コロナ第3波は収まるどころかますます加速しているとしか思えない今日この頃。
この度、中学校の地域役員を決めるという大仕事(?)を行いました。
PTA活動に対しての理解が得られにくくなってきているこのご時世で「もめることなく役員の選考を行う」ことを第一に準備を進めていました。
令和3年度もPTA活動を行うのか?
まず初めに誰しもが疑問に思われることはここですね。
コロナパニックで幕開けした今年度ですが、パニックになっていた3月、4月の頃より今現在の方がより深刻であることはわかりきっていることです。
県や市でも「3密にならないように」「感染対策」「県外への移動は自粛」など、様々なワードで注意喚起をしているところです。しかし、それでも毎日のように新たなクラスターが発生していて、買い物に出るだけでもコロナに感染してしまうのではないかと心配するほどです。
そんな状態にもかかわらず、学校では「地域役員を選出する」とのことでした。(校内役員は令和3年度も選出なしの模様)
地域役員とは
学区内の町内会と学校との連絡役を行う役員です。在校生の保護者から選出され、任期は1年。
仕事内容は、
- 町内会の会合の出席(頻度は町内会による)
- 学校での会合出席(年6回程度)
- 町内清掃活動の指揮
- 防災訓練の手伝い
- 資源回収の取りまとめ
- 学校祭のお手伝い
- 各講演への参加(依頼があった時)
などなど…面倒臭くないとは言い難い役員なのです。
令和2年度である今年度は、「コロナ」の影響もあって多くの行事が中止になり、例年よりもはるかに少ない量の業務で済みました。
しかし、学校での会合は毎回しっかり行われ、校内のさほど広くない1室に約30名の大人が集まって会議をする(話し合い)ので、「コロナ感染」にびくびくしながらの参加でした。
PTA地域役員を選出しないといけない理由はあるのか?
コロナを理由に「校内役員の選出」はなくなりました。しかし令和3年度の地域役員の選出は行われます。
学校側に理由を聞くと、
- 地域と学校のつながりは大切
- 地域がどのように子どもたちに接しているのかを把握したい
とのことでした。
コロナに配慮した会合にしてほしい
まあ、学校側の言い分もわからないわけではありません…。役員選出に対しては私は反対ではありません。(現に今私は役員です)
地域と学校が一緒に子どもたちを見守るということですものね。言っていることは素晴らしいことだと思います。それならば、せめてPTA活動も「コロナを警戒した活動」で行っていただきたいものです。マスク・ソーシャルディスタンス・3密避けるだけではダメな気がします。
あえて多くの人が集まる状況を作っていることに疑問があるのです。
今はオンラインの時代です。大体の人がスマートフォンを持っています。現に役員同士はみんなラインでつながっています。
これをもっと有効活用してオンライン会合や書面会合にしてうまく行えるようにしてほしいのです。現にレジュメを配布されますが、書かれている通りの流れで会が進んでいますので、書面だけにしてもさほど困ることはないと思います。
会合を目的で集まるのも「必要最低限」にしてほしいと切に思います。
人に接する機会があればあるほどコロナ感染のリスクは上がります。
子どものための役員活動が原因で、子どもにコロナの危険をあえてさらす必要はないと思うのです。
せめてコロナ騒動が落ち着くまでは「新しい生活様式」をPTAにも取り入れていってもらいたいです。
さいごに
来る2月に地域役員の選考会があります。私はその司会をすることになっています。多くの家庭ではもともとのPTA活動に消極的なことに加えて コロナに対しての心配もあることには間違いありません。
そんな中から数人の役員が決まるのですから、引き受けてくれた人のPTA活動が負担にならないようにできれば政府から全国のPTAに「必要以上の会合は自粛してください」と通達してほしいなと思っています。
保護者から教師に、教師から保護者に…ということも充分にあり得ます。
コロナ禍においてもPTA活動をしなくてはならないのでしたら「充分に配慮された環境での活動」ができるようにしていただくか、必要最小限での活動にしていったほうが良いと感じた令和2年度地域役員のおやっとでした。
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