わが家から「夫」と「お父さん」がいなくなった理由【離婚を経てひとり親家庭へ】

我が家では、お父さんという役職の人は存在しません。

正確には、数年前には存在していましたが、その役目を果たすことのないまま(私に懲戒解雇)されました。今回は、なぜ私が元夫との離婚をしたのかという理由を書き綴りたいと思います。

元夫との離婚の理由

元夫の懲戒解雇理由としましては、主に以下の4つです。

  1. 無職
  2. モラハラ・暴言、時に暴力
  3. 金銭感覚が全くない
  4. アルコール依存症(正式には診断されていませんが、おそらくそうです)

無職

始めから無職の人と結婚したわけではありません。交際時にはきちんと仕事をしていましたし、結婚してからも1年くらいは続けていました。

ですが、交際当時の元夫の言動から【仕事に対する姿勢】が疑われる感じはあったのです。

俺は○○(人名)が気に入らなかったから(前職)を辞めてやったんだ

要は逃げ出した‥‥ということなんですが、なぜか上から目線。気に入らない相手に歩み寄ろうとする姿勢すらありません。挙句になぜか自分がわざわざ辞めなくてはならないんでしょうか??

尚、相手を辞めさせるくらいの度胸は持ち合わせてはいません(笑)

小僧のやるような仕事は俺にはできない

どんな仕事でもそうなのですが、入社して早々は社内のいろいろなことを教わる立場になります。たとえ相手が年下であっても、先輩に教えてもらわなくてはならない立場です。初めから対等な関係であるはずはないのです。

ところが、元夫はこの初めの段階を嫌っていました。

「なんで俺が下働きのようなことをしなくちゃいけないのか」

と愚痴をこぼしていました。

「俺には腕があるから初めから料理長待遇でないと働けない」(調理師です)

とふざけたことを言っていました。

基本、仕事仲間は大事にしない

様々な人が集まって一つの仕事をするときもあります。要領よく仕事を進める人もいれば、要領が悪く不器用な人もいます。

後者は元夫にとっては恰好の攻撃相手になってしまいます。

暴力まではしないまでも、わざと大きな音を立てて威嚇する(威嚇するだけです)、暴言を吐く、自分が仕事放棄をする(困らせるため)など、やりたい放題になるのです。

これらの出来事は、元夫が武勇伝のように得意そうに語ってくれていました。

いやいや仕事放棄とかありえないでしょ(# ゚Д゚)「

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モラハラ・暴言、時に暴力

これは書き出したら非常に疲れます。テンプレ通りのモラハラが日常的にあり、暴言は彼の日課でもあります。

元夫のモラ具合は、過去記事でも書かせてもらっていますので、詳しい事は割愛します。

金銭感覚が全くない

「同居する人の中で一人でも金銭感覚がおかしい人がいるとこの家族は崩壊します」と言っても過言ではありません。これはとにかく恐ろしいことです。

金銭感覚のない人は、一人暮らしもできません。

まして、この人種が家族を持った日には本人以外が苦しむことになるのです。

  • 家賃は必ず滞納します
  • 水光熱費も滞納します(これは容赦なく止められますので、2ヶ月遅れくらいで支払います)
  • 税金は督促状の山です
  • NHK?そんなもの支払いません
  • 借金=貯金の感覚です
  • やたら外食、外飲みをする
  • 保育料や学費は優先順位が一番下
  • やたら出かけたがり、ランクの良いホテルに泊まりたがる
  • 支払いの優先順位が変

まだまだありそうですが、今思いつく項目はこんなところです。ちなみに、これらはすべて元夫のことです(笑)

支払い優先順位が変

上記にあげた中で、この項目の補足をします。

一人暮らしにしても、家族で生活するにしても、ついて回るものが生活費です。自給自足で生活できるのであればこの限りではありませんが、我が家では例外なく生きるための生活費が必要でした。

多分多くの人がされているとは思いますが、収入があったらそこから必ずかかる費用はよけておくか、引き落とし用の銀行口座にあらかじめ入金しておくと思います。

ところが元夫は引き落とされる前に全額引き出すのです。そして自分の欲しいものの購入をするのです。優先順位をつけるとするならば、

  1. 元夫の欲しいもの(嗜好品含む)
  2. 仕方なく食費
  3. 水光熱費(支払わないと止められてしまうから)

    以下だいぶ間が空いて、

  4. 家賃・学費・医療費(いよいよ危なくなれば仕方なく支払う。または私や義母に支払わせる
  5. 元夫の中で、支払わなくても良いものはNHK、各種税金

と、こんな感じになります。

アルコール依存症

これも、一家に一人いるだけでその家族は崩壊すると言われている病気です。

我が家の場合には、正式に診断されたわけでもないですし、そもそも本人が病院に行くことを強く抵抗したこともあり、断定はできませんが、おそらくそうでしょう。

支払いの優先順位が変ということにも関わってきますが、どんなに金欠でもアルコールを購入することをやめませんでした。

生活費に困った私がお金を隠しても探し出してしまうか、私に何時間も付きまとって「お金~」とお経のように繰り返し言ってくるかのどちらかでした。

私からお金を回収するまで私に付きまとい、私は睡眠すらとらせてもらえない状況でした。

そんな元夫のおかげで我が家ではお米を食べることができなくなる日まであったのです。

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さいごに

以上のことがあったため、タイミングを見計らって離婚することにしたのです。私一人の収入で2人の子どもを育てる不安はあるものの、無職の大人が一人減る方が私にとっては大きなプラスでした。人は生きるだけでも生活費がかかりますので…。

そして肝心な子どもの気持ちですが、離婚してから時間がたったせいなのか娘は「元お父さん」という始末ですし、息子に至っては離婚時まだ乳児だったので 記憶もないのですが、「お父さん???って何?」という感じなのです。

2人とも「お父さんに会いたい」「お父さんが欲しい」など言うことはありません。周りにはお友達もたくさんいますし、同じ母子家庭の子も何人もいます。我が家だけが(悪い意味で)特別ということも思ってはいないようです。

子どもたちが大きくなって、「お父さんに会ってみたい」という日が来たら快く送り出してあげるつもりではいますが。

夫は離婚調停中に行方知れずになっているのです。

今現在どこにいるのかもわかりません…。

私たち親子はこれからも今のまま平穏に過ごしていきたいと思っています。

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