初日の吹奏楽部の活動は、2週間体験入部していて今さらながらの自己紹介と、ちょっとした腹筋や背筋などを鍛えるための体操をしたとのこと。

一応希望楽器も全員の前で発表したのですが、木管楽器(フルート、クラリネット)をやりたがる子が多かったため、上の子ちゃんは適性検査に向けて頑張ろうと決めたようでした。

入部2日目~3日目

2日間にかけて、すべての楽器を体験してみて適性を見てもらうとのこと。

適性を見るのは主にその楽器パートの先輩です。

いくつかの項目があり、一人ひとりの1年生に対して先輩たちが項目をチェックしていくのだといいます。項目は、

  • 高音がきれいに出るのか
  • 低音がきれいに出るのか
  • 肺活量
  • 唇や歯の形(楽器に適した形であると、演奏がしやすいということ)
  • 音を意識して変えることができるか

などです。

娘は、どの楽器でも『肺活量がある』と書かれていたそうです。

へー、そうなんだ~。親である私も知らなかった新発見です(笑)

この2日間の適正結果を踏まえて、顧問の先生と3年生の先輩が相談しながら楽器を決定していくのだそうです。

この日は、最終的な希望楽器の調査も行い、第1候補~第5,6までの希望を書いてきたと言っていました。

娘の希望楽器は、体験入部時は

  1. フルート
  2. クラリネット
  3. トランペット
だったのですがこの日の希望には、
  1. フルート(変わらず)
  2. サックス(初)
  3. クラリネット
  4. トランペット
  5. 打楽器 Σ(・□・;)(初耳でした 笑)
と、フルートが第1には変わりないのですが、その他の楽器に順位の入れ替えがあり、実際にすべての楽器に触って・音出しをしてみてからの心境の変化が見られました。木管楽器に気持ちが傾いている印象です。
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入部4日目 楽器決めオーディション第1審査

第1審査方法

第1希望の楽器を先生と先輩の前で吹きます。

その後、先生と先輩が話し合って第1審査での合格者を決めます。

希望者が多い楽器に関しては、この段階で半数に絞り込まれたようです。

ちなみに、娘が希望する「フルート」は、人気楽器であったため、2人の募集枠に対して8人が希望していました。(倍率4倍ですね)

この日の第1審査で、フルートの希望者から半数の4人に絞り、翌日にもう一度楽器を吹かせて最終審査を行うことが決まりました。

娘は、この日の第1審査を無事通過することができました。

入部5日目 いよいよ担当楽器が決まる

フルート最終選考

各楽器のパートごとに、最終審査が行われました。

娘は最終選考にまで残ることができましたので、もちろんこの審査も受けることに…。

最終審査に残った4人で音出しのテストを受けました。出す音は『ファ』と『ラ』の2つ。どうやらこの2つの音が基本となる音のようなのです。

最終選考に残った4人で順に吹き、結果を待つ形となりました。

結果は、1人は突出して上手だった子が決まり、あともう一人を選ぶところでかなり迷ったとのこと。結局、フルートを吹く口の形に適した子が選ばれる形となり、娘は残念ながら落選してしまいました。

フルート奏者に適した口の形とは?

フルートは、口から頭部管の小さな穴に細く息を入れて音を出す楽器です。

唇が厚い人のほうが音が出しやすい傾向にあるのです。受け口気味の人も演奏がしづらい楽器になります。

これは楽器の特性上、息を斜め下に吹き入れるためという理由があるからなのです。

サックスの試験を受けてみる

その後、第2希望楽器であるサックスの第1審査通過者とともに最終試験を受けてみたそうです。

ただし、顧問の先生から第2希望以降で受ける子へこう告げられたそうです。

  • 第2希望以下の子もほかの楽器の最終試験を受けることができるけれど、あくまで選考は第1希望の子から優先にしていく
とのことでした。
この段階で、第1希望の楽器になれずに第2希望楽器として試験を受けに来ていた娘は少し不利な状況になってしまったのです。(仕方ないことですが)

この時娘は「サックスがダメだったら、打楽器にしようかな…?」とまで思ったと言っていました。

ところが結果は、第1希望で最終試験に来ていた子2人と、娘の計3人がサックスのパートで決まったのです。
第1希望で受けに来ていた子も定員以上にいたのですが、楽器との相性が良かったのかまさかの1位通Σ(・□・;)だったそうです。いやはや驚いた!!
本人はもっと驚いたようでしたけど、ともあれ無事に楽器決めが終わりました。
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サックス内でのパート決め

