子どもが小学校へ進学すると生活にどんな変化が起きるのか?

今回は、「子どもが保育園児から小学生に変わるとどんな変化があるのか」について書いていきたいと思います。

出勤時間がゆっくりになる

保育園の送迎は思った以上に時間がかかります。我が家の場合は、通勤途中に園があったので良かったものの、場所によっては回り道をして行かなくてはならない場合もあります。

そして園に着いたら着いたで、

  • 朝のお仕度
  • 布団の用意(乳児)
  • 子どもを保育士に引き渡す(間にトイレを挟む場合もあり 笑)

など、子どものペースで行うため、保護者がすぐに立ち去れない事情もあったりしました。結局子どもが保育園に通っていた時は、+10~15分早めに家を出る必要があったのです。(朝の5分は貴重ですよね💦)

子どもが自分の足で小学校へ行くようになり、朝の支度時間に余裕が持てるようになったことは言うまでもありません。

子どもと一緒に出発できない寂しさ

それまで当たり前のように毎朝「子どもと一緒」に出掛けていた人にとっては、突然一人で出勤することへの寂しさを感じると思います。

自転車にしても自動車にしても、いつも子どもが座っていた座席に誰もいない…たった一人での朝の出勤時間に慣れるまでに少し時間がかかります。

私はしばらく寂しくて寂しくて…(´;ω;`)

スポンサーリンク

子どもの帰宅時間が早くなるための対応に追われる

保育園や幼稚園とは異なり、子ども自身の足で行き来する小学校。

低学年の内は授業時間も短いため、14時前には帰宅してきてしまうことも多いと思います。多くの共働き家庭では様々な対応をとられていることと思います。

  • 両親が帰宅するまで祖父母のもとで預かってもらう
  • 親の友人・知人宅と協力して交代で子ども同士が行き来してお互いに子どもを預かりあう
  • 児童クラブに入会する
  • 上の兄弟とともに過ごしてもらう
  • 留守番のルールを決めたうえで子どもに留守番をしてもらう

色々なパターンがありますね。

意外と多い学校関係の集まり

参観会・懇談会・各行事、加えてPTA役員になったら役員の活動、と案外小学校に行くことは多いです。

参観会や懇談会ですと多くは平日の午後に設定されていますし、学校行事で集まる時には土曜日の午前中からということもあります。

PTAの仕事とは別に考えても、学校に集まることは保育園よりもかなり多いと感じました。

PTA活動はほぼ強制💦

保育園でも「父母の会」などの名称で保護者会はあるところが多いです。しかし、保育園の場合は「両親が共働き」であることが前提でもあるため、あまり無理にならないように配慮がされている場合も多いです。

保護者会の役員に選出される人もいますが、家族構成や仕事(自営か会社員か)雇用形態(フルタイムかパートか)なども考慮され、比較的「やってくれそうな人」へ保育士さんから声掛けをしている傾向にあります。

ですので、わが家みたいな「ひとり親世帯・フルタイムの会社員」には声がかかることもなく、保育園では役員を行うことなく過ごすことができました。(正直ありがたかったです。)

ところが、小学校のPTA役員はそういうわけにもいかないのです。PTA役員はひとり〇回というように義務付けられている…ようなものなのです。

もちろん免除項目もないので、

  • 仕事をしているしていないは関係ない
  • 家族構成も関係ない(本部役員は考慮される)
  • 子どもが学校に通っている段階で役員を行う義務が発生する
  • マル秘の名簿が存在するため、6年間で1度も役員を引き受けずに卒業することはほぼ不可能

と、家庭や仕事を理由に役員を逃れることは不可能な状況です(笑)

強制的にやらなくてはならない活動ですが、友達と一緒にやってしまうことで苦痛なものではなくなります。

子ども同士の付き合いが広がる

子どもが小学生になると、子ども同士の家を行き来することも増えると思います。相手宅のことも考えると、しっかり子どもには伝えておかなくてはならないこともありますよね。

  • 保護者に内緒で勝手に出かけない
  • お友達のお宅にお邪魔する場合は、先方の保護者が在宅しているときにする(保護者同士が連絡を取り合えることがベスト)
  • あいさつはきちんとする
  • よその家で勝手にものを触らない
  • お菓子やジュースの催促をしない
  • よその家で過ごすときのマナーをしっかり伝える
  • 17時までには自宅に帰ってくるようにする
  • (低学年の場合)自転車ではいかない
  • 必要以上のお金をもっていかない
  • 物の貸し借りはしない
  • 勝手に自分の家にお友達を入れない(トラブル防止のため)

↑この中には、私が実際に困ってしまったことも含まれています。

特に子どもはおなかが空いたときに、よその家でも遠慮なく

「おなかすいた~」「なんかおやつないの~?」

と言っちゃう子もいます。でもこれは、お行儀が良い…とは言えないですね。人様の家でそんな図々しいことを言わないためにも、子どもには日ごろからきちんとマナーを教えていきたいものですね。

スポンサーリンク

宿題の〇付け&時には一緒に…

今の時代、宿題の様子を見届けることはもちろん、毎日の宿題の〇付けも保護者の仕事です。プリント類の宿題ですと、答えを配布されないこともありますので、保護者の学力で〇付けをすることも💦

そして時には、一緒に宿題を取り組まないといけないこともあります。例えば、

  • 子どもが生まれたときのことを調べる
  • 工作の材料を集める
  • 新聞記事を切り抜く
  • 保護者が子どもの時の生活を調べる などなど…

学年にもよりますが、6年間通じて何かしら保護者の出番が必要な宿題が存在します(笑)

意外と多いぞ!弁当の日

特に保育園から進学する子を持つ保護者が感じやすいことではないかと思いますが、小学校は「学校給食」があれど、意外とお弁当の日も多いのです。

遠足や運動会などはもちろん、これらの予備日やペアさんの日(他学年交流)など、平日であってもお弁当の日があったりもします。加えて春夏冬の長期休暇も、給食がないため、お弁当(自宅で留守番の子や児童クラブの子)もしくは保護者などと一緒に自宅で昼食となります。

これは、学校単位であらかじめ給食日数が決められているためでもあり、その分を超える日に関しては「弁当持参で登校してもらう」ということになるのです。息子の小学校では、登校日だけでも年間およそ14~20日ほどお弁当の日がある計算になりました。(休日分は別です)

スポンサーリンク

さいごに

私もそうでしたが、保育園から小学校へ進学した時は初めてのことがたくさんあってわからないことだらけでした。

子ども自身は大きくなるので、自分でできることが増えます。その点は楽になります。しかし、保護者自身が家庭内や学校内で行わなくてはならないことは多くなります。

初めは慣れない生活となりますが、1年、2年とたつにつれ、「小学生の保護者」に慣れてきます。子どもがいれば必ず通る道です。戸惑いながらも徐々に慣れていけば良いと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました