築50年の団地から築7年の県営住宅に引っ越しをする【団地の違い、引っ越し費用などなど】

人生初めての県営住宅応募から1発当選を経て早2か月がたち、片付けも終わったため、ようやく落ち着いたわが家です。

旧居と引っ越し先の県営住宅の違い

せっかく引っ越しを行ったのですから、これを機に両住宅を比較してみたいと思います。

旧居

これまで暮らしていたのは、かつてUR物件として貸し出されていた築50年ほどの団地でした。団地と言っても今現在はオーナーさんがいて、管理会社が物件の管理をしてくれている一般賃貸物件です。

旧居の詳細

  • 間取りは昔ながらの3K(一部のふすまを外し、1LDKのように使用)
  • 築50年
  • 階段のみの5階建ての4階

この物件に入居した当時は、私自身の離婚が成立して間もない頃、元夫との「離婚」を成立させるために入所した「母子生活支援施設」からの引っ越し先でした。

築年数は古かったものの、

  • 家賃が安い(近隣と比べて)
  • 敷金2か月、礼金なし
  • 保証人なし(保証会社も無しで可)
  • 当時の我が家(私・7歳・2歳)にとっては申し分ない間取り
  • 小学校が至近距離
  • 自転車置き場が充実
  • 日当たり良好!!
  • 管理会社の対応が早い

というメリットもあったことから、入居を決めた物件でした。

古い団地ということもあって、高齢者世帯が多く昔ながらの自治会活動もそれなりに盛ん(?)でした。(団地で1自治会として活動)しかし、近年では自治会の役員を引き受けてくれる人が少なく、今年度に至ってはくじ引きで当たってしまった入居間もない若い人が、自治会長を引き受けることになってしまった経緯もあります。

【令和3年度】自治会長をはじめとする執行部がなかなか決まらなかったので立候補してみた
若い自治会長が率いる「高齢化団地の自治会」での執行部会

団地そのものの歴史があるがゆえに、時代に合わせた自治会の活動に変えることも難しく、その点では昭和末くらいで時代が止まっているようにも感じてはいました。

こちらの団地で暮らしていた時のデメリットは、

  • 階段しかない…
  • 駐車場が少し遠い(限られた場所にしかない)
  • 自治会活動が面倒くさい(公営住宅並み)
  • 古さ故、トイレの水の流れが悪い
  • とにかく水回りの状態が悪いので、水に関するトラブルが起きやすい
  • 緑が多いので(←メリットでもあるけど)虫が多い💦
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新居

県営住宅ですので、様々な書類を準備したり、公社での手続き等の苦労がありましたが、より快適な住居を確保するため…という気持ちで頑張りました。

新居の詳細

  • 間取りは3LDK
  • 築7年
  • エレベーター付き4階建ての4階

借り上げ型の県営住宅ですので、新築から20年限定での入居期間となっています。

私たちがこの新居で過ごすことのできる期間は最長でも残り13年です。

ですが13年もあれば、子どもたちもとっくに成人しますし、「我が家の間取りの見直し」をおこなっても良い時期となっているため、今回の引っ越しは今後もう1回引っ越しをする覚悟を持って行うことにしたのです。

町内は比較的新しい建物が多いこともあってか、同じ子育て世代が多く、自治会活動も今の時代に合わせたものであり、各家庭の負担が軽く済むように配慮されています。

県営住宅ですが、借り上げ型住宅(入居期限付き)ということもあってか、住民層は比較的普通であり、今のところ特に問題なく過ごすことができています。住宅そのものもかなり静かです。

ひとり親家庭では引っ越しそのものが大変

わが家は、某大手のパンダがトレードマークの引っ越し会社を利用しました。

見積時、営業の方から「荷物が多いですね…」と言われてしまいました。

不必要なものは処分したのですが、学校に行っている子どもがいると荷物は多くなりがちですよね。ましてや、引っ越し時には夏休み中で学校から持ち帰っている用品もあるので通常よりも荷物が多めになってしまっていました。

結果大人1人、中学生1人、小学生1人の3人家族で3tトラック1.5杯分(ピストン搬送)ということになりました。引っ越し先は、数百mほどのところであり、近場ではありましたが、時間としてはかなりかかってしまいました。

引っ越しにかかった時間

実際には荷づくりから荷解きまでの時間もありますのでもっとかかっていますが、ここでは引っ越し業者が作業を行った時間のみ書いていきたいと思います。

実際に引っ越しを行う前日夜に「宵積み」と言って、荷造りを終えた段ボールやその日はもう使うことのない家具などをあらかじめトラックに積んでおく作業を行いました。(積み込まれた荷物はトラック内で1泊します。)

宵積み自体は必ず行うものではなく、引っ越し業者の作業具合で「前日にできそう」と判断された場合のみ行います。

これは見積時に「宵積み可能か?」と聞かれますので、前日に積み込むことの抵抗ある人は断ることも可能です。(宵積みはおこなっておくと引っ越し当日の作業が早く終わります。)

わが家の場合は引っ越し前日の18時ごろから約2時間かけて「宵積み作業」が行われ、この段階で荷物の8割ほどがトラックに積み込まれました。

引っ越し日当日は、このトラック内の荷物を新居に搬入する作業からスタートしました。搬入自体もおよそ2時間で終了しましたがそのあとすぐに2回目の積み込み作業を始めました。2回目の積み込み作業は1時間ほどで終了し、作業員さんの休憩をはさんでさらに1時間ほどで新居への搬入を行うことができました。

【引っ越し業者の稼働時間】

  • 前日夜に2時間
  • 引っ越し当日2時間+2時間

合計約6時間

思っていたより時間がかかりましたが、丁寧な対応をしてもらったので、とてもありがたかったです。
ちなみに作業員の方は6時間のうち4時間が5人、残り2時間は3人で行ってくれました。
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引っ越し代

わが家はエアコンも自分持ちでしたので、エアコンの取り外し&取付も行ってもらいました。(約1万円)引っ越し代は、エアコン工事代込みで98000円ほどでした。

はじめは「高いな…」と思っていたのですが、作業量からするともしかしたら「安い」くらいだったかもしれません。

引っ越しのお兄さんたちも汗だくになって頑張ってくれていましたので、このお値段で作業してもらえて良かったのかもしれません…。

 

さいごに

引っ越しも終わり、新しい生活が始まりましたが、まだ「我が家感」がありません(笑)なんだかまだよその家にいるみたいで落ち着かないのです。

荷物はある程度片付いたのですが、物の位置がまだ定まっていなく、いまだにちょこちょこ配置換えも行っているのです。(きっと新しい収納家具を買ったほうが良いのでしょうが、物を増やしたくないと思っている私もいます…笑)

古い建物にしか暮らしたことがなかったわが家が、真新しい県営住宅に暮らすという贅沢な環境にも慣れていないのかもしれません。

それでも引っ越してしまったのですから、慣れていくしかないですよね(;’∀’)

新生活はスタートしたばかりです!

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