PTA活動「嫌われる立ち振る舞い?」気をつけよう 実際にあった困ったこと

現在、高校生の娘と小学生の息子を育てていますが、子育てをしていると、必ず1度は経験をすることになるPTA役員や委員。私もこれまでに、5年間はPTAの何かしらのお手伝いをしてきました。

間に「コロナ禍」もあったりで、3年間は「ほとんど活動が無い状態」でしたし、基本的には特に問題なく活動を終えることができたように感じます。

しかし、中にはちょっと「やりづらいな…」と感じてしまう保護者もいるわけで…。

やたら先輩風ふかせる「PTA委員経験者」

PTA活動は、組織です。

会長がいて、副会長、本部役員、各委員長&副委員長がいて、平委員と続くことが多いです。各委員長は本部役員が兼任することもあり、本部会での決定事項をもとに委員会活動をおこなっていきます。

私の住んでいる地域では、

  • 小学校は子ども1人につき2回
  • 中学校は子ども1人につき1回

の役員または委員をおこなうように決められています。

当然、自身の子どもの人数が多い人は、それだけ多くの役をこなす必要があり、中には「PTAに詳しいベテラン保護者」もいます。

そういった人が本部役員として活動してくれるのであれば、とても心強いと思うのですが、必ずしもそうとはいきません。(本部役員はみんなが敬遠しがちです)

そうなると、

  • PTA初参戦の「本部役員」が各委員長となって活動を仕切る
  • 平委員の方がPTAの活動内容をよく知っている(何年か経験がある)

という、ちぐはぐな状態になることもあります。

実際には、私が副委員長として活動していた時がそうだったのです。

この年は、私の友人が広報委員会の委員長(PTA副会長と兼任)をおこなうことになり、その補佐として私が副委員長をお願いされました。私はもちろん、友人も「初めての広報委員」でした。

それでも、お互いに相談しながらなんとか年間予定や、広報誌の段取りなどもおこなっていました。

そしていざ、初委員会の日、友人の慣れない司会の下でおこなわれた会議中、「ベテラン広報委員」が口出しをしてきました。

  • これはそうじゃなくてこうしたほうが良い
  • 今まではそんなやり方ではなかった
  • パソコン得意だからやってあげるよ
  • 3年目の広報委員だから何でも知っている

委員長が変われば、委員会の方針も変わりますし、もちろんやり方も変わります。それまでと同じようにならないことも多いです。

広報委員会には絶対に必要である「パソコン業務」も、当時副委員長であった私が引き受けておこなっていました。

「このベテラン保護者」に関しては、「3年目だから何?」が正直な感想であり、「アドバイスをくれる」くらいであればまだしも、運営や役割分担についても「余計な口出し」をしてきたため、私たちはやりづらさを感じてしまっていました。

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「パソコンを教えてほしい」など本来の役割以外のお願いをされる

これも広報委員会での話ですが、私たちの学校では2~3人が1チームになって、広報を作ります。全6~8チームでき、各チームが年1回ずつ発行するのです。

「広報」と言っても、保護者と地域住民に回覧してもらうもので、「手書き可」というくらいゆるいものです。広報委員会に入ったとはいえ、「パソコンが苦手」という人も一定数います。(委員長はパソコン苦手でした 笑)パソコンが苦手な人は、「写真撮影」や「印刷」という仕事をしてもらうことも可能でしたが、とある保護者さんが、

「多少パソコンができるので、少しだけ教えていただければやれると思います。」

と言い出したのです。

少しだけなら…ということで、委員会終了後に少し時間をとって「パソコンでの広報の作り方」を教えることになりました。

ところが…。

この保護者さんは、「パソコンの電源の入れ方切り方すら知らないレベル」の人だったのです。どう考えても、5分10分で「広報の作り方」を教えるところまではいかないだろう…。と判断した私は、「手書きでの作成」または「パソコンができる家族に作ってもらう」ことを勧めました。

しかし、この保護者さんは「自分でパソコンを使って作りたい」と言い張り、結局別日にも教えることになってしまいました。

PTAはみんな時間を作って活動をおこなっているため、個人のわがままに付き合わされるのもなんだかなと感じてしまいました。パソコンが使いたいなら、その専門の教室に行ってくださいというのが本音です。

結果的に、その保護者さんは自身で作ることをあきらめたようで夫に作ってもらいましたと平然と提出してきました。←これにもモヤッとしました。

学校の先生に直接文句を言う保護者

これは、中学校のPTA役員決めの日の出来事でした。

PTA役員を決めるときは、本部役員や本部役員から依頼された人が司会進行としておこなうことが多いので、学校の先生は「事の成り行きを見守る」だけなんです。

しかしこの日は、担任の先生が重い口を開きました。

「○○さんのお母さんですが、今朝学校に電話をしてきて…『PTAに賛同できないから、役員はしません』とおっしゃっていました。」

と。

確かに、PTAは任意加入ですし、強制はできません。しかし、子どもの学校では「(いやいやであっても)みんななんとなくPTAの仕事をこなしている」ため、一瞬 場の空気が凍り付いたのは言うまでもありません。

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学校に怒鳴り込んでくる人

「我が家は子どももたくさんいるし、シングルマザーだから絶対に無理。」

と学校に怒鳴り込んできたお母さんも。

いやいや私もシングルマザーですけど?しかも頼ることのできる親族もいません。
そんな人もいる中で、世の中のシングルマザーが肩見せまい思いをするような言動はやめていただきたい!

しかもこの家、おばあちゃんと同居していたんです。甘えるな!!が本音です。

委任状なしで「役員決め欠席」を貫く人

毎年役員選出会には「絶対に顔を出さな人」も存在します。そしてこういった人は、「委任状」も出さない傾向にあります。

学校や、そのクラスの司会者によっても、「委任状なしでの欠席者」の扱いについて違いがありますが、

  • 「決定に従います」という委任状が無い状態での欠席者に、役員をやってもらうのは後々トラブルになりそうだからあえて外す
  • 委任状が提出されているされていないに関わらず公平に役員選出をおこなう

概ね、このどちらかの対応となります。

いずれにしても、「またあそこの家か…」と悪いう印象を持たれてしまいますし、子どもにも肩見せまい思いをさせないとも限らないので、役員決めなど欠席する際には、委任状の提出など決まりに添って対応したいですね。

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さいごに

今回は、実際にあった困ったことをいくつか書いてみました。

各家庭ごとに様々な事情があるのもわかります。私のようなひとり親家庭のお母さんだと、PTAの活動そのものが大きな負担となってしまうこともわかります。でも、実際には、

  • 会合など、どうしても行けないときは連絡して休む
  • なるべく生活に影響が出ないような仕事を回してもらう・引き受ける

など、やり方によってはひとり親であっても充分に役割を果たすことも可能です。

学年に1人2人は残念ながら、「え?」と思われる行動をとってしまう保護者が見受けられます。PTAは圧倒的に女性が多く活動していますので、やはり噂になってしまうことは避けられません。

あってはならないことですが、あることないこと噂されてしまうリスクもあります。

そういったリスクも今一度考えて、お互いに気持ちよく活動をできるように配慮する必要もありますね。

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