銀行員の怠慢によって「一字違いの口座」を作らされた出来事

口座の開設

今の会社に入社するにあたって、給与振り込み用に口座を開設しました。

県内では1番大きな地方銀行。窓口対応はしっかりしているのだろうな~という気持ちで必要事項を記入した用紙片手に、順番待ちをしていました。

いつも聞かれることなので慣れている

私の番になり、用紙を受付に出してしばらくすると、

「尾津(仮名です)さん、お名前の振り仮名は『オズ』と書かれていますが、『オヅ』とお間違えではないでしょうか?」

と聞かれました。常識的に考えるのであれば、自分の名前の振り仮名を間違える人なんていないはずですので、お客に対してこの質問自体がかなり失礼に当たると思うのですが、このやりとりは、いつものことなので慣れっこです。

「そうです。代々  に点々の方なので…。」と答えたのです。

行員の言動に驚く

「あ~、この漢字ですとでは作ることができません。で作ります。←言い切りです。

Σ(・□・;)あっけにとられる私…。

確かに、『津』は通常『ツ』と読みます。濁点が付いてなまってしまったとしても、『ズ』と読む方が特殊なこともわかっています。

ですがこの日までは、ゆうちょも、他の地方銀行も、信用金庫もどこもかしこも読み仮名はちゃんと『オズ』という名前で口座を開設してくれていました。

この地方銀行だけができないという意味が分かりません。

「できないって(どういうこと)??」と聞くも、「手続きができません。」と納得いかない説明。「オズ名義で通帳を作ります。」と、銀行員一歩も引かず…。

何を言ってもダメそうだったので、私はある意味 他人名義の通帳を作る羽目になってしまいました…。

出来上がった通帳は…

本来なら オズ オヤット サマ と記載されるべきところ、出来上がった通帳の見開きにはしっかりと、オヅ オヤット サマ」と、本名の一字違いの名前が記載されています…。

この受付の行員、決して研修中のような感じではありませんでした。むしろ、ベテラン行員のようです…。そして、お客の名前(発音は一緒ですが…)まで変えて口座を作るということにも驚きです。

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銀行口座の振り仮名が違っていても問題はないのか?

通常使用する分には大きな問題はありませんし、特に困ったこともありませんでしたが…つい先日、少々困ったことがありました。

Googleアドセンス収益の振込口座設定で困った

先日、アドセンスの初入金に向けて、口座の設定を行いました。

通常であれば、給料の振込口座であって生活費の引き落とし口座にもなっているこちらの銀行の口座を登録したほうが私としては管理がしやすかったのですが、口座名義人の登録はカタカナで行う必要があったのです。

アドセンス側に登録してある名義は「オ オヤット」。銀行口座名義人は「オ オヤット」。文字だけ見たら別人扱いになりますよね、多分。同一人物なんですがね。

説明するのも面倒くさいので、仕方なく他行口座(オズ オヤット名義のもの)で設定することにしたのです。

一文字違うということは

振り込みなどをおこなうとき、カタカナ表記で振込先や自分の名前を入力します。このとき、一文字違うだけでもエラーになってしまい、銀行から連絡が入ってしまうのです。たった一文字ですが、されど一文字なのです。

金融業ですので、取引にはかなりシビアな世界なのです。

そんなことは働いている側が一番よくわかっていると思うのですが、その働いている側の人から「一字違い名義の口座を作らされた」私なのです。

さいごに

多くの銀行(ゆうちょ含む)では、きちんとこちらの申請通りの名前で口座の開設をしてくれます。(偽名はもちろんだめです)私の場合は、本名で口座を作ろうとしたのに「銀行側の都合である意味偽名にされてしまった」のです。

私もその時に「上の人を呼んでもらう」などの対応をするべきだったのですが、とっさの判断ができず、言われるがままになってしまったことを反省しています。

すでに口座開設から5年以上が経過してしまっているので今さら感はあるのですが、一度問い合わせをしてみても良いのかなと思っています。そして最後に…

口座の振り仮名が一字違いであることは利用者側からすると「まれに不便」なものです。銀行側は、利用者のことを第一に考え、もっと柔軟な対応をしていただきたいと思います。

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