新型コロナと共に歩んだ中学生生活

先日、部活動も(仮)引退をして中学校生活の大きな行事は「高校受験」を残すのみとなった娘。中学校生活を振り返ってみたら、1年生のスタートからコロナに振り回されていたことに気が付きました。

 

娘の義務教育期間の後半は「新型コロナ」の影響を受け続けることになってしまいましたが、あと何年かして…「こんなこともあったね~、大変だったよね…。」と言えるように今回の記事に書き留めたいと思います。

 

 

全国学校休業からスタートした中学1年生

新型コロナウイルスの流行が始まった頃の4月は、娘の中学校入学と重なりました。小学校の卒業式と中学校入学式は時短ではありましたが何とか執り行われ、ホッとしたのもつかの間。緊急事態宣言の発令に伴って、全国で公立学校の休校が決まりました。

 

5月下旬学校再開

入学式が終了してから、2回ほど課題の受け取り&提出のために学校に登校したものの、それ以外は自宅で過ごしていた娘。5歳年下の弟と共に過ごす長い休業期間を経てようやく学校が再開したのは5月も終わりが近づいたころ。

 

例年であれば4月におこなわれる「新入生歓迎会」「1年生レクリエーション」などは全て取りやめとなり、先輩たちはおろか、クラスメイトの顔や名前さえままならない状態からの中学校生活を迎えることとなりました。

 

6月部活動体験入部スタート

娘が楽しみとしていた部活動も、学校休業のあおりを受けてスタートが後ろ倒しとなりました。

「中学生になったら絶対吹奏楽をしたい!!」

と意気込んでいた娘は学校生活に楽しみが増えることになったのです。

 

音楽が好きな娘は、ただ漠然と「吹奏楽部に入りたい」と思っていただけなので、希望楽器などはこの時はまだ決まってはいませんでした。後にフルート・サックス・クラリネットなどの木管楽器に絞り込んで、オーディションの結果、サックスパートに加入することになりました。

 

吹奏楽コンクール中止

吹奏楽部一大イベントである「全国吹奏楽コンクール」の中止が決定され、当時の3年生はコンクールに出ることなく部活動の引退が決まってしまいました。

1年生である娘は、大会への出場は予定してはいませんでしたが、3年生との活動の時間が短くなってしまったが残念に感じたようです。

この年は入部も遅かったため、実質3年生と活動できた時間は約2か月ほどとなってしまいました。

 

合唱コンクール中止

中学3年間にわたってのこととなりますが、コロナ禍での「合唱」は避けられていたため、クラス対抗のイベントの一つである「合唱コンクール」は経験することなく卒業となりそうです。

 

社会科見学の中止

この年は校外活動は行われていません。例年おこなわれる社会科見学も例外ではありませんでした。

学校単位ならではの見学地もあるため、その機会が無くなってしまったのは非常に残念なことです。


 

 

新型コロナに配慮した生活を強いられた中学2年生

3密・ソーシャルディスタンス・マスク着用は当たり前となった中学2年生。

それでもまだまだコロナに対しては大人も子どもも「未知」であることも多く、たびたび「まん延防止等重点措置」が発令されていた時期でもあります。

 

職業体験中止

中学2年生のビッグイベントである「職業体験」もあっさりと中止が決まりました。

娘は職業体験も楽しみにしており、この当時は「保育園」での体験を熱望していたのです。しかしコロナ禍ではそれも叶わず…。貴重な体験ができるであろう機会をも逃してしまったのです。

 

まん延防止等重点措置の都度、部活動休止で振り回される

コロナ問題はまだまだ収束する気配も感じられない2021年度。公立中学校の部活動は、たびたび発令される「まん延防止等重点措置」に振り回されることになりました。

 