娘の中学校の吹奏楽部では、アルトサックスとテナーサックス、バリトンサックスがあります。このパート分けもしなくてはなりません。

例年は、学年に2人ずつサックスを担当しており、パート内でも学年で一人ずつになるように配置されています。つまり同じ学年で同じパートにならないように配慮されています。3年生が抜けてしまっても、残った部員できちんと補えるようになっているのです。

ところが、今年度は1年生が他学年より大所帯ということもあってか、サックスは2人定員のところ、3人になったのです。(ほかの楽器も定員の増員をしています)

単純に3人ならば各一人ずつパート分けしちゃえばよいように思いますが、他学年との兼ね合いもあり、今年度に関しては3年生が抜けた穴を埋めるためにはアルトとテナーを決める必要があるのです。(バリトンは2年生が担当しています)

サックス四重奏のコンテストも視野に入れる

ゆくゆくアンサンブルコンテストに出場の可能性もあります。サックス四重奏の練習をするために、各パート一人ずつは配置できるように調整します。(アルト1st・2nd、テナー、バリトン)

ところが先にも述べたように例年学年で2名ずつ決まっているサックス奏者は、今年度の1年生に限っては3人いるのです。1年生からは、アルト2名・テナー1名を決めます。

3年生が抜けた後、1,2年生で四重奏(アルト1・アルト2・テナー・バリトン)をするのですが、自動的に一人出場できなくなってしまいます。それが1年生のアルト担当の子のどちらかになってしまうようです。

1年生でもテナーのパートの子は自動的に出場が決まるのです。

そんな大切なパート決めです。

入部から2週間以上が経過してもなおパートが決まらず

本当ならば、サックスのパート分けまで済んだ段階でこの記事を上げたかったのですが、サックスのパート決めは入部から2週間以上が経過してもまだ決まっていないのです。

この間に、部の保護者会も行われ、各種注文用紙も私の手元に届いているのです。

パートが決まらない弊害「マウスピースが買えない」

マウスピースは、個人持ちとなります。しかし、楽器が決まっていない以上、マウスピースの注文すらできない状態なのです。理由は、同じサックスとではマウスピースの大きさも違うからです。

遅くても保護者会までには決まるであろうと思って待っていたのですが、保護者会が終わった今現在、まだ決まっていません(;^_^A

用品の締切日だけが刻一刻と迫ってきています。

一応あと10日ほどはありますが、それまでの部活の回数がそれほどないのです。

練習に集中できない

アルトサックスとテナーサックスでは、持ち方も違いますし、息の入れ方も違います。現段階では両方の練習をしているそうですが、早いところ決めてもらわないとしっかっりとした練習に移行することができず、いつまでも宙ぶらりんな状態になってしまいます。

子どものためにも早いところパートを決めてあげてほしいものです。

楽器の購入も検討している

中学校吹奏楽部初めての保護者会

↑以前の記事でも少し触れましたが、学校で貸し出してくれるサックスは「老朽化」がひどく、顧問の先生からは「絶対ではないけれど、楽器の購入を推奨している」と言われています。

購入といっても、1万や2万では買える品物ではありません。0の数が足りません💦

ですが、中古のものでしたら何とか買ってあげることもできるのではないかと思っていまして、遅くとも7月の連休を使って楽器店巡りをしたいと思っているのです。

ですので、遅くともそれまでにはっきりとしたことを決めてもらいたいと思っているのです。

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さいごに

無事に吹奏楽部に入部することができ、早々に担当楽器も決まりましたが、パート分けがまだなので、親子ともども準備に困っている現状です。

8月の頭には3年生の引退も決まっており、早い段階で戦力にならなければならない1年生ですが、思ったように部の流れが進んでいないのではいないかと思っている今年度なのです。

顧問の先生も3年生の引退コンサート(学校内で細々と行います)の指導で忙しいのかもしれませんが、1年生の楽器決めも早くしてほしいです。

親にも時間の都合がありますからね(^^)

ちなみに、我が家の娘は「テナーサックス希望」なのです!

追記:その後、娘は1年生同士の話し合いの末「テナーサックス」担当となりました。待たされたわりには、子どもたちの話し合いで決定したので、それなら初めから子どもに任せればよかったのに…と思ってしまいました。

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