ただでさえ教員の働き方改革などで時間が限られている部活動の時間は、コロナの状況によってさらに制約のあるものとなりました。

  • まん延防止等重点措置が出ると部活動は中止
  • 県の(コロナ)評価基準によっては中止または時短での活動
  • 緊急事態宣言発令時も部活動中止

2021年度はコロナ関係での部活動停止期間はおよそ2か月強、また年間にわたって活動の時間制限があり、例年と比べても7割ほどの練習時間だったのではないでしょうか。

 

部活動では吹奏楽コンクール県大会出場も…

制限ある中で練習に打ち込んだ吹奏楽の活動の集大成ともいえる「全国吹奏楽コンクール」。この年は地区大会に出場することができました。

地区大会では「金賞」と好成績を収めるものの、後の県大会は「地区大会の音源審査」に変更され、県大会の会場に行くことなく「県大会銀賞」の結果を聞くことになりました。

 

地区大会後の練習の成果を誰にも見せることなく、県大会の結果とされてしまったことに娘は「あ、そう…」という反応でした。悔しさも何も感じることなく県大会が終わった印象でした。


 

 

コロナと共に生活をすることになった中学3年生

「コロナと共存」と言われ始めた2022年度。学校生活においても、昨年、一昨年と比べても日常を取り戻しつつある印象がうかがえました。しかしながら、新型コロナの感染者数は減少することなく、むしろ日に日に増え続けています。

 

そんな中で学校行事も少しづつ復活をし、一部の行事は見送るものの、制限自体もかなり緩和された印象です。

 

修学旅行

1年生と2年生ではメインイベントは軒並み中止となってしまった娘の学年。それでも何とかコロナ第6波と第7波の間のうちに修学旅行をおこなうことができました。

 

行先の変更はなく、コロナ前と同じ行先ではありましたが現地での行動を配慮したものとなり、「コロナ特約」を付けた保険に入っての行程となりました。それでも娘含めて子どもたちは充分に楽しむことができたようで、「修学旅行に行けてよかった。」と喜んでいました。

 

合唱コンクール・秋のバザーはおこなわず…

コロナ前には当たり前のように年間行事に組み込まれていた、「合唱コンクール」「バザー」は一度もおこなわれることがありませんでした。

どちらも子どもたちにとっては「非日常な特別な行事」となるため、これらが未経験となってしまうことは保護者としても残念に感じます。

 

ただし、体育祭と持久走大会は毎年行われていました。

 

部活動では再び県大会へ

2021年度に続いて、「全国吹奏楽コンクール」の地区大会では「金賞」をいただき、県大会への出場が決まりました。そして2022年度は、感染対策をとり、関係者だけの入場に絞ったうえで県大会の開催が決まりました。

 

大会そのものが中止となった2020年、県大会以降が音源審査(事実上の中止)となった2021年を経て、県大会の舞台に立つことができた3年生は初めてであり、ラストチャンスとなりました。

結果は昨年と同じ「銀賞」でしたが、県大会の舞台に立つことができたこと、地区大会後の一週間の練習の成果を演奏することができたことで「納得いく結果」となったそうです。


 

 

さいごに

義務教育最後の年となった中学3年生はこれから「高校受験」に向けて受験勉強であったり、面接練習であったりと自身の将来に向けて忙しくなります。これらのことは感染対策をしっかり行ったうえで学校側と一緒に取り組んでいくと思いますが、中学生としての行事の多くが制限されてしまったことを思うとなんだかかわいそうに感じてしまいます。

 

娘ははじめ、高校受験に対してはかなり消極的であり、3年生の初めまでは

「定時制高校に進学して、アルバイトをしながら生活したい」

とまで言っていました。

しかし、コロナ禍で部活動も思うように行うことができず、また学校の行事すら制限があった中で「青春を謳歌する」とは程遠いものとなってしまったことから、

「全日制の高校へ行って吹奏楽を続けたい」

と進路希望が変わりました。

 

残り少ない中学生生活ですが、将来に残る思い出作りをしつつ、後悔のない進路を進んでくれることを母親として願うばかりです。

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